番組審議会

第200回放送番組審議会議事録

・1月2日に放送された番組ですが、当日はちらっと見ただけで結局DVDで拝見しました。オープニングのところでわくわくする感じがあり、アナウンサーの皆さんが和服で登場するあたり華やかでよかったと思います。普段ニュースでやっているコーナーの拡大版だと思いますが、身近な題材だけれども、あまり知られていないことを解明していくという構成はとても興味を引かれるものがあり、非常に面白く、家族の集まる時間帯に放送されたことは、とてもよいことだと思います。松山城などの貴重な映像も見られました。

・私は歴史が好きなので、とても興味深く拝見しました。戦後の話題については、私が知っていることもたくさん出てきました。ただ、高倉健さんの話題のところで、来島ドックに映画ロケで高倉健さんが来たことは確かですが、映画の中の役柄として塀のない刑務所で働くという設定であったというのが真実です。このことに限らず、このような番組は、誰に聞くか、どうやって調べるかということが命ですので、本当のことを知っている人に聞き、本当のことを書いている物にあたらなければなりません。ここに十分気を使ってください。ところどころ、軽い話題が挟まっていたことは面白さを長続きさせるためにはよかったと思います。今後もこのような切り口で継続してくれると、地域のことを知るうえで役に立つ。特に若者のために役立つと思います。まだまだ発掘できる話題はたくさんあると思いますので、ぜひ続けてください。

・土地の古老からの話を聞けば、もっと深いものができたのではないかと思います。また、松山、宇和島、今治がとりあげられたので、この三つの街を結ぶ何かで締めくくればきれいにまとまったのではないかと思います。また、古い懐かしい景色がたくさん出てきて、巻き戻して何度も見てしまいました。難を言いますと、私はいつも音楽にこだわるのですが、番組を作るときには、見せるのか、聞かせるのかをはっきりさせたほうがよいように思います。また、音楽を使うときにはナレーションとのかかわりを考えたほうがいい。やや音楽への配慮が足りないように思います。また、地図の上に土足で立つという映像構成のところがありましたが、マナーにかける感じがして抵抗感がありました。トークが軽薄な部分や着物を着たときの立ち居振る舞いがいまひとつな部分があり、そういう基本的なところに配慮していれば、評価を落とさずにすむのではないかと思います。

・まず出だしから、シャーロックホームズの住まい、衣装、日本でいう鹿鳴館時代風の建物のセット(何処か実在する建物?)がふんだんに盛り込まれ、時代物ドラマのような雰囲気が醸し出されていました。やはり、何事もつかみは大切です。番組のイメージを視聴者に感じ取らせることに成功していて感心しました。そして古いフィルムをよく見つけてこられました(拍手!‼︎)こういう番組私は好きです。ナレーターのしのはらさんもいいですね。80年前の国際映画、松山の観光PRフィルム、これらの貴重なフィルムが良い切り口になっていました。このようなことがあるから、物は簡単に捨ててはいけないですね。お正月らしく、あくまで歴史を縦軸に好奇心を横軸にクイズを挟み込んで最後まで貫いたのが良かったと思います。なぜ、その当時国際映画なるものが作られたのかなど、当時の日本の背景を深堀していくと、また別番組ができそうですね。課題は、高倉健さん、古民具など「東予」と「中予」の内容はえひめ謎解きに匹敵するものでしたが、南予の司馬遼太郎さんのエピソードが、東予と中予に比べると物足りない(好奇心がわきづらい)と思います。私のような愛媛っ子にしてみれば「南予の人柄と風土の良さ」は当たり前のこと。「それがあの司馬遼太郎を引き付けた答えでした」で今回終わったので「もっと何かあるんじゃないの」とツッコミたくなりました。司馬遼太郎さんが10回以上訪れたということですが、一生のうちでなのか、1年間か、1ヶ月かで、「好き」の濃さも変わってきます。そういった説明の粗さもあって南予の謎解きは、物足りなかったのだと思います

・番組タイトルの一部は「新春 アナウンサー大集合」ですが、決して正月気分で浮かれ過ぎることなくトリビア、エピソードにあふれた内容で視聴者が満足できる構成だったのではないでしょうか。戦前の松山城舞台の映画、高倉健さんと今治舞台の映画、司馬遼太郎さんと宇和島。これらの知られざる素材を掘り出すのに、多大な労苦を要したでしょう。見つけ出したことで勝負あった、と思います。あとはアナウンサーが現場に足を運び、関係者への取材を重ね、謎を解き明かす。デジタルグラフィックも交えた演出で、情報とバラエティーのバランスが取れた仕立てだったと思います。惜しむらくは、ご意見番、ゲストの扱い。古民具クイズを除き、コメントをいただく場面があまりありませんでした。お二人のキャラクターをもっと生かす余地はなかったでしょうか。もう一点は今治「ダイハツミゼット」と「大村こん」の映像。昭和生まれの私にとって、懐かしい限りでしたが、平成生まれのアナウンサーが感想を述べることなく、単なる、高倉健さんのエピソードへのつなぎといった、そっけない印象が否めませんでした。

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