番組審議会

第178回 放送番組審議会議事録

1.開催日時:平成24年11月26日(月)午後3時
2.課題番組:「テレビ朝日系列中四国ブロックネット特別番組:仲村トオル 古田敦也が追う 維新の・ぼーる」
   2012年10月27日(土) 14:00~14:55 (55分)
3.議事の概要:
・キャスティングが良いというのが心に残っています。仲村トオルさん、古田敦也さん、子規記念博物館の竹田館長や試合のスコアを付けていた大野さん、レガンの砂川会長にしても、しっかり生きてこられた方で、コメントの言葉が全て裏付けとなっていました。退屈する箇所が一つもなく、展開、流れが良かったです。一番感心したのは、古田さんの野球の場面からミットに焦点を当て、道具に繋ぐという流れが良かったです。

・惚れ込んだ番組でした。なぜかと言いますと、茶化して笑わす番組が多い中で、こんなことを言うと失礼になるかもしれませんが、昔のNHK的な中身の濃い番組だったと思います。また、子供の頃の事を思い出させていただき、ありがたかったです。私の父親は明治の中頃生まれで、野球が大好きで、常に行く時は、私も連れて行ってくれました。終戦後、松山市内に今の中学生くらいのグループの野球大会がありました。この平野をあちらこちらと回っていました。私が子供の頃、旗を持って応援に行っていたのを思い出し、嬉しくなりました。本当に良い番組で、楽しかったです。

・松山商業VS三沢の伝説の戦いの映像や、矢野選手の伝説的なバックホームなども見ることができ良かったと思います。正岡子規の野球にこだわってのルポというものはこれまでになかったように思います。これだけのものはありません。正岡子規は、俳句、短歌、文章の改革をしましたが、俳句よりも短歌の方が上手です。正岡子規の「短歌」は、皆さんビックリしたと思います。あれだけ良い短歌を紹介できた。そういった意味で視聴者を驚かせることができたと思います。本当に良かったと思います。古田さんの話の上手さ、これもビックリしました。

・野球をあまり知らない人は、どのような気持ちで見たのか?と思いました。そのような人にとっても結構面白い番組だったと思います。時起こしが、正岡子規から始まり、仲村トオルさんのナレーションも非常に良かったと思います。声質が番組にぴったり合っていました。古田さんと子規記念博物館の竹田館長の会話の中で、キャッチャー論から始まり、最後は日本文化まで広がり、団体競技の妙味、そういったものを上手くまとめていったと思いました。ただ、時間が長かったせいか、松山商業の名場面や、今治の女子野球、グローブのメーカーなど、色々と話題が変わり、多少、焦点がぼやけたかなと思いました。結局、言いたいところは、古田さんと、正岡子規の生き様、野球との関係ではないかなと思いました。それにしては時間があり過ぎたのか、少し場面があちらこちらにいった感がありました。正岡子規が野球殿堂入りした理由が、プレーヤーではなく、文学者として、文字のプロとして、ピッチャーのことを投手、バッターのことを打者という日本語を作ったという功績だと思います。正岡律さんの孫にあたる方のインタビューを録っていて良かったのですが、最近、ドナルド・キーンが「正岡子規」という本を書いています。正岡子規が中心なら、この人にも接触があっても良かったのかなと思います。

・非常に力作だと感じました。為になったという印象が強いです。初めは、タイトルが大上段だなと思いました。よく調べていて、私にとっては、知らいない事が多く、勉強になりました。先ほど指摘がありましたが、キャスティングも意味があり、中身とマッチングしでいたと思います。また音楽も内容とマッチングしていたような印象を持ちました。場面展開、東京、松山、奈良など、色々とありましたが、私は、広島の応援のくだりは、この流れ的にはどうなのかなと思いました。中四国ブロックだから入れたのかなと、政治的なことを考えました。野球の流れという意味でおかしくはありませんが、正岡子規という流れからすると、どうなのかなと思いました。視聴者の人はどのように受け止めたのかなと思いました。一時期、この番宣がかなり集中して流れていたので、視聴者の人はどのように受け止めたのかなと気になりました。作品の内容としては、非常に参考になる番組でした。

・仲村トオルさん、古田敦也さん、正岡子規、野球という4つのキーワードの組み合わせが、私だったら考え付かないので、よくそこを組み合わせたなというところが、最初から最後まで印象に残っています。香川で手袋を作っている、野球の手袋はこのようなもので、古田スタイルというものがある、広島の応援スタイルがあるなど、野球に関する知識的なところも興味深く見ました。正岡子規の小さい頃は、引っ込み思案だったが、途中からキャラクターが変わり、リーダーシップを発揮するようになったなど、4つのキーワードを軸に、色々な方向に、予測できないところに話題が広がり、非常に面白かった。話題が全く変な方向に飛んでいく訳ではなく、全体としては流れがあるところに入っていました。インターネットの社会で、ネットでニュースを見ると、次から次へ情報が入って来ます。情報が細切れに入ってくる生活に慣れているので、そこまで情報が色々な所に行っても、変な感じはしません。最終的には、そういったキーワードを軸に色々なことを展開しているので、番組が立体的な印象を受けました。古田さんと正岡子規が、冷静沈着な部分、リーダーシップを発揮し、仲間とやっていくという面を持ち、キャラクターが似ていると、上手くまとめもできていました。興味深く見ました。

・この番組はeatの1社だけの制作という事で、数ある自社制作番組の中では、非常に質の高い、素晴らしい番組に仕上がっていると感心しました。映像、構成、キャスティング、全て一流であったなと思います。仲村トオルさんの語り口は、この番組にマッチングしていると思いました。また古田さんは愛媛にゆかりのある方で、彼の表現は聡明さを表わしていました。松山商業の練習を見ている時の掛け声、彼独自の視点での語りがあったのは、非常に素晴らしいと思いました。松山商業を中心として、高校野球は、eatにしかできない番組ではないかと思います。松山商業の強さがなくなり、出身者が見ると、もう一度頑張っていただきたいという風に出来上がった番組だと思います。

・親子で見させていただきました。とても興味を持って見ることができました。初め、場面が次々変わっていったので、てっきり4社が共同で作っていると思いました。色々な場面を、担当の局が作っていると思って見ていたので、場面が飛んでいく、色々な場面が設定されているのだなと思っていました。1社制作とのことなので、色々なところを関連付けて作られた番組だと感じました。映像は、正岡子規の「静」のイメージからか、とてもきれいで、音楽も合っていて素敵だなと思いました。番組の内容は、古田さんと正岡子規を兼ね合わせて見たところで、子供たちへの仲間意識の面をアピールでき、教育的と言いますか、少なくなってきている仲間意識、チームワークを勉強させる上でも、貴重な番組だったと思います。正岡子規のことは、子供たちも勉強していて、私も知らなかった場面を、スポーツを通して、子供が興味深く見ることができ良かったです。

・野球が全く分からない私ですが、すごく楽しく拝見させていただきました。正岡子規が住んでいた家のことなど、野球のことだけではなく、色々な内容に展開をされていて、そういったところからの取材も良いと思いました。仲村トオルさんのナレーションもすごく素敵ですが、ところどころ、トーンによっては聞き取りにくい所がありました。松山商業の過去の栄光のような場面は、その時、高校生だったので懐かしく拝見しました。とても良い番組だったと思います。

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