アナウンサーブログ

市脇 康平

市脇 康平Kohei Ichiwaki

詳しいプロフィール

プロフィール

生年月日
1975年6月24日
出身地
愛知県豊田市出身
入社年月日
2000年10月入社

担当番組

「ちかくナルナル なるちか!」(土 午後5:00~)
「らぶちゅちゅ」(木 深夜0:20~)
「交通安全ココワンTube♪」(木 午後6:55~)
「高校野球実況」ほか

行く7月、来る8月2010年7月30日

「自分たちもやれるんだと」「勇気をもらっています」

様々なチームの指揮官や選手が口にした先述の言葉。去年秋以降に見せてきた野村高校の快進撃を受け、高校野球選手権愛媛大会の期間中にも頻繁に耳にしました。しかも南予だけの話ではなく、県内各地から聞くことができました。

その野村がきっかけになり、この夏は第1シードで選抜出場校の今治西を破った川之石、27年ぶりのベスト8に躍進した北宇和など、南予勢の奮闘が見られました。そして、頂点に宇和島東が11年ぶりに立ったのも、その象徴的なシーンの1つといってもいいのではないでしょうか。

部員数の二極化が顕著になってきました。中予のチームなどでは大所帯となる一方、生徒数減少の影響で登録人数の上限に満たないチームも南予を中心に増加しています。加えて、選手権直後の新人戦では年々部員のやりくりに頭を悩ませるチームも増えています。部員数減少は練習メニューにも陰を落とすとのことですが、指導者の1人はこんな話をしてくれました。

「1人あたりの実践練習は絶対こっちの方が多いはずなんですよ」

緻密なプレーまでは網羅できなくても、実際にボールを使っての練習量が豊富だという見方です。普段の練習の中で~スイングする筋力だったり、走力や球際の粘りを身につけながら、プレーの予測、どのプレーを選択するかという判断力などを補う~というわけです。それらに加えて、少人数こそのチームワークだったり、幼なじみこその繋がりが猛暑の戦いの一助になることがあるかもしれません。

今年は日程に余裕があった分、随分と高校野球モードが長く続いていた7月でした。来る8月、牛鬼打線の活躍に期待しましょう。弊社では組み合わせ抽選会に関連し、特別番組を予定しています。4日午後放送です!

2010年8月がみなさまにとってよい時間となりますように…合掌。

夏の終わりは突然に…2010年7月28日

決勝直前。この写真を撮影後、雨が落ちる中で今年の愛媛大会の決勝が幕を開けました。それから約2時間が経過した9回ウラ、その場面は訪れました。

決勝直前.jpg

「だいじょうぶ!だいじょうぶ!」

3塁側、済美のベンチ前。キャッチボールの手を止めてマウンドに立っていたエースの鈴木に向かい、声を張り上げたのは控え投手の高岸でした。サイン交換に向けてキャッチャーに視線を移していた鈴木はその呼びかけに気づくと、高岸と目をあわせて1度だけ首を縦に振りました。

1アウト3塁から満塁策を採用した済美。鈴木が宇和島東9番・左打者の浅野に投じたシュートはバットの軌道とぶつかり、センターへの飛球となります。鈴木はその場面を回想します。

「うまく打たれましたが、強肩の臼井だったので大丈夫と思い、ベースカバーに回りました。しかし、そこから一体何が起こったのかは覚えていません。もう1度、甲子園に行きたかったです」

中堅手・臼井からの中継プレーで、ほんのちょっとした綻びが生じた瞬間、タッチアップで本塁に向かった3塁走者が生還し、2010年夏の決勝は1塁側スタンドの歓喜と3塁側スタンドの悲鳴の中、幕を下ろしました。

高岸はヒザから崩れ落ち、人工芝に頭を押し付けるようにして涙を流していました。そして、突如告げられた夏の終わりに、ほとんどの選手は何が起きたのか受け止めることができませんでした。

