アナウンサーブログ

市脇 康平

市脇 康平Kohei Ichiwaki

詳しいプロフィール

プロフィール

生年月日
1975年6月24日
出身地
愛知県豊田市出身
入社年月日
2000年10月入社

担当番組

「ちかくナルナル なるちか!」(土 午後5:00~)
「らぶちゅちゅ」(木 深夜0:20~)
「交通安全ココワンTube♪」(木 午後6:55~)
「高校野球実況」ほか

一つの夏が終わりました2007年7月30日

第89回全国高校野球選手権愛媛大会はきょう決勝があり、私実況を担当させてもらいました。
試合は今治西が済美を破って、3季連続甲子園を決めた…といえば簡単ですが、痺れましたぁ。

5回まで両者スコアレスで試合を折り返すと、6回に1点ずつを取り合い、終盤は堅守に阻まれ、
9回裏2アウト満塁からの内ゴロは、まさに優勝旗がどちらに渡ってもおかしくない場面でした。

11回表、熊代投手が勝ち越しのタイムリーを放ち、直後の回を抑えた瞬間、その時が来ました。
今治西が2回目の連覇と共に「俺もできなかった(解説:阿部信行さん)」3季連続甲子園出場を
決めたのでした。

試合後の両チームの指揮官の談話をご紹介します。

今治西・大野監督「今春甲子園で悔しい負け方をした後、極度の不振から抜け出せなかった。
それを選手たちはよく乗り越えてくれた。(熊代投手については)去年優勝の瞬間、マウンドに
立たせてやれなかった。でも、自分でやってくれた。素晴らしいと思うし、3年生選手の成長を
嬉しく思う。目標は優勝旗を取りに、もう1度チャレンジしたい」

済美・上甲監督「選手たちはよく戦ってくれた。熊代投手は素晴らしい投手。三振したら調子に
乗ってしまうので喰らいついていく練習を前日にしてきた。思い通りの試合運びだったが、延長
11回は2点目が非常に痛かった。負けたのは監督の責任」

最終的に勝利の女神は今治西に微笑みましたが、緊迫する展開や場面が次々と現れるたび、
「もっとこのまま両者の対決を見ていたい」…そんな気持ちにさせられました。

さぁ今治西の選手たちには、敗れてしまった62校の思いと共に、甲子園で暴れてもらいましょう。
選手の皆さん、監督や部長、コーチ、関係者、ご家族、地域の皆さん、本当にお疲れ様でした!

日曜日の午後のような…2007年7月27日

気がつけば勝ち残ったチームは4校。厳しく激しい戦いが続いていると気がつかないのですが、
ふと立ちどまると、すでにトーナメントは終盤。残る試合は準決勝2試合、そしてファイナル…。

見ている側は楽しいけれど、このドキドキがずっと続いたらなと思うのだけれど、そうもいかない。
この気分は…う~ん…そうですね、日曜日の午後、サザエさんを見ながら食卓を囲む気分です。

その一方で、通勤途中で見かけるのは自転車に乗ってグラウンドへ向かう野球部員の姿です。
肩がけのバックを見れば既に敗れたチーム名が…。来年へ走り出したチームもあるんですよね。

勝負って、なんて酷なものなんでしょうね。自分なら、ふと怖くなって逃げ出してしまいそうです。
それでもひるまず立ち向かっていく、そんな球児たちにもう少し注目していきましょう。
あす休養日を挟んで、あさってから大会は再開されます。

最後の最後で…2007年7月26日

「6回に入ってから監督に言われてキャッチボールしていたので、急と言うわけではありません…」
三島高校の背番号15、松島享平投手。3番手でマウンドに上がったのは、6回ウラ2アウトから。

「過去3試合は登板機会がなく、周りから<いつ投げるの?>とばかり、聞かれていました。でも、
いつでもマウンドに行けるように、準備だけはちゃんとしていました」。しかし、先頭打者には四球、
次打者にヒットを打たれて、あと1アウトで攻守交代だったチームを助けることはできませんでした。

マウンドを降りる彼をベンチからは労いの声が、一塁側の応援スタンドからは拍手が送られました。

「(マウンド上に立って、18.44メートル向こうに立つ済美の選手たちは)とても大きく見えました。
自分もそんなに大きくないけど。アウトは取れませんでしたが、投げることができてよかったです」

