番組審議会

第79回 放送番組審議会議事録

1. 開催日時:平成15年1月24日(金) 午後4時
2. 課題番組:「SmaSTATION-2」
          毎週土曜日 23時00分~23時54分(54分)放送
3. 記事の概要:
・取慎吾さんは、あまり作った感じがしないトークで場を和ませ、自然なちょっとはじけたキャラクターで、堅くなりがちな司会、進行を十分担っており好感がもてる。見る方も身構えることもなく、内容も朝の芸能ニュースより少しソフィスティケイティドしたエンターテイメントニュースからはいっている。週休2日がライフスタイルになったサラリーマンやOLの最もくつろぐ、リラックスできる土曜夜に合う番組だと良い印象をもっている。

・スタジオセットにお決まりの机がなく、少し高めの椅子に腰掛け、スズメがならんだような状態でのトークが、新鮮に感じられるが、実際この机なしセットで、ラフに自然体でカメラの前で話そうというのは、話慣れた人でないと喋るのが大変だろう。

・カメラワークもカメラマンの技が巧妙に使われていて、マルチな使い方をしている。

・キャリアの長い加賀まりこさんとおすぎさんはいきいきしていた。そのびくともしない独断、押しの強いトークが、かなり効力を発揮している。しかし2人をツーショットなどでそろえるとやや濃すぎるようにも感じられる。

・「ベラベラステーション」の英語コーナーは、面白い、楽しい。良質の文化講座的で、これは褒めちぎりたい。香取慎吾さんが優等生でないのが、めちゃめちゃ親しみを呼ぶ。

・小林克也さんの声も相変わらずハンサム。本人が画面に出ないのがまたいい。

・50分という短くはない時間の番組だが、快適なテンポでまとめられている。

・世界のエンターティメントニュースのコーナーでは、身近で興味深いテーマをいくつか拾っていて、なかなか楽しかった。

・「Smaクリニック」のところでは、現実の数値や実例を示すことで、説得力が増しており、良い手法だ。

・「カトリが行く」のコーナーも、分かりやすい内容になっていて参考になる。香取慎吾さんの人柄も番組の楽しさを増している。

・「SmaSTATION-2」のなかでは「ベラベラステーション」が特に際立っているが、他のコーナーも面白い。これからはできるだけ頭から見たいと思った。

・「ベラベラステーション」は好評だが、同じSMAPの草剪剛さんは、ハングルで注目されています。ハングルは身近な国の言葉でもあり、草剪剛さんも起用して、ハングルのベラベラステーションもやると良いのではないか。

・「Smaクリニック」のコーナーでは、何となく聞いたことがあるけど、はっきりとは知らないような話題をよく取り上げていて、役に立つ。特に婦人科関係のテーマでは、大切なのに必ずしも正しい知識が普及していないようなこと、調べ方が分からないようなこと、人には聞きにくいことを取り上げていて貴重な取り組みだ。

・香取慎吾さんと一緒に進行役を務めている大下容子アナウンサーは、目立たないが香取慎吾さんをうまく引き立て、サポートしていて好感が持てる。

・番組の中で、文字のスーパーインポーズが、ワープロの入力画面みたいに変換されながら出てきているが、あれはどういう効果を意図しているか分からない。何となく気になって番組の内容に専念できない、目障りな感じがする。

・ナレーションの小林克也さんと松尾貴史さんは、美声を存分に発揮していて、聞いていて快適だった。

・土曜日の23時という放送時間、出演者の顔ぶれなど上手く設定している。

・放送時間の設定からみて、もう少し娯楽性の強い番組かと予想していたが、逆に教養のためにもなる知的な情報番組であった。

・画面左上に出てくる時刻表示が、アナログ時計の表示になっている。いままでデジタル表示で当然のように思っていたが、アナログ表示も直感的に時刻が分かり、なかなか便利である。これは、他の番組でも活用して欲しい手法だ。

・テンポ良く進行して、どんな世代の人でもその人なりに楽しめる番組だ。また、自然に知識を吸収できる、生きる上でも貴重な情報に満ちた番組だと思う。

・「オスギハイクラ」のコーナーでは、これから上映される映画の良し悪しを論じているのが、さあこれから公開という映画を評論するのは如何なものか。褒める場合はまだしも、厳しく批判された映画については、観客動員への影響が懸念される。事前に先入観を与えてしまい、純粋に映画を楽しむことができなくなるのではないか。昔から、文字媒体としては映画評論というのはあったが、「幾ら」とかいう金銭評価ということには問題がある。

・どのコーナーも後に残るものがない。肩に力の入った感がなくていいじゃないかという捉え方もあるかもしれないが、チャンネルをわざわざ自分で合わせてまで見ようとする人がどの程度いるのか疑問だ。まあ薬にはならないかもしれないが、毒にもなっていない。こういう番組に目くじらをたてるほどのこともないのかなとも思う。

・番組のタイトルである「SmaSTATION-2」というのは意味不明である。

・番組の内容としては真面目で、意外にためになる、ホワイトカラー向けの少し気取ったところもある番組になっている。

・医療を巡る問題についても興味深いテーマを取り上げていたし、介護を巡る人手不足といった深刻な問題も取り上げられていた。

・小林克也さんの声は明瞭で聴き取りやすく聞いていて心地よい。彼の存在は番組の質を高めている。

・「ベラベラステーション」については好評だが、この「ベラベラステーション」に出てくるフレーズには、下品な表現とされるべきものも少なからず含まれていて、文法的にもブロークンのものが少なくない。このコーナーで英語を勉強しようとするのは考えものだし、分かったような気になってもらっては困る。このコーナーに出てきた表現を集めた本が売れるというのも大いに問題がある。やるのなら、まともな表現をとりあげるべきだ。

ページの先頭へ

Get Adobe Reader
PDFマークがついてるコンテンツはAdobe Acrobat Reader4.0以上が必要です
Get Adobe FlashPlayer
このサイトをご覧になるためにはAdobe Flash Player7以上が必要です