試合後、高木主将は記者陣の質問に対し、小さく頷くのが精一杯でした。「宇和島東には自分たちの分も頑張ってほしい。この悔しさを晴らせるよう、後輩には伝えたい」と搾り出すように、試合中に見せる力強い声とは対照的に小さな声でポツリポツリと口にしました。

新チーム結成以降、マネージャーとしてチームに徹してきた中西は日頃から常にノートを携帯し、その都度、監督のメッセージを書き記してきました。試合直後、スコアブックに最後のプレーを記入できていないんですよとしながらも、きょうの締めくくりにはこう書こうと思います、と教えてくれました。

「この1点差の悔しさを忘れない」

まだ明日も明後日も練習があるような気がするんですよねと言いながら、選手たち1人1人を労いながら、グラウンド整備をフォローするなど気丈に振舞っていました。

そして、ベンチで行われた最後のミーティング。上甲監督は感情を抑えながら、自ら発したコメントを噛み締めるように、選手たちに話しかけました。

「この悔しさを味わってほしくなかったから、これまで厳しいことばかりやってきたんだ。今になって、あぁしておけばっていうこともあるだろう。笑顔はいいけど、泣き顔は見たくないんや。ヒットが少なかった。完敗だった。普段どおりの野球ができないのが決勝の重圧なんだよ。でも1点差は監督の責任。自分に対して情けないと思う。本当はごくろうさんって言いたくないよ。もっと野球したかったんだよ」

やり直しの効かないことがジワリジワリと実感としてこみ上げてくると、3塁側はまた涙にくれました。やがてミーティングが終了。取材対応も終わる頃には、選手が1人、また1人とセンター方向を1回だけ振り向き、スコアボードに刻まれた事実を目にしながら、重い足取りでベンチを引き揚げていました。

決勝が終わり….jpg

優勝旗を手にしたのは宇和島東。シード校以外が勝ちあがったのは2001年以来の10年ぶりでした。波乱の2010年の夏が終わり、坊っちゃんスタジアムには静寂が訪れました…。

選手をはじめ、家族、監督、コーチ、関係者のみなさん。本当にお疲れ様でした。そして、宇和島東の選手たちには敗れた58校の分まで甲子園で暴れてきてください!

大会はいよいよ最終盤へ2010年7月27日

熱のこもった準決勝2試合を経て、いよいよ愛媛大会はあす決勝!

大会はいよいよ最終盤へ.jpg

勝っても負けても、それぞれの球児が積み重ねてきた「最高のパフォーマンスを発揮できるよう」応援しています!

きょうは休養日です2010年7月26日

去年夏は雨天順延が延べ4日も。準々決勝4試合を1日で行ったり、決勝に進んだチームが4連戦になったりと、日程消化が思うようにいかないところがありました。

しかし今年は準決勝の前に1日、休養日が「なくなることなく」設定されました。4チームの選手たちはどんな思いで調整に励んでいるんでしょうか。

さて、こちらの方は…。

今治のマッチョドラゴン.jpg

ゲスト解説の塩見憲二さん。今年のメガネは個人的にかなりポイント高いっす(笑)。同じメガネを愛用するものとして~。

27年ぶりのベスト82010年7月25日

「みなさんに喜んでいただいて…。この試合ももちろん勝ちます!」

2007年4月から北宇和高校で指揮を執る吉田茂雄監督31歳。松山中央高校ではショートで主将、1学年上にはプロ入りした山村路直投手がいます。去年夏は1回戦で姿を消した北宇和、今年は3回戦で南宇和の好投手・上田投手を攻略。吉田監督はチームを27年ぶりとなる準々決勝に導きました。

「ストレートに対して、バットが振り負けない自信はあります。走者をおいての走塁練習も何度もやってきました」。聞くところによると、事前に掲載されたデータ、ホームラン数はほとんどがフェンスオーバーのもの。他校に全く引けをとらない数字が載っていました。そして、走塁練習ではベースコーチに回る控え選手も走者としてベースランニングを行うなど、打球の判断に対する質を高めてきたそうです。