「バッターボックスに立つ済美の選手は大きかったですね。体もゴツイし、当たれば飛びそうだし。
悔いのないように投げよう、とだけ思っていました」と語る松島投手は穏やかに応えてくれました。

そんな彼にきょう一番のボールは何ですかと尋ねると「2人目の右打者インコースへのストレート、
ファールになりましたけどね…」と表情を全く変えず、応えました。

一番辛かった思い出は、高橋投手や酒井投手らピッチャー組で厳しかった練習。でも、それを
乗り越えることができ、きょう掴んだ準々決勝のマウンドを彼は喜んで受け入れたと思います。

後輩へは「練習の成果を出せるよう頑張ってほしい」と小柄なサウスポーは最後まで笑顔でした。

三島高校は16年ぶりのベスト8。過去3年間は校歌を歌うことを許されませんでしたが、今年は
3回も歌うことができました。

最後の夏を迎えるまで2007年7月25日

「実は…調子が悪くて野球辞めようかなと思った時があるんですけど、アイツに説得されたんです」

3年生にとっては最後の夏、幼い頃からの夢だった甲子園へのチャレンジはこれがラストチャンス。
とはいえ、憧れの舞台を目指したものの、何らかの理由でチームを離れる仲間もいたと思います。

あきらめるのは簡単だと思うし、自分だけ頑張るのもできるんでしょうけど、それだけじゃなくて、
戦ってきた仲間を思い「野球を続けようや」と声をかけるなんて、ちょっとカッコいいなと思いました。

これから迎える勝負を前に、彼は言いました。「不安はあるけど、いけるところまで頑張りますよ」。

彼はウォーミングアップでうっすらと額に浮かべる汗を拭いながら、静かを体をほぐしていましたが、
きっといろんなことを胸にしながら、グラウンドに立つんだろうなと思いました。それは自分のため、
支えてくれた人のため、そして、この日を迎えることができたアイツのために…。

1日お休みして申し訳ありません2007年7月24日

第89回全国高校野球選手権愛媛大会は、きょうから3回戦に突入しました。ベスト8入りをかけ、
梅雨明けしたばかりの夏空の下、松山と西条で、選手たちが懸命のプレーを見せていました。

あすも松山と西条で合計4試合がありますが、それが終わるとベスト8が出揃うことになります。
選手たちがベストを尽くせるようにお祈りするとともに、急に気温が高く日差しも強くなったので、
応援で駆けつける皆さんが体調を崩されないよう、休養と水分を取られることをおススメします。

あすも第2試合担当です。

手に汗握る展開で…2007年7月22日

松山の第2試合・南宇和と大洲は息詰まる投手戦の末、スコアレスのまま、延長戦へ突入。
12回表に南宇和が1点を挙げるものの、直後のイニングでは南宇和の守備の乱れで同点、
さらには9番・谷本のタイムリーが出て、大洲がサヨナラ勝ちを収めました。

南宇和高校の猪崎投手「最後の詰めが甘かった。みんなが取った1点を絶対に守ると誓い、
マウンドに向かった。最後の球はスライダー、抑える自信はあった。同点になってもいつもの
ピッチングを心がけた。一番思い出に残る試合となった」

細田監督は試合後、涙を流しながら、
タイムリーエラーをして倒れこんでしまった選手のスパイクを脱がせて、声をかけていました。

大洲高校の谷本選手「ストレートの球威が落ちているとのベンチの判断があったこともあって、
ストレートを狙っていきました。コースはやや高め。ボールを捉えた瞬間<行った>と思った」

柳野監督「延長12回は1失点に抑えたのが大きい。ベンチは落ち込んでなかった。その裏、
ストレートに的を絞っていた。<気持ちで負けるな>とだけ言って背中を押した。井上投手も
よく粘ったし、キャッチャーの岩田もしつこいほど粘り強くリードしたと思う」

第3試合・北宇和対松山北も終盤まで勝負がもつれました。北宇和は1点リードの8回ウラ、
先発の3年生投手をリリーフした2年生が制球を乱し、連続押し出しで逆転負けを喫しました。

4月から指揮を執る吉田監督「ナイスゲームだった。8回にもう1度、エースを起用した時に、
気持ちで行ってくれると信じていたが、その期待に応えてくれた。選手たちには、<お前らは
最高だ>と言葉をかけたい。3ヵ月しか一緒にいられなかったけど、3年生には感謝している」

