毛穴の周りの赤いポツポツで悩んでいませんか?年齢を問わず、さまざまな理由で毛穴周りが炎症してしまい、赤い斑点のようなものができてしまうことも。
この記事では、毛穴周りにできる赤いポツポツの原因や、効果的なスキンケア方法について詳しく解説します。原因を知って適切なケアをすることで、改善が見込めます。放置すると悪化してしまう可能性もあるので、早めにケアをしましょう。
毛穴の周りの赤いポツポツの原因
毛穴周りに赤いポツポツができている場合、肌が炎症を起こしている可能性があります。赤いポツポツができるのは、主に以下のようなものが原因として考えられます。
- ニキビ
ニキビは鼻や頬など、皮脂分泌が活発なところに現れます。毛穴に溜まった皮脂を栄養としてニキビ菌が繁殖し、炎症を起こすと赤ニキビになります。
- 毛嚢炎(もうのうえん)、毛包炎(もうほうえん)
毛嚢炎・毛包炎は、白や黄色の膿を含んでいる直径1cm以下の赤い炎症のことです。赤ニキビと違って芯がなく、皮脂分泌が少なめで乾燥しやすい肌にも発症します。
- 蕁麻疹(じんましん)
肌が赤く盛り上がり、激しいかゆみや痛みをともなう皮膚の病気です。食べ物、気候の変化、ストレスなどさまざまな要因で発症しますが、長くても1日ほどで跡がなくなります。
- 乾燥による湿疹
皮脂欠乏性湿疹といい、皮脂不足により肌のバリア機能が低下し、軽い刺激でも炎症を起こしてしまう症状です。ふくらはぎの前側に発症しやすく、かゆみや赤いポツポツが出てしまいます。
毛穴の周りの赤いポツポツができる理由
毛穴周りの赤いポツポツは、人によってできる理由が異なります。ここでは、代表的な理由を2つご紹介します。症状の状態によっては他の理由も考えられるため、あくまでも一例として確認していきましょう。
毛穴の詰まり
赤いポツポツは、毛穴の詰まりが原因で起こります。赤い斑点は、古い角質によって炎症が起きている可能性があります。
毛穴の汚れが取りきれていないと、残った汚れや皮脂が角質となり毛穴の出口にどんどん詰まっていきます。毛穴に溜まった皮脂は、酸化しやすく刺激性があるので、肌を炎症させる原因になるのです。
また、赤みが気になって肌を触ってしまうことも、炎症を悪化させる原因の一つ。毛穴の詰まりは、肌の乾燥やストレス、遺伝、体質などが関係すると言われていますが、何もケアせずに放っておくと、跡が残ったり色素沈着を引き起こしたりする場合もあります。
ムダ毛処理による影響
赤いポツポツの原因は、ムダ毛処理の影響も考えられます。カミソリや毛抜きなど使ったあとに赤みが出た場合、毛嚢炎・毛包炎を発症しているかもしれません。誤ったムダ毛処理をしてしまうと、毛穴に細菌やカビが入り込み炎症を引き起こします。
ずっと同じカミソリで処理していたり、お風呂場に置いてあるものを使っていたりする場合は要注意です。古くなったカミソリは肌にダメージを与えやすく、また長時間放置していると菌が発生している可能性があります。
ムダ毛処理する際は、カミソリは定期的に新しいものに変える、毛の流れに沿って剃る、乳液やクリームで肌を保護する、といったことを意識するようにしましょう。
毛穴の周りの赤いポツポツの改善方法
毛穴周りの赤みを改善するには、肌の新陳代謝を促して、正常な肌サイクルを取り戻すことが重要になります。ここからは、赤いポツポツの効果的な改善方法を紹介します。身体の内側と外側からのアプローチで、きれいな肌を目指しましょう。
スキンケアを見直す
まずは毎日のスキンケアを見直すことから始めましょう。毛穴ケアの基本は「炎症を抑えること」です。肌を沈静化させるには、以下の点に気をつけてスキンケアを行いましょう。
- ゴシゴシこすらないよう、たっぷりの泡で洗顔する
- 入浴後は肌に水分をたっぷりと与えて保湿する
- 消炎効果のある成分や、ビタミンC誘導体を配合した化粧水を使う
- 乾燥しやすい冬の季節には加湿器を取り入れる
- 赤くなっている部分を触ったり爪で引っ掻いたりしない