きょうは10-0の5回コールドで敗れてしまいましたが、スイングや走塁で積み重ねてきたものを確かに読み取ることができました。ゲスト解説の岡部利一さんも「結果的にはワンサイドだが、自分たちのカラーは出せたのではないか」と振り返ります。

3回表1死走者なし。8番河野凌がチーム初ヒットを放ったボールは134キロ、やや外側高めに浮いた直球でした。そして、次打者バントが投手への小飛球に。離塁した走者を刺そうとした送球がそれた瞬間、ヘッドスライディングで帰塁した河野はすかさず立ち上がり、2塁を陥れる場面がありました。

試合後の吉田監督は「前半バタバタして、パスボールで2度の失点が痛かった。でもよくやったと思う」と話しました。その表情からは、悔しさの中にほんの少しだけ安堵の表情が漂っているように感じました。

いよいよ準決勝に勝ち上がった4校が決定。宇和島東、西条、済美、新田。どのチームが頂点に駆け上がるのか、あさってからの試合に注目です!

センターカメラから臨む.jpg

※26日の高校野球選手権愛媛大会は休養日です。

まず2チームが準決勝へ2010年7月24日

選手たちが姿を見せる前の午前8時、坊っちゃんスタジアムは静かに準々決勝の訪れを待っていました。

試合前の静けさ.jpg

8チームによる激突がスタート。第1試合は7-3で宇和島東が川之江を破り、第2試合は5-1で新田が松山北に勝ち、それぞれベスト4に名乗りを上げました。

「わたしの想像以上に、打線の勢いを感じました。さすが野村の市川投手を打って勝ってきたチームだなと。うちのピッチャー、松本に襲い掛かってくる感じはこれまでの3試合とは全く違いました…」松山北の井上監督。

「ピッチャーの富谷がしっかりとゲームを作ってくれました。だから5点を取る事ができたと思います。最後はバテてしまいましたが、8回のピンチをちゃんと抑えてくれてホッとしています。2点差までは覚悟していましたから…」新田の秋山監督。

あすは残る2試合があり、いよいよ準決勝に進むチームが出揃います。

キャプテンにつなげ2010年7月23日

三島高校の三好一平主将。大会のおよそ2週間前、ノックを受けている時にグラブを手にした左手を負傷。聞くところによると、捕球時にグラブを巻き込み、全治3週間という診断結果が下ったそうです。

「彼もショックだったでしょうが…私もショックでした。ノックを打っていたのは私ですから」

1回戦の試合前、鈴木一宏監督はそう口にしました。あれから2試合をこなし、勝ち進んだ3回戦。8回の守備から、左手にグラブをはめて、センターのポジションに向かう背番号8が。あと1点でコールドゲームかという場面を凌ぎ、9回に向かうと、指揮官の思いは1つでした。

「ランナーを1人送れば、彼に打席が回る。彼に打席を回したかった。だから左バッターを代打に送ったりしました。そしたら2人も塁に出てくれて…」

ストライクカウントを稼ぎにくる相手投手のボールをしっかりとらえると、1アウト1塁2塁に。そして、彼に打順が回りました。傷が癒えない手でバットを握り、右打席に立ちました。

結果はショートゴロ。それでも確実に、みんなの思いが繋がったことを噛み締めていました。

「ようやく最後に打席に立つことができました。仲間には感謝しています」

ベンチを引き揚げ、道具を控え室に移動させると、共に闘った3年生と抱き合い、涙するキャプテンの姿がありました。

超えられない壁はあるのか2010年7月23日

「この試合に勝って、もう1度河野さんにマウンドに立ってもらうんだという気持ちで登板しました。相手打線を抑えられず悔しいです。今度は僕らが新人戦から全部勝って甲子園に行きます」