エースの竹本投手「前半安定していなかったのが悔やまれる。最後まで諦めず明るくできた。
(8回のピンチで2度目の登板は)きょう一番自信があったストレートを信じて投げられたと思う。
逆転を許した2年生投手はオレより力はあるので、これからもっと頑張って県を代表するような
ピッチャーになってもらいたい」

監督も選手も涙に濡れた1塁側ベンチでは、グラウンドを見つめて微動だにできない選手や、
<今までありがとう>と言いながら握手を求める選手もいました。しかし、最後は2年生投手を
みんなで励まし、手分けして掃除を行い、ベンチを後にしました。

テレビ中継は7回終了時、北宇和が1点リードしている展開までお伝えしていました。ところが、
今日あたりの試合を見ていると、やっぱり勝負って酷なんだなぁと感じさせる試合が続きます。

もっとあの選手が見たかったな、もっとあの勝負を楽しみたいな…と見るこちら側は勝手ですが、
現実を目の当たりにしている放送席も、実は涙を浮かべていることがあるんです…。

愛大附農として最後の夏2007年7月21日

明治33年、県農業学校として創立した愛媛大学農学部附属農業高等学校。大学の附属高校は
各地にあるんですが、農学部の附属高校は全国を探してもここ1校だけです。現在は総合学科に
376人が在籍。野球部は1978年創部、現在は女子マネージャー2人を含めて26人がいます。

19日に愛媛大の再編計画が発表され、4月から「愛媛大附属高校」になることが決まりました。
「校名がなくなるのはさすがにショックですね…」部員の1人は複雑な胸の内を語ってくれました。

「そういうことが判ったから、開会式の入場行進は目立ってやろうと思ったんです」とは光宗監督。
母校率いて7年目、ユニフォームもローマ字表記から「愛大附農」へ変えて臨んだ夏でした。

「開会式で知事にコメントしてもらった」と光宗監督が笑顔で話せば「涙が出そうになりました」と
2年マネージャーの柳井翔子さん。現在の校名で戦うのは最後の夏、当然気合は入ってました。

3年の日野正陽(ひの・せいよう)捕手は去年大会前、左目にボールを当てるアクシデントで入院。
1回戦はテレビ観戦となりました。さらに一塁手からコンバート後、今年2月には左手首を骨折…。
2ヵ月治療で春の大会は欠場、この夏にかける1人でした。

山本主将は1年生だった秋から冬。神社階段を使った上り下りをはじめ、ダッシュの繰り返しなど、
想像以上の厳しいトレーニングで「境内でも、校内でも吐いていました」と振り返りました。そして、
厳しい練習で辞める部員もいましたが「野球をやらせてくれる人の気持ちを考えろ」と光宗監督に
言われて、思い留まったそうです。

そして、試合前日の昨日。午後2時30分からの約1時間半。フリー打撃やノックで仕上げました。
今年春に卒業したOBからの激励の後、最後のミーティングでは光宗監督がこう締めくくりました。

「エラーしたらオレの責任。グラウンドの上では必ず全力で走ろう。緊張する選手もいるだろうから、
みんなで声を出して盛り上げよう。それでも緊張するなら抱きしめてやる、後で電話してもいいぞ」

みんなの願いは結果に繋がりませんでしたが、プライドを持って戦えたのではないかと思います。
1試合、わずか2時間前後で悲しみに沈んだ気持ちも、それまでに、それ以上、過ごした時間が、
本当の宝物であり、そこで築き上げた絆が本物の仲間との繋がりなんだと思うし、信じています。

愛媛大会5日目、63校全てが夏の舞台に立ちました。初戦を突破したチームは、これまでに姿を
消してしまったチームの選手が流した涙の分も、必死になって頑張ってほしいと改めて思います。

フレッシュオールスター②2007年7月21日

19日、同業他社の同期や知り合いが松山に来ていました。名古屋にあるCBC・中部日本放送の
若狭敬一アナウンサーは大学時代、共に就職活動をした仲間。現在は、中日ドラゴンズ応援番組
「サンデードラゴンズ」のMCを担当しています。私が小学校の頃から続く老舗番組なんですよ~。

「いやぁ~ボンちゃん!久しぶり!どうもどうもどうも!どう?松山は何年目?随分と長くなったね」
いきなりのハイテンショントークはいつになっても変わらない。頭の回転も速く、マイペースだけど、
物事の見方や捉え方は、こちらが勉強になるばっかり。こういう再会は嬉しいし、刺激になるなぁ。

