おでこの毛穴が気になる人は、スキンケアや食事、生活習慣の見直しが必要です。皮脂の分泌が多いおでこは、日頃から正しい毛穴ケア対策をすることが大切です。
今回は、おでこの毛穴が目立つ原因とその対策をご紹介します。毛穴に良い栄養素や美容成分を知り、正しいスキンケア方法や生活習慣を身につけましょう。
おでこの毛穴が目立つ原因
おでこの毛穴が目立つ原因は1つではありません。毛穴が気になり出したら、その原因を突き止めて、原因に合わせた対策を考えてみましょう。主に以下の2点がおでこの毛穴に影響していると考えられます。
- 毛穴の黒ずみ
- 毛穴の開き
原因1.おでこの毛穴の黒ずみ
おでこの毛穴が目立つ原因の1つは、その黒ずみです。毛穴が黒ずんでいるため、おでこの毛穴がポツポツと目立ってしまいます。おでこや鼻は、皮脂腺が多く皮脂も出やすいため、他の部位よりも毛穴の黒ずみが目立ちやすい部分となります。
おでこの毛穴が黒ずむのは、主に皮脂やメイク汚れの詰まりによるものです。皮脂やメイクの汚れが毛穴に残ると角栓になり、酸化すると黒ずみになります。
角栓が作られる理由には、クレンジングの影響のほか、肌のターンオーバーも関係しています。ターンオーバーが乱れると、古い角質が溜まり角栓ができやすかったり、メラニン色素がうまく排出されず、黒ずんで見えたりするのです。
原因2.おでこの毛穴の開き
おでこの毛穴が目立つのは、毛穴の開きの可能性も考えられます。おでこの毛穴が開きやすい理由としては、皮脂の過剰分泌と肌のたるみが挙げられます。
皮脂の過剰分泌
おでこは皮脂の分泌が比較的多いため、過剰に分泌されることによって毛穴が開いてしまいます。皮脂の過剰分泌は、乾燥や紫外線による刺激で起こりやすくなります。肌の潤いを守ろうとどんどん皮脂が分泌されることで、毛穴が押し広げられてしまうのです。
毛穴の目立ちだけでなく、テカリもある人は皮脂の分泌が増えている可能性があります。
肌のたるみ
おでこの毛穴が目立つ理由には、加齢などによる肌のたるみもあります。肌がたるむことによっておでこや頬などの毛穴は縦長に広がり、目立ちやすくなります。若い頃は目立たなかったのに、年々気になってきたという人は要注意です。
肌の弾力は、コラーゲンやヒアルロン酸などによって支えられています。若い頃はプルプルだった肌も、年齢とともにこれらの成分が減少するため、徐々にたるんでしまうのです。毛穴の周りの皮膚も同じようにたるみ、毛穴は縦に広がります。
おでこの毛穴の開きをなくすためにできること
おでこの毛穴が目立つときは、スキンケアや食生活などを見直し、正しく対策することが大切です。正しい方法でケアすることで、毛穴の気にならない肌を目指せます。加齢によるたるみ毛穴も、「年齢だから」と諦めずにケアしてみましょう。
スキンケア編
おでこの毛穴の開きを引き締めるためには、正しいスキンケアが大切です。スキンケアでは肌に直接アプローチするため、正しい方法を理解したうえで丁寧に行いましょう。
クレンジング
メイク汚れは落としにくいものもあるため、落ちやすくする工夫が必要となります。
クレンジング前の準備としては、ホットタオルで肌をあたためることがポイントです。肌をあたため毛穴を開かせることで、汚れを落としやすくします。スチーマーを活用するのも効果的です。
落ちにくいメイク部分は専用のリムーバーを使いましょう。ポイントメイクや濃いメイクほど落ちにくく、毛穴に残りがちです。クリームタイプやゲルタイプのクレンジングで優しくメイク落としをします。肌をゴシゴシこすらず、撫でるように肌になじませるのがポイントです。
最後は洗い残しがないように、しっかりとすすぎます。特におでこの生え際はすすぎ残しが多い部分です。クレンジング剤が残ると毛穴詰まりの原因となるため、丁寧に洗い流しましょう。ぬるま湯で十分にすすいだら、優しくタオルで拭き取ります。
洗顔
洗顔も、毛穴の汚れを落とす大切なスキンケアです。ただし、汚れを落とすためとはいえ、ゴシゴシこすったり何度も洗ったりすると、肌を傷つけてしまうので注意しましょう。基本的には、洗顔は朝晩2回が最適だと言われています。
肌を傷つけないためには、洗顔料をしっかりと泡立てることが大切です。手指でこするのではなく、洗顔料の泡を肌の上で転がすように洗います。泡立てがうまくできない場合には、泡立てネットを使ったり、最初から泡で出てくる洗顔料を選んだりといった工夫をしましょう。
タオルで拭くときも、こすらず優しく水分を取ることが大切になります。濡れたままで放置するのは、乾燥やバリア機能低下の原因になりやすいです。
