番組審議会

第143回放送番組審議会議事録

1.開催日時:平成21年5月25日(月)午後3時
2.課題番組:「ニュースBOX WIDE」
毎週金曜日 16時54分~19時00分(126分)※2009年5月1日放送分について審議。
3.議事の概要:
・メインの「今週のハコ」ですが、よくネタを探して来たなと思いました。全体的によくできていると思います。ですが分からないことが3つありました。5W1Hの内の2W1Hが分かりませんでした。リモン・チェッロは一体何なのか? いきなり持ってきてウケを狙っていましたが、何なのだろうと思っていましたが、それが最後まで分かりませんでした。一体どのようなお酒なのか? どのようにして出会い、ほれて作りたいと思ったのか? 最後まで分からず、隔靴掻痒(かっかそうよう)でした。まず何であるのか? どのようにして作っているのか? なぜ作りたいと思ったのか? おそらく取材のなかで、聞いていると思いますが、リモン・チェッロはあまり世に出ていなく、紹介するとまねをする人が出てきて困るのか? 値段が2,100円で高いと言われているので言いたくないのか?  色々なことを考えますが、どのようなお酒なのかビンでしか分かりませんでした。唯一試飲した人は「おいしい」とだけで、おいしいにも色々なおいしさがあり、どのようにおいしいのか伝わらず気になりました。お役立ち情報も兼ねているので商品としての説明がほしいと思いました。全体を通してですが、テレビ朝日の部分も含め、「今週のハコ」の最後の方に書かれているフリップ、ボードが沢山出てきて、画面上はいつも右上にはサブタイトル、左下には翻訳、見出し、名前スーパーなどで文字だらけです。情報を増やそうと思うと画面だけではなく、文字情報も含めないといけないとは思いますが多すぎて目が疲れました。テレビ朝日系列は、右上と左下に出ているものがチカチカしています。わざと変な飾りを移動させ、工夫しているのだとは思いますが過多なのではと思います。ボードについては、今はやりですがスタジオではがしていきます。電車の中のぶら下がり広告、新聞の記事下の週刊誌の広告のようにベタベタと文字がたくさんあり、色使いも雑多な感じがしました。わざとそのようにしているのか、それともお手ごろ、身近な感じがするのでしているのか? デザインを統一して品を良くして、少し抑え気味してはどうでしょうか? スタジオ部分ですが、報道系は局によって雰囲気が違います。一番ハッキリと自己主張しているのはテレビ東京、23時過ぎの番組はダークな感じ、紺色かこげ茶色、ワインレッドで、「私たちはこのようなのが奇麗だと思います」という感じがあり、落ち着いた感じです。可能であれば曜日で雰囲気を変えてみてはどうでしょうか? 似たような番組があるので、スタジオの作り、ボード、テロップなどオリジナリティーを出し差別化してみてはどうでしょうか?

・月曜から木曜までは普通のニュースで、金曜日のみワイドで1週間を振り返るというアイデアは面白いと思います。1週間の出来事をフリップボードに書いていますが、その1週間の内、そのニュースをどうして取り上げたのか?それが選ばれた基準が分かりませんでした。FCや野球が載っていたりしますが、もっとたくさん出して、取り上げる、取り上げないにかかわらず、視聴者には見えるようにするか、項目別にし、スポーツの欄、市政の欄、裁判の欄などあれば分かるのですが、何をもってそのように並べ、ある部分は読んである部分は読まないとしているのが分かりませんでした。グルメコーナーと一線を画した食のコーナーとのことですが、アナウンサーがイチゴ料理を紹介し、確かに単なるグルメ、単なる料理ではなく面白いと感じました。ですがアナウンサーの格好がニュース番組にしては、髪型も服装も両方フリフリで一般的ではないと思いました。奇麗で知的な感じがするので、フリフリにするのであれば、どちらか一方にしてはどうでしょうか? 他県の女性アナウンサーが出ていますが、さっぱりした格好をしています。特にテレビ朝日のアナウンサーの格好とはギャップがありすぎると思います。今週のハコのレモンの話しは「人生の楽園」に似たような感じがあり、その番組のイメージが強いので、そういう落ちなのだろうなというのが分かり易かったです。テレビ朝日系列の感じなのかなと思い見ました。