その他、文化放送のスポーツアナウンサーとして活躍中の槇嶋アナウンサーにも試合後に再会。
テレビ朝日系列で行われた高校野球の実況研修で知り合って以来、たまに顔を会わせますが、
以前は新潟で勤務されていたこともあり、川越アナウンサーらとともに酒を手に、語り合いました。
(←もちろん私以外、日本酒をガンガンやってました!さすが、酒どころにいただけはありますね)

こういう出会いはたまにあり、去年2月には愛媛FCの鹿児島キャンプで、静岡放送の岡村アナと
ジュビロ磐田とのテストマッチ明け終了後に飲んだことがあります…って飲んでばっかりやんか!

社会人10年目、フレッシュオールスターをきっかけに、もう1度「若々しい」気持ちで頑張りたいと
思います…体は戻れないけどね(苦笑)。

フレッシュオールスター①2007年7月21日

19日は中継がありませんでしたが、プロ野球フレッシュオールスターのセレモニー司会のため、
18日までと同様、坊っちゃんスタジアムへ足を運びました。当然、雰囲気はまったく違うけど…。

「大変皆さま、お待たせっ…せ、致しました。ようこそ、松山の坊っちゃんスタジアムへ…」ってね。
いきなり噛んでしまいました(涙)。映画の試写会で150人いるだけでも緊張して汗が出るのに、
当日の観客数は、主催者側の発表で1万3090人!一言喋るだけでスタンドがドッと湧きます。

てなわけで、たっぷり汗かいたらバックネット裏へ移動して試合を観戦する事にしました。すると、
甲子園球場で場内アナウンスしている池田さんの姿に感心!場内アナウンスといっても漫然と
喋るだけではなく、自らスコアをつけ、ベンチの動きを見ながら、主審が選手のコールをする前に、
「ピッチャーは○○ですね?」と窓を開けて主審に向かい、選手交代の確認をするわけですから。

これまではテレビカメラなどで、主審がバックネットに向かって「ピッチャーは○○!」ってな感じで
選手交代をコールする場面はよく見ましたけど、まさかそれが全く逆の状況で見られるなんて!

「へぇ~」と感心しながら県関係選手のプレーにも注目!サーパスの阿部健太、阪神の高橋勇丞、
四国アイランドリーグ出身で広島の中谷翼。大活躍といきませんでしたが、かつてプレーした地で、
今度はプロ野球選手として戦う選手たちに、スタンドから温かい声援と拍手が贈られていましたよ。

試合が終わったら閉会式でまたしてもマイクの前へ。優秀選手と最優秀選手の発表などしまして、
無事に(?)何とか当日与えられた役を終えることができました。メデタシ、メデタシ…。

いつもは黄色いポロシャツですが、この日はクールビズスタイルでバッチリ決めたつもりでしたが、
必要以上の緊張が伝わったらしく、各方面からお気遣いいただきました、ありがとうございました。

最後の1球をめぐり…2007年7月18日

松山の第1試合、4対4で迎えた9回裏、内子は4番竹本の適時打でサヨナラ勝ちを収めました。
「去年と同じ流れ。逆転されても動じなかったし、<これから><まだ行ける>などと思いながら、
ベンチは盛り上がっていました」とマネージャーの谷岡美乃さんは、満面の笑みを浮かべました。

内子の名本監督は「しびれましたね。終盤勝負と思っていました。ミスが出たり逆転されたのは、
計算のうちです。点が取れる時に取れてよかった。主将が出て、4番で決めるなんて…嬉しい」。

サヨナラ適時打の4番竹本は「打ったのは真ん中、ややアウトコースのストレート。当たった瞬間、
<もらった>と思った。思い切ってバットが振れた。今まで野球をした中でも一番嬉しいです!」。

一方、サヨナラ負けを喫した松山城南。永井監督は「ここ1番で打てなかったのが痛かったです。
最終回を2点、3点リードで入りたかった。投手は最初の四球で交代することを伝えていました」。

先発したものの、失策と四球のわずか5球でマウンドを譲った背番号1の別府は「エースとして
何もできず悔しい。3年生は人数少ないが、1年から試合に出してもらい、気持ちも1つだった。
この野球部のみんなで、もう少し野球をやりたかったんですが…。最後まで戦えたと思います」。