川之石高校の2年生・山下楓馬投手。2回戦の今治西戦では2失点完投、シード校撃破の立役者の1人となりました。迎えた3回戦は宇和島東。同じ南予ということもあり、公式戦では何度も対戦。そして、何度も跳ね返されてきました。去年夏は同点に追いつくも、終盤引き離されて4-7で敗れました。(※去年7月18日のブログを参照ください)

「きょうはとにかく抑えるんだという気持ちで、初回から全力投球でした。しかし、相手はよく打つ打線でした。今治西には勝ちましたが、宇和島東には去年から負け続けているので、後輩たちには絶対に勝って欲しい」

3年生の背番号1、河野将大投手は大会前、左手人さし指を骨折。そんな中、チームは2勝を挙げる活躍で、エースの登場を待ちました。そして、この日ようやくマウンドに立ちましたが、宇和島東打線につかまり、5回途中で降板。叶わなかった夢は後輩へと託されました。

2年前の8月、宇和球場で行われた南予地区新人戦での準決勝。川之石はこれまで勝てなかった八幡浜に12-7で勝利。応援に駆けつけた関係者からは、盛大な拍手が贈られていました。夏の新人戦とはいえ、あまり見せない大きな盛り上がりを目の当たりに、スタンドで思わず体が震えたことを思い出しました。

今後も来るであろう勝負の時、互いが切磋琢磨して、素晴らしい勝負を見せてくれることを期待しています。

グラウンドを去る前に2010年7月21日

去年夏の愛媛大会、準々決勝で今治北を破り、55年ぶりにベスト4に勝ち上がった今治工業。その原動力の1人だったのが当時2年生の兼島大志捕手です。常に周りを見て、落ち着いたプレーを見せる、非常にクレバーな選手という印象がありました。

あれから1年が過ぎ、迎えた今年の夏。2回戦で再び今治北と対戦。一度はリードを奪うものの、試合は9回ウラ、スクイズでサヨナラ負けを喫しました。わずかの差で三塁走者の生還が認められましたが、その判定を待たずして一塁へ送球するなど、最後まで集中力を切らさず、グラウンドに立ち続けました。

「今でも実感が沸きません」

挨拶を終え、ベンチを引き揚げ、球場正面入口を出てもなお、兼島捕手の頬には涙が流れていました。そしてお互いの健闘を称えあい、今治北の曽我部投手と握手を交わすと、兼島捕手の最後の夏が静かに終わっていきました。

そして、去年は16年ぶりに3回戦に勝ち進んだ土居高校。当時2年生だった近藤雄飛投手も去年からエースとして活躍していました。連覇を狙う西条と接戦を演じたものの、8回ウラに2点を失い、リードを広げられます。「最後になるかもしれない」との想いが脳裏をよぎりました。

「最後かもしれないと思って、得意なボールをどんどん投げました。最後かもしれないと思うと、すぐにでも泣きそうでした」

力を振り絞り、声を上げながら…最後は見逃し三振で、8回ウラのマウンドを締めくくると、タオルで顔を拭い、味方の攻撃を見守りました。そして9回ウラが訪れることがなく試合が終わると、最後のクールダウンが始まりました。そして、一言だけ声を掛けました。

「ありがとうって。ただそれだけです」

ボールとともに、そのメッセージを受けたのは2年生捕手の中村僚でした。「やりきった」雰囲気を漂わせる近藤とは対照的に、試合後の中村は顔をぐしゃぐしゃにしていました。

「1試合1試合が楽しかった。もっと野球がしたかったのに…」

短くポツリポツリと振り返ると、ほうきを手に球場内の清掃を始めました。今大会の登録選手は12人、そのうち3年生は5人。レギュラーも控えもなく、全員が戦力でした。気がつけば無念の思いを携えつつ、廊下に散った黒土をかき集める音だけが廊下に響いていました。

