番組審議会

第226回放送番組審議会

◆審議の概要◆

☆長野篇「ずくなし」で親子の関係という縦軸、愛媛篇「だんだん」では友人関係という横軸にして、構成がわかりやすく、骨組みもしっかりとしており、共感できるところが多いドラマだと思う。
 
編成された時間帯や番組の長さなども含めて、全体的に好印象であり、活力を与える番組として視聴者には受け入れられたのではないだろうか。
 
☆愛媛篇は、美しい映像や視覚的なアクセントが際立っていた。みかん山のドローン撮影や、海と山のコントラストの中で踊るシーンの映像は、海のない長野の視聴者に愛媛の景色を十分アピールしていた。
 
長野篇はベテラン俳優を起用し、安定感のあるつくりだった。一方、愛媛篇では若い俳優や地元の高校生を起用していて、躍動感溢れる挑戦的なつくりを試みたところに賞賛を送りたい。
 
☆東京から帰ってきた娘の会話に、時間を追うごとに方言が増えていくと、リアリティが増したのではないか。
 
☆番組の冒頭で「ずくなし」「だんだん」の言葉がそれぞれ説明されているが、いまや「だんだん」はほとんど使われていない。長野で「ずくなし」はどうなのだろうか。方言で地域性を表現しようとするのであれば、他の方言も取り入れるなど、演出の工夫がほしかった。
 
転校生ハルキが新鮮なみかんを食べたいという思いからミカン畑に失敬しにいく、さらにミカン作りの世界に飛び込む急な展開には違和感を覚えた。
 
☆長野篇と愛媛篇のそれぞれの主人公が偶然都会で対面するラストのシーンはあっけなかった。路上に落ちてしまったミカンを拾い上げ、自分の作ったものだと言う感動の表現が、あまりにもあっさりとしすぎて残念に思った。
 

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