サヨナラ適時打を打たれた2番手の仲原「最後は、自信のあるストレートを投げることができた。
2ストライクまでは追い込んだが、内子の竹本君の方が上だったということ。悔いはありません」。

1球で試合は決まりました。しかし、その1球に至るまでには、どちらにもチャンスがありました。
有利だとか、試合の主導権を握ったとか、2時間の試合の中で、私達はいろんな見方をしますが、
改めてゲームセットまで気を許すことはできないことを感じた試合だったと思います。

あすはフレッシュオールスター開催のため、松山での試合は西条ひうち球場で行われますので、
どうぞご注意下さい。また高校野球中継もお休みしますが、夕方のニュースBOXではちゃんと、
熱戦の模様をダイジェストでお伝えしますので、お楽しみに。

文太の夏2007年7月17日

3月15日、練習中のスライディングで右足を骨折。医師から「夏の大会はムリ」と言われた…。
帝京第五高校の3年生トリオの1人、津田文太です。

中学校の時は控え選手で、高校に入ってからもなかなか芽が出ませんでしたが、一生懸命に
練習に取り組んだ結果、去年の新チーム結成後は「4番セカンド」を務めるまでに成長しました。

期待された中でのアクシデント。ところが「ムードメーカーとしても引っ張ってくれたし、嫌なことも
やってくれた(平井主将)」こともあり、選手らの間では「文太の分も」が合言葉になっていました。

学校では生徒会長、持ち前の負けん気の強さもあって「人間的に成長してきた(綿井監督)」。
病院にはチームメイトが見舞いに駆けつけ、さらに復帰へ向けた闘志が湧き上がっていました。
なんとかグラウンドに立ちたい、もし最後の夏、間に合うのであれば「代打の切り札」として…。

大会2日目第1試合、背番号4をつけた津田は試合前のアップからグラウンドでノックを手伝い、
試合中はサードベースコーチとして、チームを鼓舞しました。目の前をランナーが通過していき、
先制点も奪うのですが…。途中で逆転を許し、最終回に追い上げますが、「代打・津田」という
コールはありませんでした。

試合後、平井主将は「やることはやった。ただ、最後に文太を出してやれなかったのが心残り。
やっぱ…文太とやってきたんで…。文太を出せるようなピッチングができなかった」と肩を落とし、

「勝たせてやれなかった自分が悪い。それと…最後に文太を出してやりたかったんですが…」
ベンチ裏に引き上げてきた綿井監督は一度ヒザを床に落として、「すまなかった」「ありがとう」
そう言いながら自ら手を差し出し、一度流した涙を拭いながら、3年生1人1人を労っていました。

「負けると思ってなかったので悔しいです。野球の技術というよりも人間的に成長できたと思う。
きょうは自分も一緒にプレーしているつもりでやっていましたが、みんな本当に頑張っていました。
今は感謝の気持ちでいっぱいです」津田も試合後は人目をはばからず、涙を流していました…。

この大会、津田は部員のイニシャルを帽子の裏にぎっしりと書き込んで試合に臨んでいました。
それに対して、平井主将らの帽子の裏には「文太の分も」とのメッセージが書かれていました。
試合にこそ負けてしまいましたが、人を思いやる気持ちはどこにも負けていないと思いました。

感謝と敬意の選手宣誓2007年7月16日

台風の影響で開幕が遅れた愛媛大会がようやくスタート、63校が夏の舞台にやってきました。
午前11時から開会式があり、曇天もなんのその。およそ1200人による堂々の入場行進でした。

そして、選手宣誓は先月24日に開かれた組み合わせ抽選会で選ばれた、新居浜工業高校の
伊藤塁大(いとうたかひろ)主将が行いました。注目のコメントは、素直な真っ直ぐなものでした。

「野球を支えてくれた保護者に感謝し、野球を通して相手を思いやる心を教えてくれた全ての人に
敬意を評し、甲子園を目指して、正々堂々と戦うことを誓います…」感謝と敬意が心に響きました。

「100点満点です…ちょっとマイクが途切れたのはありますが…」と苦笑いで振り返る伊藤主将。
今月に入り文章を考え、仲間に見守られながら体育館の舞台で毎朝練習を繰り返してきました。
「もっとハキハキ言わんかい!!とか、もっとしゃんこら言わんかい!!って言われました(笑)」