終業式を終えて再開した愛媛大会は3回戦に進んだ16チームが出揃いました。あすからはベスト8に向けて、さらに激しい戦いが繰り広げられそうです。

7月21日熱戦再開.jpg

素敵な歌声2010年7月20日

きょうトワエモワのお2人がやってきました。いつもはラジオなどの音源がないと耳にすることのできないお2人に逢えて気持ちが高揚しました。

セッション?.jpg

ムリを承知で番組の構成上、セッションをしました。もちろん「この街で」のフレーズを引用して。

私がまず「この~街でぇ~」と歌いだすのですが、なかなかキーが定まらず(涙)。その後に「この街で~育ちぃ」と続けてもらう…続けていただきました、なんとか。多分歌いだしの音が不安定だったから大変だったかと思います(笑)。

「この街で」トワエモワのお2人がカバーしたCDはあすから全国発売です!

熱戦はいったん休み2010年7月20日

きょうは終業式のため、高校野球選手権愛媛大会はお休み。
また明日から熱戦が再開されます。

梅雨明けした空の下.jpg

それにしても今日も朝から日差しが強い!昨日に続き真夏日確実です。

外出される場合はもちろん、家にいる場合でもエアコンなどをつけずにいると、部屋の温度がドンドン上がり、体熱を放出できなかったり、脱水症状を起こす可能性があります。こまめに水分を補うなど、十分に気をつけてください。

運動する時も「運動する前から」水分補給をしましょう!(汗をかいたら塩分補給もしなければなりませんが、高血圧などの場合は医師との相談の上、それぞれにあった対処法を見つけておきましょう)

2010夏は波乱の戦いに2010年7月18日

松山での第1試合「今治西対川之石」は、序盤からリードを保った川之石が最後まで一度も追いつかれることなく、4対2で今治西を退けました。

この試合、2年生の山下投手が適時打1本に9回2失点完投、投打にわたる活躍を見せました。「今治西に対して失うものは何もありません。思い切って投げようと。ただミットをめがけて投げるだけでした」と振り返り、最初から最後まで<今日は行けるぞ!>と思いながら投げていたそうです。

「打たれて当然の相手です。打たれても自分の気持ちに動揺を与えない、とにかくミットに投げさせる状況だけを作れれば。あとはアウトをちゃんと拾っていけばいいんです」とは試合前の二宮監督。

先週金曜日、川之石はこの一戦を迎えるにあたり、球場を使っての守備練習で、右打者と左打者それぞれの場合における各選手のポジショニングを入念に確認していました。そして、この試合では内外野ともにあらかじめ深めに構え、冷静にフライやゴロを処理。27個のアウトを積み重ねていきました。

試合後の二宮監督は「シード校を倒すのが1つの目標でした。きょうはピッチャー山下とキャッチャー井上の配球に尽きると思います」と高揚した気持ちを抑えるようにコメントしていました。

ちなみに、山下投手は7回に2点適時打を放つ前、ボールカウント1-0からスクイズを試み、空振り。3塁走者が三本間に挟まれてアウトになる場面がありました。

「あの時は頭が真っ白になりました。でも、みんなが<忘れろ、ランナーを返すことだけを考えろ>と言われて打席に立つことができました」

2季連続を狙った第1シードに対し、しっかりと戦略を練って立ち向かった川之石のひたむきな姿が大きな波乱を呼び込む形となった大会6日目でした。

涙のち晴れ2010年7月17日

松山での第2試合は「三瓶高校対内子高校」でした。

三瓶のエース・越知大貴(おち・ひろき)投手は1年夏から愛媛大会に出場し、ヒットも記録。そして、迎えた最後の夏は背番号1を背負い、マウンドに立ちました。

試合前「最初のボールはストレートと決めています。ストレートをどんどんアウトローに投げ込んでいこうと思います」とゲームプランを教えてくれました。その通りストレートで幕があけたかと思えば、両者スコアレスのまま延長戦へと突入します。

