気になる鼻の毛穴の開きや黒ずみ…。鼻の毛穴が目立つのは、普段のちょっとした生活習慣や、間違ったお手入れのせいかもしれません。毛穴の汚れや詰まりの原因を知り、それに合わせた対処法を実践することが大切です。
毛穴のぶつぶつをキレイにしたい人に向けて、対処法を紹介します。正しいスキンケア方法や生活習慣で、きれいな毛穴を目指しましょう。
鼻の毛穴が目立つ原因
鼻の毛穴が目立つのは、普段の生活や行動によって肌や毛穴に負担をかけているせいかもしれません。鼻の毛穴の黒ずみや開きが気になる原因としては、以下の2点が考えられます。
- 皮脂の過剰分泌
- 肌のターンオーバーの乱れ
皮脂の過剰分泌
皮脂の過剰分泌は、鼻の毛穴に角栓ができる原因になります。皮脂が過剰に分泌されることで毛穴の外に排出しきれなくなり、古い角質や汚れと混ざって角栓となります。
また、毛穴に詰まった角栓を落とし切れず放置すると、表面が酸化して黒ずみ、いわゆる「いちご鼻」の原因になります。
日常の何気ない行動や食生活が、皮脂の分泌が増える原因になります。甘いものや糖質の多い食事を好む、夜更かしをするといった習慣も影響しますが、肌の刺激や乾燥などが皮脂を増やすこともあります。たとえば、マスクを長時間している場合も肌を乾燥させ、皮脂分泌を増やすリスクの一つです。
肌のターンオーバーの乱れ
肌のターンオーバーの乱れも、角栓ができやすくなり毛穴が目立つ原因になります。肌の表面の角層は、ターンオーバーによって生まれ変わり、古くなった角質は自然と剥がれ落ちて排出されます。しかし、ターンオーバーが乱れることで、角質がスムーズに排出されず残ってしまい、皮脂と混ざって角栓ができやすくなるのです。
肌のターンオーバーが乱れる原因として、肌への刺激や乾燥、生活習慣の乱れやストレスなどが挙げられます。紫外線対策をせずに外出したり、メイクを落とさずに寝たりする行動も、ターンオーバーを乱す原因です。
毛穴の黒ずみや詰まりが悪化してしまう5つの行動
汚れをとるために実施していたスキンケアによって、毛穴の黒ずみや詰まりが悪化してしまうこともあります。鼻の毛穴が気になる人は、毛穴汚れに悪い影響を与えるケアをしていないか、普段の行動を見直しましょう。
- スクラブ洗顔を使う
- クレンジングオイルマッサージをする
- こすったり剥がしたりするタイプの毛穴パックを使う
- 角栓を無理矢理押し出す
- 必要以上に何度も洗顔する
スクラブ洗顔を使う
スクラブ洗顔は、肌に物理的な摩擦を与えるため、乾燥やターンオーバーの乱れを引き起こす可能性があります。
洗浄力が高いので一時的には表面の角栓を落とせて、鼻の毛穴のぶつぶつが改善するかもしれません。しかし、スクラブ洗顔は、摩擦によって毛穴が炎症を起こすリスクを持つ洗顔料です。
スクラブの摩擦によって肌に負担がかかると、乾燥やターンオーバーの乱れから角質肥厚になり、毛穴の詰まりが悪化する場合があります。肌に優しいスキンケアで、一度に毛穴の詰まりをなくす方法はなかなかないので、負担をかけないよう少しずつ毛穴をケアしましょう。
クレンジングオイルマッサージをする
クレンジングオイルによるマッサージは、肌に負担を与え、かえって鼻の毛穴目立ちを悪化させる恐れがあります。
たしかにクレンジングオイルは、頑固に詰まった鼻の毛穴の角栓を落としやすくなるかもしれません。しかし、クレンジングオイルに含まれる界面活性剤は肌にとって負担になります。界面活性剤はクレンジングオイルとメイク汚れなどの油分を馴染ませ、すすぎやすくするために必要ですが、マッサージには向いていません。
また、クレンジングオイルでマッサージすると、せっかく浮き上がった皮脂や汚れが毛穴に戻り、奥まで入り込んでしまう可能性もあります。オイルを使ったマッサージをしたいときには、マッサージオイルを使用しましょう。
こすったり剥がしたりするタイプの毛穴パックを使う
肌をこすったり、貼って剝がしたりするタイプの毛穴パックを使って汚れを取る方法は、肌に強い刺激を与えるため、使用頻度に注意が必要です。毛穴パックは、普段のスキンケアで落とし切れない古い角質や毛穴汚れを取り除いてくれます。しかし、肌への刺激が強いため、使い過ぎると肌にダメージが加わり、毛穴の状態に悪影響を与えるかもしれません。
毛穴パックを使う際には、商品に記載されている使用回数を守り、やり過ぎないことが大切です。また、お手入れ前は蒸しタオルなどで肌を温め、毛穴を開いておくと肌への負担を軽減できます。お手入れ後にはしっかりと保湿して、肌を整えておきましょう。
角栓を無理矢理押し出す
角栓を無理矢理押し出すことは、スクラブや毛穴パック以上に毛穴へダイレクトな負担をかけてしまいます。指やピンセットなどで強く押すことで、毛穴の周りの肌は傷つき、炎症を起こすこともあります。場合によっては、さらに毛穴を開かせてしまうかもしれません。
