番組審議会

第153回 放送番組審議会議事録

1.開催日時:平成22年5月25日(火)午後3時
2.課題番組:「News BOX WIDE」
毎週金曜日 16時53分~19時00分(127分)2010年4月23日放送分を視聴
3.議事の概要:
・野菜、都会のスーパーマーケットが出ていました。それよりも前に仕分けもあり、「あれ?あれ?」と思っていたら愛媛県の番組が出てきました。都会の規格外野菜などを撮る場合、田舎と対比して見つめさせていただくと非常に良いと思いました。田舎の方では規格外は昔からずっと出ています。ですがデパートなどには全く出ません。地産地消と言いつつも出ません。それはなぜかと言うと虫がいる、虫食い葉があるなどいう理由で出しても売れません。ですが道の駅に行くとそれが出ています。結構売れていたり、またそれを道の駅のレストランで使ったりし、上手に使っています。野菜が値上がりしたのでビックリしたように都会の方では放送されています。田舎と都会とを対比させ見せていただくと非常に面白いと思います。また先ほど言っておられた不登校の学生と宇和島の段々畑も入っていましたが・・・私の方の学校にも不登校の学生が時々出てきます。非常に興味を持って見ました。1人の子供さんだけを取り上げるのも良いのですが、「うちの子供はそういう風にさせないといけない」という親が出ています。そうすると無理いじりしてしまいます。そのスタイルに。「あの子もああいう風になるのだから、あなたはそうしなさい」など、非常に子供が生きる道は1本道だという目で母親が見るので、1本道に行ってしまいます。せめて「2つ、3つくらいある」など長谷川先生に取り上げていただき、出していただくと母親の方も「ああいう子もあるのか、お父さんはお笑いができないから、こっちの方で行くかな」など・・・。本当に幼稚なのですが、考えると・・・そういった母親が非常に多いです。父親には全く関係はないが、母親は物凄くある。そういった子供についてはどのような家庭かといいますと、3人兄弟がいて、上の子と下の子が優秀、すごく成績が良い、真ん中の子は追いつかない、そうすると真ん中の子を一生懸命に「大学行きなさい、大学行きなさい」と、親が非常にその枠の中にはめ込んでしまいます。そうすると子供は母親は好きだが、なかなか追いつかなく・・・。そうであれば大工さんや何でもしたらよいと思いますが、それが親としては許されないらしいです。この番組で取り上げられた父親はお笑いをしており良かったと思いました。また違うような角度から見える、不登校が治る、治っていく足がかりの場面を取り上げていただきたいと思いました。段々畑を見た時に、非常に興味があり、そのような所が農業の場合はあると思います。それを沢山探し出しやっていただきたいと思いました。愛南町の石垣、家が建っていますが、そのようなものも一緒に見せていただくと非常により興味が持てると思いました。欲を言うといくらでもありますが・・・松山のことでパンフレットを頂きましたが、愛媛県がよくならないといけないと思うので掘り起こしていただきたいと思います。

・不登校の親子が漫才をやっている。これだけでも大変なニュースで、特ダネだと思います。知らないことを知らせ、驚かすという意味では視聴者はビックリしたと思います。その次に私は視聴者の1人として見てみると、漫才と不登校の落差の大きさ、これが番組を見ても解決ができません。番組としてそこが一番大変だったと思います。全く不登校の新しいケースではないでしょうか?この大きな問題をテレビ局が謎解きをする必要はありませんが、そこに1つの鍵があるとすれば、そこを徹底的にこれから追及していくというものだと思います。全くの対極にあります。人前でしゃべるのと不登校で落ち込むということは。これはどういうことなのだろう。そこに解決の道が見出せれば不登校の1つの手立てが見つかり大きく番組が評価されると思います。

