２１日からイギリス・ロンドンで開かれる国際的なデザインフェアに砥部焼を出展するため、作家チームが２０日、松山空港を出発しました。

イギリスに向け出発したのは、砥部焼の作家チーム、「ＴＯＢＥｃｏｌｌｅｃｔｉｖｅ」のメンバーです。

イギリスの陶芸家との交流をきっかけに、砥部焼の新たな可能性を世界に示そうと、今回、海外進出の試みとして作品を「ロンドン・デザインフェア」に出展することになりました。

デザインフェアには、世界各国から約２００のブースが集まり、２万人の来場が見込まれていて、メンバーはこれまでクラウドファンディングで支援を募るなどして準備を進めてきました。

【梶原英佑さん】
「（海外では砥部焼を）知らないからと言って技術が低いわけではないのでしっかり見てもらいたい」

ロンドン・デザインフェアは、２１日から２４日までの４日間で、メンバーは食器やオブジェなどおよそ３００点を出展し販売するほか、現地の工房との交流も行うということです。