肌に強い刺激を与えると表面を守ろうとして皮脂が過剰に分泌され、毛穴が目立つ原因になります。鼻の毛穴に詰まった角栓は、見ていて気になり、取ったあとはスッキリした気持ちになるかもしれませんが、リスクの高い行為であるため避けたほうが良いでしょう。
必要以上に何度も洗顔する
必要以上に何度も洗顔するのも、鼻の毛穴には良いことではありません。どんなに優しく洗顔していても、回数が増えると肌への摩擦による負担が大きくなるほか、より多くの皮脂を落としてしまいます。肌のために必要な皮脂まで落ちてしまうことで、皮脂分泌が過剰になったり、乾燥が進んでターンオーバーの乱れを引き起こしたりする可能性が高まります。
洗顔は、朝と夜のメイク落とし後の2回で十分です。皮脂が出やすいからといって洗顔しすぎると、今度は部分的に乾燥とベタつきが混在するオイリードライ肌になる可能性があります。
鼻の毛穴を改善させるケア
ここからは、鼻の毛穴を改善させるお手入れの方法を紹介します。鼻の毛穴のぶつぶつの治し方で意識したいのは、肌に負担をかけない優しいケアです。丁寧に優しくお手入れして、鼻の毛穴をきれいにすることが大切です。具体的な手順は次のとおりです。
1.蒸しタオルで肌をあたためる
2.優しく洗顔する
3.しっかり保湿する
1.蒸しタオルで肌をあたためる
鼻の毛穴汚れを落とすためには、まず肌をやわらかくしてあげることが大切です。肌をほぐしながら少しずつオフすることで、肌に負担をかけず穏やかにケアできます。肌をやわらかくほぐすには、蒸しタオルで肌をあたためる方法が効果的です。
蒸しタオルは、45度~50度くらいのお湯で濡らして絞るだけで作れます。やけどしないように注意して絞りましょう。
電子レンジを使って蒸しタオルを作る方法もあります。水で濡らしたタオルをラップに包み、500~600ワットのレンジで30秒~1分程度温めれば完成です。温めたばかりのタオルは熱く、すぐに触れるとやけどの恐れがあるため、様子を見て使いましょう。
2.優しく洗顔する
蒸しタオルで温めて肌をほぐしたら、優しく洗顔しましょう。洗顔では、毛穴に詰まった汚れだけを丁寧に落とし、周りの肌を傷つけないようにすることが大切です。優しく洗顔するために、次のポイントを守りましょう。
- 洗顔料は低刺激のものを選ぶ
- 洗顔料はしっかり泡立てる
- たっぷりの泡を転がすように優しく洗う
- 洗顔ブラシを使う場合は毛先を押し付けない
- すすぎはぬるま湯ですみずみまで流す
- タオルでこすらないように水分を丁寧に拭き取る
洗顔料を取る前に、手を清潔にしておくことでより泡立てやすくなります。手を洗ってから顔を濡らし、洗顔料を泡立てましょう。水分が少ないと泡が立ちにくいため、十分に水を加えることも大切です。手のひらを下に向けても落ちないぐらいの泡になるよう調整すると、毛穴の奥まで洗いやすくなります。
3.しっかり保湿
鼻の毛穴を目立たなくするためには、洗顔後の保湿ケアが大切です。化粧水で潤いを与え、乳液で潤いを閉じ込めます。乾燥から肌を守り、ターンオーバーの乱れを防ぐためには、保湿力・保水力の高い化粧水や乳液を使うと良いでしょう。
いくら皮脂が気になっても、サッパリ系の化粧水や乳液では十分に保湿されないことがあります。肌の水分・油分不足から皮脂が過剰分泌されている場合も多いので、普段から肌のベタつきが気になる人ほどしっかりと保湿しましょう。
鼻の表面には凹凸があり、ケアしにくい部分もあるため、細かく部位ごとに適切な方法を取り入れることも必要です。小鼻のくぼみはコットンを使うと、むらなく細部まで化粧水を塗布できます。
スキンケアの成分としては、コラーゲン、セラミド、ヒアルロン酸などに高い保湿効果が期待できます。また、ビタミンC誘導体も、皮脂を抑えるなど毛穴の悩みにアプローチする成分です。ただし、ビタミンC誘導体は敏感肌や乾燥肌の場合、刺激を感じることがあるため、コラーゲンなどの保湿成分を含む化粧品と一緒に使う工夫も必要です。
まとめ
鼻の毛穴が気になる人は、皮脂の過剰分泌とターンオーバーの乱れを改善することが大切です。皮脂分泌やターンオーバーは、スキンケアや日常生活の影響を受けやすいものです。毛穴が目立ってきたら、これまでの行動を振り返ってみましょう。
毛穴に良いスキンケア方法の基本は、肌に負担を与えないことと、乾燥させないことです。生活習慣の改善とともに、丁寧な洗顔と保湿ケアを行い、肌の皮脂分泌とターンオーバーを整えましょう。
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