・勢いがあり、意欲的な感じが伝わり評価できます。ですが男性アナウンサーと女性アナウンサーが座ってニュースを読んでいますが、あれはNHK、民放全てそのスタイルです。とても損だと思います。男女2人が並んで話すニュースは古い感じがします。最近は立って話しています。立って話しているだけでニュースは新しくなります。座って話すだけでニュースは古くなります。不思議な現象だと思いますが・・・リード、読むニュースなのか? トーク、話すニュースなのか? この区分けがしっかりしていないと中途半端になると思います。あらゆる局がプロンプターを使っています。プロンプターを使っていると、リード、読むニュースをあたかもトークのニュースとしてやっていますが、原稿はそうなっていないので、区分けができないと思います。「この部分はリード」ということをきっちりと分け、あとの放送の主の部分をトークにしてやっていけば、きっちりと伝わると思います。プロンプターに頼るのは、絶対にダメだと思います。話し手が死んでしまうと思います。一回自分の中に入れたものをトークで伝えるくらいのものでないと本当に相手に伝わっていかないと思います。そこの部分がどこの局でも十分にできていません。典型的に言えることが、ぶつ切れ状態です。1センテンス1呼吸で話さないと伝わりません。最近改めて実感したのは、二代目の広沢虎造の「森の石松」です。全部一息でやっているので、すっといきます。なぜできたのか? 広沢虎造は声が小さく、マイクロホンがあったのでできた訳です。当時は声を張るのが全部でしたが、虎造は声を張らず地声でやり長く息を使ってやったので抑揚が思うようになりました。その特徴に学ぶべきものです。今のアナウンサーは広沢虎造に学ばなくてはいけないと思います。たくさん息を吸い、一筆書きのように長く細くつなげ抑揚を自由につけるというスタイルです。リードニュースは全部切って話してしまいます。キャスターはニュースの全体の項目を見て、「これにしようか、あれにしようか」というくらいの選択権があれば非常にうまくいくと思います。キャスターは全体を取り仕切り自由にやれるようになれば一番良いと思います。ニュースを執行するデスクから見てもその程度にはなかなかなりませんが、自分で自由に話すことができると生き生きしてきます。一度試しにやらせてみてはどうでしょうか? 好きなものをやらせると面白くなると思います。「私、これつまらない」などと男性アナウンサーと女性アナウンサーが「これやろう、これやめよう」と、それくらいフレキシブルにやらなければ、そこだけが古く見え残念です。

・10年前のしまなみを振り返った時の映像に、昔のガブリットテレビのテーマ曲が流れましたが、「これ、これ」とピンときました。音からの印象はとても大きいです。ガブリットテレビの曲はインパクトがあり、上昇の音階の曲です。他局の番組も上昇の曲で耳に残ります。ですがBOX WIDEの曲は損をしているような感じです。印象が薄く残念だと思います。ボードを使用した場面ではゆがみが気になります。ホワイトボードに薄く線などを引き、それに合わせてはると奇麗に並べることができ、雑多な感じが少しは減ると思います。ボードにペタペタとはっていくのは大学の講義や授業みたいな感じで、今までのニュース番組にはない形で面白かったです。主婦からすると、キッチンで用事をしながらテレビを見ているのでテレビの文字情報は助かっています。ニュースをしているなと感じれば、テレビに近づいて聞こうかなと思います。そうでもない程度であれば、キッチンから中身が分かる助けになりますので、文字情報は、晩御飯の支度をしながら見ている主婦からするとありがたい量です。他の週の放送も全部見ましたが、今週のハコのテーマはタイムリーで良いと思います。出演されている先生もためになります。特に5月1日の放送は日時、場所、ネタがピッタリの内容でした。良く探してきたなと思います。長く続けていく上で大切にしていただければと思います。スタジオで男性アナウンサーとゲストの方が茶碗とはしを持っていますが、今回の「イチゴのコンフィチュール」はパンの方が合うのではと思います。「すごすぎキッズ」は、なぎなた、バイクトライアルの子供が出ていましたが、バイクトライアルの子供はせっかくココロンを付けて出てきていますが、テレビの中で触れていなかったので、「ありがとう、つけてくれているね」など何か一言触れてあげると、子供は喜ぶと思うと思います。なぎなたの子供は少し遠いかもしれませんが、可能な限り生でスタジオに呼ぶと、子供はテレビに出られるということは一大事業だと思いますので、VTRと、「ここにも来ていただきました」ということをし、ココロングッズを配るなどすれば小学校でも広がると思います。子供の気持ちを紹介してあげると同時に大切にすれば広がっていくと思います。

・イチゴ栽培の人の顔は、サラリーマンを辞めてイチゴ栽培に打ち込んだにしては、少しくたびれて見えました。生き生きした人を選ばれないのかなと思います。おいしいイチゴなのに、おいしく感じることができませんでした。イチゴのうまみの説明があり楽しく見ました。出演される方は健康で元気そうな人を選んでみてはどうでしょうか? しまなみのレモンのお酒、南イタリアの家庭酒ということでしたが、一度イタリアに行き、レモンが植わっている地中海をみてほれ込んだのかなと思い見ていましたが、そのようでもなさそうでした。それがあれば、もっと楽しかったと思います。レモンには大、小とサイズがあり、地中海のレモンは大きいです。「レモンを瀬戸内で作らないかな」と東京の方は言いますが、機会があれば、そのような情報も取り入れると島の人も転換するのに喜ぶと思います。レモンのお酒200ccで2,100円と出ていましたが、今後売れるのかなと思い心配です。濃厚なのであれば、水割りなど紹介し、もっと売れるよう協力ができたのではないでしょうか? 「すごすぎキッズ」で幼稚園児がこいのぼりを作っていましたが、こいのぼりを作る過程から出してあげればよいと思いました。子供の喜ぶものが出ていて良かったと思います。