赤みが引いてブツブツだけが残ってしまった場合は、ピーリングもおすすめのケアです。やりすぎてしまうと肌に負担を与えてしまうため、1ヵ月に1回を目安に行いましょう。
ムダ毛の処理方法を変える
カミソリや毛抜きを使った処理方法は、皮膚を傷つけて赤みが発生しやすくなります。ムダ毛処理をする際は次の点に注意しましょう。
- 処理時はシェービングローションやクリームを塗る
- 毛の流れに沿って剃る
- 処理後は肌を冷却して毛穴を引き締める
- アフターケアとして保湿をしっかり行う
カミソリを使っている場合、できるだけ肌への負担が少ない電気シェーバーや家庭用の脱毛器に切り替えると良いでしょう。また、脱毛サロンに通うのもおすすめです。通う手間はかかりますが、プロによる施術で肌へのダメージをおさえられます。
紫外線対策をする
毛穴のポツポツは、紫外線によってさらに悪化してしまいます。紫外線を浴びることで肌のターンオーバーが乱れ、毛穴の詰まりがひどくなる可能性があります。
紫外線対策は次のようなものがあります。できるものから毎日のスキンケアに取り入れてみてください。
- 外出するときは必ず日焼け止めを塗る
- 長時間外にいる場合はSPF50、PA++++の日焼け止めを使う
- 日焼け止めは2〜3時間ごとに塗り直す
- 1日の終わりにはクレンジングで日焼け止めをしっかりオフする
夏のような日差しが強い時期は、外出時に日傘や帽子、サングラスを着用するのも良いでしょう。また、紫外線は一年中降り注ぐため、夏の暑くなる季節だけでなく、一年を通して紫外線対策をできるのが理想です。
バランスの良い食事を摂る
美肌のためには健康的な食生活を意識することも大切です。バランスの悪い食事を摂ると、過剰な皮脂の分泌によって毛穴が開き、老廃物が溜まりやすくなってしまいます。食生活を改善するには、以下の内容を意識しましょう。
- 甘いもの、油っぽいものは控える
- 糖質、脂質を抑えてタンパク質、ビタミン、ミネラルを意識して摂る
- ビタミンは、ビタミンA、B2、B6、C、Eを積極的に摂る
ビタミン群は、抗酸化作用や皮脂の分泌を抑える働きをサポートしてくれます。油っぽいものを多く食べた翌日はビタミンやミネラルが多い食事にするなど、毎日の食事で調整できると良いでしょう。
良質な睡眠をとる
睡眠不足は健全な肌のターンオーバーを乱す原因です。十分に睡眠が取れていないと、免疫力が低下し、肌の新陳代謝が遅れてしまいます。それにより肌トラブルを引き起こしやすくなってしまうのです。質の良い睡眠のために、以下の点を意識しましょう。
- 寝る前にはスマートフォンを見ない
- ベッドに入る2〜3時間前に入浴し、身体を温める
- 6〜7時間の睡眠時間を確保する
また、睡眠はホルモンバランスにも関係しています。肌の機能を支える成長ホルモンや女性ホルモンの分泌が減ってしまうと、肌荒れにもつながるため、質の良い睡眠が大切になります。
毛穴の赤いポツポツが治らない場合は皮膚科を受診する
皮脂の過剰分泌やムダ毛処理が原因の赤いポツポツは、ケア方法を見直すことである程度症状の改善が見込めます。しかし、長期間治らなかったり、症状が悪化していたりするときは、原因が別の可能性が考えられるため、一度皮膚科に行って相談してみましょう。
特に、肌荒れが起きやすい敏感肌の方や肌が弱い方は早めに受診することをおすすめします。日常のケアについてもアドバイスをもらえるかもしれません。
まとめ
今回は毛穴周りの赤いポツポツを改善する方法について紹介しました。赤いポツポツの原因は、主に「毛穴の詰まり」や「ムダ毛処理」が考えられます。改善するためには、毎日のスキンケアやムダ毛処理の方法を見直したり、紫外線対策をしたりといった対策があります。
症状が良くならない場合は、皮膚科で専門医に相談するのがおすすめです。今回紹介した内容を参考に、赤いポツポツを改善して毛穴が気にならない肌を目指しましょう。
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