・X JAPANのTOSHIさんを見ているとアーティストの世間知らずさ、小室哲也を連想しました。カバのモモコの熊本への嫁入りですが、せっかくのビジュアルなテレビですので、どのように引っ越すのか?どのようなトラックに乗せるのか?あの大きなカバがどのようにして乗っていくのか?というところが見たかったです。ただ女性の方が横に行き「お嫁に行くの」などと言っていましたが、それも良いのですが、実際に動くところを、むしろテレビの威力で見せるべきだと思いました。不登校の掘り下げですが、かなり深い問題で取材する側が相当の人生、人間を理解した上でやらなければ、軽々しく闘う、克服できた、などそのような問題ではないと思います。学校に行くことだけが人生ではありません。引きこもり、昔あった、金属バッドで父親を殺したという事件がありました。親と全然あわない子供もいます。喧嘩をして家出し、自活できれば自分の人生を切り開くことができ、悲劇も起きません。お互いに幸せです。親子間の断絶、溝は一生消えません。どちらが死んでも消えません。でも生きる道は出てきます。そういう意味で言わせていただくと、切り込んでいくことは結構ですが、かなり深いものを持った上で分析していただかないと、一方的な、薄っぺらな、知ったかぶりの解決、結論を出しても、なかなかでないと思います。ましてやテレビ局の方は今の世の中では勝ち組です。みんな、上から下まで勝ち組の方なので、本当に底辺の、地べたの人の気持ちは分かるのか?厳しい言い方ですが、相手の立場に立ちものが想像できればもっと深い切り口ができるのではと思いました。単純に闘う、克服する、解決できた、などの問題ではないと感じました。

・個々の中身は皆さんがおっしゃったので、全体の作り方を中心に申し上げます。まず愛媛からアナウンサーが少し発言し、すぐに東京からの放送に変わります。その後、eatの番組が続きますが、最初に時事問題が来て見ていくと動物、食べ物、ハコもの、深堀の人情者、人物が・・・と思い見ていました。そのあとミニニュース、天気、すごすぎキッズなどがあり、全体のメニューは非常に考えられており、なかなか取っ付き易い、かたまりとしても、流れとしても良くできていると思いました。「深い取材」「冷静な目」「共感」がキーワード。1つ1つのメニューに実現されていると思います。プラスこのような番組はやはりキャスターの色が直接的に出ます。結局は大澤アナウンサー、市脇アナウンサー、五月女アナウンサーの人間のカラーだと思います。時々見ていますが、知らず知らずに慣れてくる。そういう空気に非常に馴染んできます。3人とも品の良い方で清潔感、爽やか感があり、スタジオの感じ、スタジオの後ろの雰囲気にもピッタリしていると思います。テレビ朝日側が出してくる全国放送が続き、その後に変わりますが、明らかに空気が違う、スピード感が違う。そこの評価ですが、東京の方のニュースは当然ながら非常にスピーディーで非常に激しく、テレビ朝日の作り方もキー局の中での戦いで洗練されてきます。それが終わりやはり愛媛は違うという感じがすることが良いことか?その作り方をどのように考えるか?今回はまずJAL問題から入り、そこが何となくスッと来ました。その後だんだんローカル、言い方を変えるとゆったり感、ほのぼの感が出てきて、苦労があると思いますが、そのほのぼの感、ゆったり感をもっと出しても良いのか?そうではなく今風にいっていくのか?そこが課題、皆さんの腕の見せ所かと思いました。この番組について1年くらい前に、スタジオの後ろのレイアウトが悪い、色合いが気に入らない、ボードが雑多で週刊誌のぶら下がり広告のようだと申し上げましたが、1年経ってみると、それが逆に手作り感、ほのぼの感、ゆったり感なのかなと、私自身も愛媛に慣れてきたのかと思いました。何でも東京のようにすれば良いという訳ではないと思います。「ワイドくん」、最初は何をやっているのかと思いましたが、今はとっても面白いと思います。見せていただいた4月は非常に出来が良い、メニュー的にバラつきがよく、バランスもよいということですので、引き続きこのような感じで楽しい番組を作っていただければと思います。