スタンドには母親と姉2人が来ていました。「塁大」と名づけるほどの野球好きな父親は出張で、
アメリカへ。今朝は伊藤主将にメールで「頑張って」という短いメッセージが届いていたそうです。
「小学校からやらせてもらったし、短くてもその一言の中にはいろんな思いが詰まっているのが、
よく分かりました。本当はお父さんの方が辛かったと思います」

伊藤主将は練習の声も一番大きいガッツあふれるキャプテンで、和気藹々にも発言力があります。
ところが、その左手は内出血を繰り返し、膨れ上がった人差し指は常に紫色で冷たくなることも…。

去年春、キャッチャーミットを買ってもらいましたが「早くチビッた(本人談)」ため、見かねた父親が、
新しいミットをオーダーしてくれたそうです。「たぶん、コイツ(高地投手)の球のせいですよ」と半分
はにかみながら答えましたが、来る日も来る日も歯を食いしばって、エースの球を受け続けました。

新居浜工業は大会3日目、第2試合で第3シードの新田高校と対戦することが決まっています。
「勝ち負けというよりも支えてくれた人たちに感謝の気持ちをもって、試合に臨みたいと思います」

愛媛FCと愛媛選抜2007年7月15日

きょうも残念ながら高校野球が中止となってしまいました。開幕が2日遅れるのは私自身初めて。
選手や監督は調整だけでも大変だと思います。でも、明日からは暫く天気が安定しそうですから、
ぜひ青空の下で思いのたけをグラウンドの上で1つ1つのプレーにぶつけて欲しいと思います…。

その一方で、中止だからと気が抜けてしまい、昨夜は独りで深酒してしまいました、情けない…。
けさ、北条スポーツセンターの改修セレモニーへ行こうとしたら案の定、寝坊。これまた情けない。
鋼のように固くなった体を起こしたのは、何と昼前(涙)。飯を食わずして、車に飛び乗るのでした。

午後2時からのエキシビジョンマッチには間に合ったというか、もう試合を始めていたようでして、
眠い目をこすりながら試合を見て…いろんな方と挨拶をして試合を見て…気がつけば午後4時!

明日からの準備でこれまた慌てて自宅に帰って…そうこうしている間に1日が過ぎました、はい。
もう愛媛FC対愛媛選抜っていうタイトル関係ないやん…。とにかく明日朝、寝坊は避けなくては。
またまた、そうこうしているうちに寝床へと戻るのでした…。こんなんで大丈夫か?!

雨と風の影響で2007年7月14日

きょう予定されていた高校野球選手権愛媛大会は荒天のため、開会式を含む大会1日目が中止。
延期されましたが、この日のために努力を重ねてきた選手のためにも天気になるといいですが…。

きょう予定されていたJ2第28節「愛媛FC対セレッソ大阪」は中止となり、18日に延期されました。
なおチケットの取り扱いなどは、愛媛FCホームページをご覧ください。さすがに台風が相手では…。

雨風ともに強く、波も高い状態が続きますので、今後の台風情報、気象情報にお気をつけ下さい。

監督の胸のうち2007年7月13日

「あ~そうですねぇ…いつもなんですが、もう少しコイツらと野球がしたいと思うんですよね」

夏の高校野球開幕2日前、ある高校の監督に大会直前の気持ちを尋ねた時のコメントです。
私もそうですが、監督も時間の経過が早く感じられるようで、年々その思いが強いようです。

入学から選手がコツコツ練習を重ねる如く、監督もコツコツと指導を重ねてきました。それが、
あと数日で終止符が打たれるなんて信じられない…その気持ちは、私もかつてあったような。

練習が終わってから、三塁線に整列して、お腹の底から思いっきり校歌を歌う…こんな風景も、
いつしか記憶となるんだろうなと思うと切ないですが、現役の選手たちはそんなことを微塵も
感じさせないくらい、それはそれは大きな口を開け、胸を張って、校歌を歌い上げていました。

開幕直前のミーティングでは、どの学校でも背番号が監督から直接手渡されると思いますが、
その時「選手たちには、どんな言葉をかけますか?」と聞いたら、こんな答えが返ってきました。

たとえ背番号があってもなくても、1ケタでも2ケタでも、それぞれがそれぞれの持ち場で、
戦ってほしい、ベンチ入りメンバーはその代表として戦ってほしいんだと静かに語りました。
そして、こう締めくくってくれました。