・日本酒の酒蔵さんが協力しているようですが、どのように協力しているのか分かりませんでした。その紹介が全く無く、西条の成龍酒造の息子さんは27、8歳、7代目でイケメンでした。しっかりしていました。そんな方がいるのかと思いました。

・Iターンしていますが、生活があると思います。商品が売れるまでは初期投資などかかります。難しいと思いますが、そういった内容も報道してもらえればと思います。夢だけではダメだと思いますので・・・。「すごすぎキッズ」のなぎなたは爽やかな小学校4年生の可愛らしい女の子2人が活躍し、りりしく感じました。今後もぜひ、小学生や中学生の元気な、特に運動系を取り上げてほしいです。なぎなたは伝統的な武術ですが、愛媛のお家芸と言っていましたが、どこが愛媛のお家芸なのかが分かりにくかったです。風土、歴史の紹介があれば良かったと思います。ニュース番組は2週間くらい時間をあけて見ると面白いです。インフルエンザの大騒ぎが今はなんでも無く、陽性であればどうするのかと思っていました。その時は盛り上っていましたが、ニュース番組は時間をずらして見ると新しいものが見えくる気がしました。ANNのカネガワラマサヒロ、殺人事件ですが、ANNの方が手紙のやり取りをしていましたが、最近このような事件が愛媛でもありました。スナックの店長が殺されたり、東温市のおばあさんが殺されたり。犯人に心の病があるという背景を聞きましたが、心の病を持った人が使っている薬に、実は問題があるのではないか? アメリカのハイスクールの銃撃事件で、犯人の高校生が使っていた抗うつ剤(SSRI)は、副作用で攻撃的になるということがあります。事件も薬の影響があるのではないかと言われています。日本の精神科では使っています。精神科以外の医師には「恐ろしい、とても使えない」という方もいるようですが精神科の医師は平気で使っている、という話を聞きました。その辺の分析があれば良いと思います。東温市の事件は20ヶ所も刺されていましたが、犯人の背景、なぜそのようなことをしたのか? 普通では考えられません。犯人もどうしてそんなことをしたのか分からないと言っています。もしかすれば、薬害ということも考えられます。軽々には言えない問題ですが、そういったところに切り込むのもジャーナリズムの仕事だと思います。

・番組のテーマ曲ですが、気になりました。希望的な夢がある、「さあ、今から見るぞ」という気持ちにさせないような、残念な音楽の流れを感じました。レモン酒200ccで2,100円が高いか安いかと言えば、イタリアに比べると高くないと思います。日本酒の750mlが数千円です。日本人の感覚で、レモンの2,100円は高いという感覚があり、また、あまり普及していないので、この方たちを取り上げるのであれば、もう少しメジャーになりかけた頃に取り上げてあげればもっと良かったのではと思います。日本のお酒ではなく、もともとイタリアの南の方からのお酒ですので、「こういうものなのですよ」と膨らませ、日本に持って帰り、日本で製造すればこのようになるという付加価値を番組内で付けてあげると良いと思います。結局、それは何なのか、答えが全く出てこないので2,100円は高い、高いというイメージにいくと思います。男性アナウンサーですが、はしを持ったまま話していましたが、話す時ははしを置いて話して欲しいです。はしを持ちながら話しているのは目障りで、気になりました。女性アナウンサーのフリフリな格好ですが、確かにそうだと思いましたが、色彩的には許される範囲かなとも思いますが・・・・。それ以上に男性アナウンサーの髪の色は黄色く見え、さらにピンクのネクタイでホストクラブの雰囲気がありました。他の男性アナウンサー1人がまじめなお父さんを演じており、3人のアンバランスさが画面からすごく受け取れ、真面目さが拡大されこちらに伝わってきました。「すごすぎキッズ」については色々なところから探し出されており良いなと思いました。ですが、子供のインタビュー、「頑張れ」という強いメッセージ性がなく、子供が本当に好きで取り上げているのか、頑張ってほしいという気持ちがあるのか、そのようなことが見受けられませんでした。もっと子供のことを分かり、子供を大切に思い、インタビューし、前向きな気持ちに頑張らせるという、心からのエールを与えてあげるという気構え、視聴者に分かってもらえるような内容であってほしいです。取材をする人はもっと子供のことを勉強するべきだと思います。この番組に限らず、子供の心理について勉強するべきです。自分が子供だった頃と今の子供は違います。考えてくることも違います。もう一度、一対一や一対数人など、何度も子供と話す機会を作り、番組に臨んではどうでしょうか?

・「すごすぎキッズ」ですが8年後の国体を目指して、これからも子供たちをぜひ取り上げてほしいです。

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