「実は10回から肩に違和感がありました。握力はそれほど落ちていなかったんですが…」

味方の援護を待ちながらも、我慢の投球が続き、迎えた11回表。2アウト3塁で打球はショートへ。ところがゴロをさばいた後の送球が短く、1塁手の手前でワンバウンド。捕球したと思われた次の瞬間、白いボールはポトリと力なく黒土の上に転がりました。

最少失点で切り抜けた三瓶も11回裏、2アウトながら3塁へ走者を送りこみます。ここで打席に向かうのは7番・植田孝裕選手でした。6月に足のケガのために欠場を余儀なくされた2年生・井上智博選手に代わり、先発出場していた1年生です。

この場面、目の前では2つのことが行われていました。

大塚久司監督はすかさずタイムを要求、「思い切って打ってこい」とのメッセージを宇都宮貴幸主将に託します。宇都宮主将はその言葉を告げると、最後はユニフォームの校名のあたりを軽くポンポンと叩きながら、植田選手を再び打席に送りました。

エースの越知投手はいつものように、次のイニングに備えて投球練習を始めていました。サヨナラ勝利という場面を作れなくても、まずは同点に追いつき12回に移行する時に備えて、ゆっくりと肩をならしていました。

今できる術を尽くした直後、植田選手は少し甘くなった初球をとらえます。しかし、結果は平凡なフライアウトに。11回裏に三瓶は得点を挙げられず、試合はそこで終わりました。

「悔しいですけど、最高の投球ができました。6割から7割はアウトローにボールを集められました。今もてる力の100%出すことができたと思います」

試合終了時には悔しさを全面に現していた越知投手、自らのパフォーマンスに関しては納得の内容だったと振り返ります。梅雨明けの報が届いた7月17日。仲間と共に涙に濡れた後、晴れ晴れとした表情で球場を後にするエースの姿がとても印象に残りました。

戦いが終わり….jpg
きょうは雨天順延分も消化した大会5日目でした。

突然の雷、そして…2010年7月16日

愛媛大会4日目。第2試合を前に、坊っちゃんスタジアムのスタンドを歩いてみました。思いのほか、通路を吹き抜ける風が心地よかったのですが…。

ライト側スタンドから臨む.jpg

この数時間後、落雷そして雨。第2試合は6回ウラに1時間7分の中断。第3試合は中断後、ノーゲームとなりました。まさかの天候の急変、ビックリしました。

これによって試合日程に変更が生じています。ご注意下さい。

本日は中止となりました2010年7月14日

全国高校野球選手権愛媛大会3日目は雨のため、中止となりました。

松山、今治で予定されていた合計6試合はあすに順延となっています。

午前7時30分ごろ.jpg
(けさ7時30分ごろ、坊っちゃんスタジアム)

つい目がいくのは…2010年7月13日

トロンボーン!

高校時代に2年半近く連れ添った相棒です(…とはいってもトロンボーンは学校の備品なり)。

きょう午前、JR松山駅で開かれた園児対象の交通安全教室。その取材中、県警音楽隊の演奏に出くわした際、やっぱりトロンボーンに目が行ってしまいました。コンコースに響き渡るアニメソングを聴きながら心は軽く~でもリズムを刻む「バストロ」をついつい見ちゃうんですわ。

そうこうしながら、演奏を終えるたびに、指揮者が曲目を園児たちに尋ねる様子がありました。

「この歌、わかるかな?みんなが生まれる前なんだけど~そう、アンパンマン!」

あ、そっか!アンパンマンは幼稚園児よりもず~っと前から活躍してるじゃないか!ちびまる子ちゃんもリアルタイムでカウントすると、それ相当に齢を重ねているじゃないか!ドラえもんも主題歌や声優が替わったけど、ちぃちゃい時から知ってるもんなぁ(…ドラえもん自体は未来のネコ型ロボットですが)。