「周りがどう評価しようとしたとしても、1試合や2試合で評価しようと思わない。それはみんなも
分かっているはず。でも、これは大会の前には言いません。夏の終わりに話そうと思います…」

またまた行きました2007年7月12日

夏の高校野球もあと2日に!そういうわけで、昨日も今治へ足を運びグラウンドにお邪魔しました。
監督に大会への意気込みを伺うこともさることながら、その土地ならではのお茶も楽しみなんです。

ふいに立ち寄った喫茶店で飲むアイスオーレとか、以前番組で紹介させてもらったメロンパンとか、
気がついたら約束の時間まで余裕がなかったり…なんてことも時々あります(←あぁ情けない…)。

さて、きょうもそろそろお出かけしましょうかね?寄り道もほどほどにね(笑)。

開幕を控えて2007年7月11日

全国高校野球選手権も89回大会を迎えることになり、愛媛大会もあと3日で開幕となりました。
「のびサタ」がお休みに入った分、少しずつ野球モードへシフトしているのですが、あと3日かぁ。

昨日は午前中に愛媛FCの鳥栖戦前日練習を見て、午後からは市内の学校にお邪魔しました。
練習そのものは1ヵ月前よりは少なくなりましたが、体のキレを落とさないように、打撃練習や
守備練習をしていました。選手たちの表情を見ると、気合も随分と乗ってきたような気がします。

いろいろと勉強もさせてもらいながら、グラウンドを眺めていると、高校球児…ではなさそうな、
でもノックを一緒に受けている…けど選手にアドバイスを送っている…ただ体つきや髪型が…。

「ども、以前はお世話になりました」って言われてようやく気がつきました。2年前の主将でした。
さすがに髪型もかわり、高校時代の華奢なイメージからは随分とかけ離れた体つきでしたねぇ。
体が全体的に一回りも二回りも大きくなっていたので、びっくりしました。

当時の指導者は「外に出てからの方が大きくなるのかな(苦笑)」とおっしゃっていましたけども
高校野球時代の厳しい練習があってこそですから、ね!より野球に集中できる環境もあるかも。

まぁそういうように、今の時期は大学生になったOBが母校に帰ってくるシーズンなんですよね。
先週も別の高校のグラウンドに行ったら、東京から帰ってきた懐かしい顔に出くわしましたね。

ただ最近はすぐに大学へ戻らなきゃいけないようでして、お会いしたOBも開幕前に帰るそうで、
ちょっと残念そうでした。以前は期間中もよくスタンドで見かけていたんですけど、ここ数年は、
大学のスケジュールも変わり、リアルタイムで見られない人も多いようです。母校の動向って、
やっぱり気になるものですけどねぇ。

追伸:2日前、枕元に置いてあったメガネを踏んづけてしまいました。「パキッ」と軽い音を立てて。

関係者さま2007年7月 9日

弊社の夕方にお伝えしている番組「eatニュースBOX」でご紹介している「高校野球学校紹介」。
今回は「夏の主役のプロローグ」と題してお送りしておりますが、きょうで63校全てをONAIR!

今年も(というか毎年)関係者の方々にはご迷惑をかけっぱなしで、大変お世話になりました。
おかげさまで、全ての取材が終了し、編集を終えて…ということになりました。ホッとしてます。
本当にありがとうございました。

早くも今週土曜日から開幕となりますが、夏の主役と主役を支える皆さまのご健闘を祈りつつ、
今から大会を楽しみに、ちょっとずつ自分も中継に向けた準備を進めていきたいと思っています。

今年の高校野球も開会式から閉会式まで、坊っちゃんスタジアムから生中継でお伝えします!

動物園にて…2007年7月 9日

土曜日の「のびサタ」はいかがでしたでしょうか?私はちょっとだけ特集のお手伝いをしました。
県立とべ動物園でのお宝探し~だったんですが、あの園内ののんびりさは番組以上かも?!

いつも思うのが入園料の安さ、大人300円ですから。そんでもって土日を中心にイベントもあり、
動物たちの優しさに近づけたり、中には直接触れたり、あの雰囲気はいつ行っても面白いです。

今回は特別に取材ということで、平日にもかかわらずカバのハグラー君に餌やりをさせてもらい、
コンドルの「どんだけ君」に触れてみたり、スローロリスのハリーちゃんに握手してもらったり…。

大沢逸美さんの「最近、手を握ってもらってないでしょ?」なんてツッコミ、お構いなしだもんね!
…でもハリーちゃんの「ギュッ」と人の指を掴む時のホールド感は小さいけど、なかなかですわ。

それから、私の飼育員姿もなかなかイケたのでは?あ~写メでも撮影しておけばよかったな。
スタッフには、坊っちゃん姿に次ぐ、なかなかの「コスプレ」だったとの評価もあったんだとか?