保湿
潤いが不足すると過剰な皮脂分泌につながってしまうので、毛穴の開きを防ぐために保湿は欠かせません。日常のスキンケアアイテムに保湿力があるものを選び、乾燥を防ぎましょう。
保湿成分としては、コラーゲンやヒアルロン酸、アミノ酸などがあげられます。また、コラーゲンの生成促進にはビタミンC(アスコルビン酸)やビタミンA(レチノール)、バリア機能を高める成分としてセラミドといったものがあり、これらの成分が含まれているか確認してみると良いでしょう。
化粧水から美容液、乳液、クリームの順で塗るのが一般的です。毛穴は下向きなので化粧水や美容液は下から上に、乳液やクリームは顔の中心から外側へ、肌を刺激しないよう優しくなじませます。
このほか、しゅうれんタイプの化粧品も毛穴ケアにおすすめです。皮脂の過剰分泌を抑え、引き締め効果も期待できます。
食事・栄養素編
食事改善もおでこの毛穴のケアに役立ちます。おでこの皮脂や弾力は体の内側からも整えましょう。美容に良いとされる栄養素を摂取したり、皮脂分泌を過剰にさせる食事を控えたりすることが大切です。
ビタミンをとる
ビタミンB1やB2などのビタミンB群、ビタミンC、Eは、皮脂分泌の調整や肌の弾力に深い関係を持つ栄養素です。これらを積極的に摂ることで、おでこの毛穴の皮脂過剰やたるみの改善を目指しましょう。
各栄養素の働きと主な食材は以下のようなものがあります。角栓やたるみの改善に向けて、さまざまな点からのサポートが期待できます。
栄養素 | 主な食材 | 期待できる効果 |
---|---|---|
ビタミンB1 | 豚肉、玄米、海苔など | 皮脂分泌のコントロールや 糖質の分解 |
ビタミンB2 | レバー、サバ、丸干しイワシ、納豆など | 皮脂分泌の抑制や 新陳代謝の促進 |
ビタミンB6 | ごま、鶏肉、カツオ、卵黄など | 新陳代謝の促進や乾燥防止、 肌の抵抗力を高める |
ビタミンA | レバー、うなぎ、にんじんなど | ターンオーバーを整える、 抗酸化作用 |
ビタミンE | 大豆、卵、ほうれん草、 アーモンド、うなぎなど | 抗酸化作用や血行促進、 バリア機能の向上など |
ビタミンC | 柿、ブロッコリー、ピーマン、 レモン、オレンジなど | コラーゲンの生成を助ける、 免疫力の向上 |
タンパク質をとる
タンパク質もおでこの毛穴の開きが気になる人が摂取したい栄養素です。タンパク質は、肌や髪など体全体を作る元となり、肌の弾力を保つコラーゲンの生成にも関係しています。タンパク質を含む食材には以下のようなものがあります。
- 白身魚
- 鶏肉
- 豚ひれ肉
- 大豆
鶏肉は手羽先を選ぶとコラーゲンを豊富に摂取できます。また、豚肉や大豆は上記のビタミン類も豊富です。
脂っこい食事を避ける
おでこの毛穴の開きが気になったら、皮脂を抑えるために脂っこい食事を減らしましょう。脂質の多い食事は皮脂を増やし、毛穴の開きや角栓などのトラブルを起こしやすくします。糖質やカフェインの多いものも毛穴トラブルのリスクとなるため、あまりおすすめできません。
また、揚げ物やスナック菓子、甘いものやコーヒーなども避けましょう。良い栄養素を摂取するだけでなく、トラブルの原因を減らすことも大切です。
生活習慣編
おでこの毛穴の開きを改善するためには、生活習慣を見直すことも大切です。肌への悪い習慣を直して、健康的な生活を心がけましょう。以下の点を中心に見直すとお肌に良い生活を目指せます。
- 十分な睡眠
- 適度な運動
- 禁煙
- 飲酒量の調整
- 紫外線予防
- ストレス解消
- 過度なスキンケアを控える
タバコやストレス、紫外線はお肌の大敵です。アルコールも飲みすぎるとビタミンの作用を邪魔すると言われています。また、顔の洗いすぎやパックのしすぎなど、過度なスキンケアも反対に肌を傷つけ、毛穴の開きを悪化させる可能性があるため避けましょう。
まとめ
おでこの毛穴が気になったら、毛穴が目立つ原因を見つけて、具体的に対策しましょう。おでこの毛穴が黒ずんだり広がって見えたりするときには、間違ったスキンケアや食生活、生活習慣が悪影響を与えているかもしれません。
おでこの毛穴は、角栓の詰まりや肌のたるみによって目立ちやすくなります。毛穴がひどく目立つ場合には、必要な栄養素の摂取を心がけ、スキンケアや生活習慣を改善していくことが大切です。今回紹介した改善策を参考に、毛穴レスな肌を目指しましょう。
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