先月35歳になったことを改めて実感する瞬間でもありました、チャンチャン♪

夏の夢、今、走り出す2010年7月10日

きょう第92回全国高校野球選手権愛媛大会が松山市の坊っちゃんスタジアムで開幕!今年も参加全校による圧巻の入場行進からスタート、今治北大三島・曽我キャプテンの選手宣誓で熱戦の火蓋が切られました。

きょう開幕!.jpg

開会式直後の開幕ゲームは「松山商業対松山南」、実況を担当させていただきました。松山南は去年夏の新チーム結成以降、新人戦・秋の大会・春の大会の公式戦で未勝利。時には大量失点で敗れることもありました。

「開幕ゲーム、しかも相手が松山商業って聞いて、俄然やる気が出ました。みなさんは松山商業を見に来るんでしょうけど、そういう時だからこそ、やってやろうって思うんですよ」とは忽那有起キャプテン。数日前、練習グラウンドでその胸の内を知ることができました。そして…。

1回表に4番・大江、5番・澤田、6番・大野の3連続適時打が生まれた松山南。3回ウラにはライト谷岡がビッグプレーでピンチを救うなど、5回まで3-2とリードする展開でした。ところが、6回に逆転を許すと、8回には5点を失い、8回コールドで敗れてしまいました。

「200%やりましたよ」とは久保文哉監督。「フライが取れない、スローイングができない。それが大会前くらいから、できるようになったんですよ。この3年生はホントできないことが多かったんですが…」と目を細め、試合を振り返りました。

忽那キャプテンは「9回表、控えの3年生が代打でいけるように、8回ウラの守りは何とかしたかったんですが、叶いませんでした。でも後輩たちには自分らの何かを感じてくれたらと思っています。今日のようなチームのムードを持続してがんばって欲しいです」と次代へ夏のリベンジを託していました。

坊っちゃんスタジアム玄関横で行われていた最後のミーティング。久保監督は選手の手を両手で握りながら、1人ずつ声を掛けていました。そして、高校野球の指導者を目指す忽那キャプテンには「先生になって母校に帰ってこい」と伝えたそうです。

「3年生は下手な代でしたし、こちらも結構アイツをしぼってやりましたから。でもホント、アイツには忍耐力があります。指導者になっても、耐えて勝てる日がきっと来ると思いますよ」とミーティング後、その発言の真意を耳にすることができました。

今年最も早く夏の夢が途絶えた松山南、しかし次なる夢が走り出そうとしています。

1日目終了.jpg

愛媛大会1日目、予定されていた2試合が終わりました。

4115校の頂点は…2010年7月 9日

今年度の加盟校や部員数をまとめたものが発表されました。

加盟校は全国で4115校。硬式の部員数は16万8488人と今年のなりました。過去最多だった前年度から961人の減少で、13年ぶりに減ったそうです(※いずれも5月末時点)。 そして今年の参加校は去年に比べて13校少ない4028校となりました。(※03年をピークに7年連続の減少)。

明日から開幕する高校野球選手権愛媛大会も今年は去年より1校少ない59校が参加(加盟数は62)。70人を超す大所帯もあれば、部員不足のため出場を見送るところもあります。

そんな中、今年の開幕も目の前となりました。

負けて悔しいのは当たり前。「あの時…」なんて思うのもあるでしょう。ただグラウンドに立つ選手たちには、背番号のついたユニフォームに袖を通せない部員のためにも、最後まで諦めずにがんばってほしいと思います。

あと3日です2010年7月 7日

第92回全国高校野球選手権愛媛大会、開幕まであと3日。カウントダウンが1つ、また1つと進んでいます。きょうは青空が広がり、練習や調整が順調にはかどったんじゃないかな?