園内の展示方法はこれから徐々に変わるそうですので、今後もとべ動物園に注目なのだっ!

久しぶりに2007年7月 4日

先日お休みをいただいたので、ようやく出しそびれた夏物と入れそびれた冬物を整理しました。
まぁ攻守交替といいますか、こたつの掛け布団まで出ていたくらいですから大変でした(苦笑)。

そこで気がついたこと。サイズが合わない服が出てきた、寝室が随分広く感じたこと…などなど。
ネクタイも点々としていたので拾い集めたら大そうな数になりました…ちゅうか酷い状態ですね。

ついでに台所付近の掃除をして、洗濯もして、久しぶりにご飯も炊いてみました。炊くといっても
別に鍋で炊くわけじゃないし、洗米してスイッチを押すだけですから、誰でもできますよね、ハイ。

炊き立てのご飯を想像したら、卵かけご飯が食べたくなったので、近所のスーパーへ。卵の他、
野菜なども買い込んで、これまた久しぶりに調理もしちゃったりして、旨いかどうかは別にしても、
良い気分転換になりました。え?お代わりはしたかって?…愚問ですな、だんな。

ウッチー初ゴール!2007年7月 2日

JFL時代から続く因縁の対決、温泉ダービーとも言われる「ザスパ草津対愛媛FC」。今季から
愛媛に移籍した内村圭宏選手の2得点の活躍もあり、愛媛が4試合ぶりの勝利を挙げました。

その試合も試合開始から衛星中継で見ていましたが、立ち上がりからとにかく積極的でした。

「飛ばしていた」くらいのペースだったではないでしょうか?試合前、たまたまインターネットで
前回対戦後のコメントを読み直したら「なんとなく始まって、セットプレーで失点して、そのまま
終わった」といったフレーズが目に飛び込んでいました。そうか、そういうこともありましたね…。

ただ、昨日は草津を上回るプレスでボールを奪い、ポゼッションする時間も増やし、相変わらず
フィニッシュに向けた精度に課題を残しながらも、徐々に相手ゴールに迫っていく、ゴールへの
距離が確実に近づくのを感じました。そして、後半開始まもなく、内村のゴールが生まれます。

相手選手のトラップの隙をつきボールを奪った井上は一度、右MFの赤井に預けて前線へ走り、
再びパスを受けるとゴールへ飛び込む田中と内村を信じて、グラウンダーのパスを入れました。

田中には当たらなかったものの、その後ろからゴールへ向かって突進してきた内村があわせて
愛媛に先制点が入りました。その場面を何度も見ていたら、昨季の終盤に札幌ドームで見せた
6秒シュートのような、見事な連携と迫力を感じました。会社でモニターを見ながら声をあげて、
握りこぶしを突き上げたのは言うまでもありません(笑)。

2点目も大山のプレッシャーから生まれたチャンスに、落ち着いて内村が左45度からシュートを
決めてくれました。「これまでチャンスでなかなか決められなかった」という内村選手にとっては
ホッとしたでしょうね。ホームの京都戦で決められなかった時は、どうしようかと思ったのですが。

内村のゴールもさることながら、そのチャンスメイクは全員サッカーならではの、ちょいと泥臭い、
その一方で華麗さと力強さを感じるものでした。まだまだ空回りもするし、無駄もありますけど、
それは今後を見据えているから。実践で積み重ねた経験は、着実にチームに浸透しています。

さぁ温泉ダービーの後は、なんと四国ダービーです。徳島は京都に4対0で大敗していますが、
ダービーとなれば話は別。気を引き締めて試合に臨んでもらいたいですね。今週6日(金曜日)、
午後7時のキックオフです!

アナウンサールーム

アナウンサー
坂口 愛美

■坂口 愛美

吉井 万結

■吉井 万結

大堀 結衣

■大堀 結衣

長廻 雅美

■長廻 雅美

大沢 寧工

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市脇 康平

■市脇 康平

村上 健太郎

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戸谷 勇斗

■戸谷 勇斗

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