・今回の一番メインだと思われる不登校の問題ですが、テーマの選び方としては非常に興味が一般的にもあることかと思います。不登校の方が多く本人、家族もしんどい思いをしている、一般的な、皆さんが興味のあるテーマ。ですが非常に取材しにくいテーマであるということは一般的にも分かります。そこをどのように取材をしたのだろうというところで、まず視聴者を引き付ける。その引きつけた視聴者が内容を見て次に思うことは、密着取材をされていて、家族の様子、学校に行く様子、キャッチボールなどプライベートな様子、それをバランスよく事実として取材されている。やりにくいことだからだとは思いますが、本人の内心の情報は特にナレーターとしては流れてこない。本人がどのようなところで辛い思いをし、どのような苦しい思いをして、なぜ自分は不登校になったのか、という認識を持っているのか?内心のことは特にナレーションでは流れてこないので、そこは想像を視聴者にさせるのだろう。そことの対比でカウンセラーの方が例えば「この場合に大事なのは家庭の中で本人の居場所を作ること、社会との接点を作ることが大事です」ということが流れ、それとの関連でM1があり、母親が落ち着いてきたので本人が家に居やすいなど、そういうところから視聴者に推測させるような作りになっているのだろうと思いました。作る側がどのように結論としてこの取材テープを作り、まとめるのか、非常に悩まれたと思います。結論は当然出せません。答えは不登校の方でも1つではない。具体的な事情によって違う。そこをどのようにまとめるのか、興味があり、そこは上手に不登校の方のヒントを、ということでやっています。そのような側面が出ており、なるほどと思いました。ボードを使って最初に全国ネットに行く前に今日やること、JAL路線、不登校・・・など最初にパパット人目に付く目次をおっしゃっているので、これは、例えばJALでも路線どうなるのか、興味があるのでローカルを見たいと思わせる、また文字で見せてくれるので非常に良いと思いました。ボートを使って天気などやっていく中で、ボードを映す時に今やっている前のテーマなども端に映るので、「前はそれやったな」と何となく復習ができるので面白い。普通はドンドンテーマが流れていくので前にそれをやったということを認識ができなくなっていきますが・・・良いと思います。例えばキー局のニュースは渡辺アナウンサーというメインのキャスターがいて、あとの女性達は割りと同じようなカラーで、そこに隠れるカタチでやっていますが、こちらの場合は大澤アナウンサーのキャラクターとあと2人のキャラクター、全員別々の個性が出ている。それはわざとそうされたのか?キャスター3人が共同でテーマがあってやっているのか?どのようなイメージでやっているのか?役割分担など、非常に興味があります。

・最初に大澤アナウンサーが解説してくださったことを聞きたかったので・・・。どうしてこの時期にこの不登校を選ばれたのかなと一番今日お聞きしようと思っていたので、疑問が解決できて良かったです。子供がいると色々な子が周りにいます。娘が中学の時に同級生が不登校から拒食症になり、卒業はしましたが、とでもガリガリに痩せていました。高校も行きましたが合わなくて辞め、フリースクールに行きました。私の娘が高校を卒業する時は高校2年の勉強をフリースクールでしており、少しずつで良いから自分のペースで、歩幅で勉強していき、大学も目指したいと言っていましたが、つい先月亡くなってしまい、やはり拒食症がもとで体調を崩し、心臓とかにも負担があったのではないのか・・・?皆は色々な憶測をして「やっぱり精神的に・・・自殺だったのでは」という話がありました。不登校が治ってもそのあと何年も尾を引いてすっきりそこから立ち直れるのは、よっぽどの方だと思います。色々なパターンの方がいらっしゃると思うので、15分でまとめてしまうのは本当に難しく、大澤アナウンサーに話を聞いて「そうだったのか」と見て納得しますが、あの1回の放送を見ただけでは、やはり晩ご飯を作りながら、用事をしながら見ている主婦には伝わりにくいかなと思いました。やるからには欲を言って枠が延び、16時くらいからのドラマを削り・・・と延びていってしまうのかなと。もったいない気もします。ですが会社の事情もあると思いますのでご検討を。その不登校で気になったのは、最初に学校に通学している男の子3人で、その時に「3度目の入学です」と言うと、横で「長いね」という声が入っていました。それは一緒に行っていたインタビューの方が言われたのか、一緒にいたメンバーが言ったのかが・・・それだったら良いのですが、こちら側が言うと問題のある発言だったので、ぱっと見ている分には「それは誰が言ったの?」と気になる発言だったので、編集されるときにでも隠すなど何かした方が良いと思いました。「そこ気に」は最初に月曜から金曜日まで7つやり、そこからチョイスし「ハコ」をやるのでもないですよね・・・取材が短くてできない?「ハコ」のテーマのチョイスがどこから来たのか、見ている側からすると疑問になってくると思うので、少し触れても良いのではと思いました。コメンテーターの方のチョイスが、「そこ気に」にあうコメンテーターなのか、「ハコ」にあうコメンテーターなのかということが、今回も不十分、もっと聞きたいという話の時に突っ込みどころもあり、色んな話が聞ける方が、コメンテーター、専門家の話なので、選び方をもう少し・・・。気になりました。オープニングのボードですが、左からなめて映すような感じですが、せっかく何時に何があるのか、真正面から映した画があまりなかったような気がしました。時間があると良いのですが、1分くらいしかないので、人よりもボードを映していただけたらと思いました。ワイド系の番組になるとグルメものに走ってしまいますが、「ひめごはん」のコーナーはその土地のものを使った料理など、親しみが持て、五月女アナウンサーのキャラクターはすごくお嬢さんですが、芯はしっかりしたことが伝わってきてきました。ピンクのオーバーオールは最近ですよね。チャラチャラした服で行くのではなく、ユニフォームという感じで良いと思い、好感が持てました。段々畑や、そこから出てきたものを取材したところで繋がり「ハコ」で持っていくなど、「すごすぎキッズ」が「ハコ」にいくなど、色々な関連性を持たせて作っていかれると大事に使えるかなと思いました。気象予報士についてはもう少し時間を取ってあげればと、せっかく出演されていますが、すぐにいなくなる感じでしたので、天気のツボなど聞かせてほしいと思いました。