「これまでと同じように今年も準備しているんですよ」

球児と共に時間を過ごしてきたマネージャーはにっこり笑顔で、手の内を明かしてくれました。この大会に向けてこしらえたのは「千羽鶴、お守り、うちわ」の3点セット。新年度に入ってからコツコツ仕上げてきたそうです。

2010年夏の想い.jpg

鶴の数が気になったので「で、何羽折るの?」と聞いたら、当たり前のように「千羽です!」と返されました、あははは。だから千羽鶴だよな~。

そんなアホな質問をしながらも、グラウンドでは選手たちがバント練習とノックに励む様子がありました。しかも私の前を通り過ぎる時にはわざわざ帽子を取って「失礼します!」と言いながら。なんだかこちらが無作法な気がして、あわわわ。

グラウンドに立ち、開幕に向け取材を進めながら改めて身を引き締めた、きょう夕方でした。

七夕ですけど2010年7月 7日

会社から一歩外へ出てみると、思いのほか青空だったり、湿気の多い空気だったり、すっかり夏の気候になっていますね。みなさんの体調はいかがでしょうか?

先日他局のアナウンサーに「SPF50とかなんだって書いてある日焼け止めって効くんですかね?」と恐る恐る聞いてみたら「ないよりマシ」って突っ込まれました。わたしはちょっと手遅れ感が否めませんが、ぜひ参考にさせていただきます(苦笑)。

ジリジリと肌を焼く太陽光って奴は特に夏場、容赦ないですよね。にらみつけてやろうとしたら、あんまり日差しが強いから「チラ見」するくらいで、対抗できやしない。とはいえ先週ドラッグストアで去年とは違うメーカーの日焼け止めを買ってみたので、ガンガン使ってやろうと思います。えぇちょいと手遅れ感がいなめませんがねっ。

さぁ!わたしもがんばって高校野球の資料をつくらなくては!予習なくして実践なしってことで。

おまけ:わたしの大切なみなさんからお花を頂戴しました。ありがとうございました。
ありがとうございます.jpg

この匂いは~2010年7月 5日

ウナギの蒲焼だね…昨夜自宅近くを歩いていると香ばしい匂いが鼻をくすぐったわけです。

そっかぁ~ウナギもいいなぁ。

川越アナとは違い、わたくし食べたわけじゃないから、写真もアップできませぬ…ぐすん(涙)。

もう1つのすごすぎキッズ2010年7月 2日

毎週金曜日にお送りしているニュースBOXワイド内の名物コーナー「すごすぎキッズ」。先週からは4回にわたり、総集編をお送りしています。

そんなある日、チラシが届きました。

今年も全国へ!.jpg

去年取材させていただいた新居浜市の金子スポーツ少年団。ソフトボールで取り上げたあのチームが、今年も全国大会に出るということで一報が届きました。

エースはこうへい君、藤田航平君です。去年5年生だった彼に対し、わたくしeat野球部のユニフォームに身を包み勝負させてもらいました。…えぇ遅れて出たバットに1回だけ当たりましたが、完全にまぐれでした、はい。

今年の全国大会は7月30日から長崎県南島原市で行われるとのこと。走って打って投げて…いい夏休みになるといいですね!

愛知大会も10日開幕!2010年7月 2日

先日、弟92回全国高校野球選手権愛知大会の組み合わせも決まりました。

わが母校は愛知大会の開幕日10日、大会第1日岡崎市民球場(←今年も決勝の舞台)第2試合で春日井西と対戦することになりました。

今年は同じゾーンに選抜出場経験があり、シード校として登場する豊田西がいます。ちょっとハードルが高い気もするのですが、わが母校が2回勝てば豊田西との対戦も!(※豊田西は3回戦からの登場)。豊田勢の対決は実現するのか~?

母校の活躍を、遠い愛媛から応援しています!当時は吹奏楽部員だったんですが。

アナウンサールーム

アナウンサー
坂口 愛美

■坂口 愛美

吉井 万結

■吉井 万結

大堀 結衣

■大堀 結衣

長廻 雅美

■長廻 雅美

矢端 名結

■矢端 名結

大沢 寧工

■大澤 寧工

市脇 康平

■市脇 康平

村上 健太郎

■村上 健太郎

戸谷 勇斗

■戸谷 勇斗

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