・不登校はとても気になりました。現状と結果は見えてきますが、原因が見えてきませんでした。このように一度立ち直った、復活した人は次、挫折を味わうととてもしんどい部分、きつい部分があります。それが今、漫才を親子でやり、色々なところを訪問し、成功の表舞台に立っています。ですが訪問していて飽きられるということがあります。そのような時にどう対応されるのかと心配しました。不登校を取り上げるのであればこの高校生も良いと思いますが、小学校当たりから不登校予防ではありませんが、そのような感じの子供さんを取り上げるのも、愛媛県民にとって「うちの子気をつけないといけないね」「大丈夫かな」といった1つの良い提案になると思います。「ぐるりん瀬戸内」で地図が出ますが、日本海まで行くのかなと思いながら見ています。各局一言ずつコメントがありますが、もう少しオシャレなコメントはないのかなと思います。ジャガイモを炊いていましたが、少し粉ふきにすれば、もっと美味しく見えるのに、全然美味しく見えませんでした。スタジオのジャガイモが美味しそうに見えません。ジャガイモは粉ふきにして初めておいしさが表現されます。スタジオのジャガイモはこんもりと盛って欲しいです。ザルの上に平たくでした。それが黄緑がかって見えました。日光に当たったジャガイモは黄緑になります。残念に思いました。畑では美味しそうに見えましたが。五月女アナウンサーのピンクの服も可愛く、「このようなお嫁さんがうちにも来たらいいのに」と思う人が多いと思います。ほのぼのとしたとても良い番組だと思いました。品があるという意見がありましたが、確かに上品で、3人とも大好きだと思い、いつも見ています。コメント1つ1つも茶化したようなコメントがないので、見せていただいても心の底から好感が持てる番組でした。

・共通して話題に上ったのは不登校の番組の作り方、真相まで掘り下げて徹底的にこれからも継続取材をして1つの番組に作り上げるというところまで彼が20才になる、就職するところまで追いかけていくと、いつの日かPROGRESS賞の対象のドキュメンタリー番組にまで発展するのかなと思いました。そのためには先ほど言われたような、これを取材するチームと向うの家族との信頼関係がどこまで深めていけるのかというものが、占っているのかなという気がしました。

ページの先頭へ

Get Adobe Reader
PDFマークがついてるコンテンツはAdobe Acrobat Reader4.0以上が必要です
Get Adobe FlashPlayer
このサイトをご覧になるためにはAdobe Flash Player7以上が必要です