ＳＮＳで知り合った少年にわいせつな行為をしたなどの罪に問われていた四国中央市の元小学校教師の男に、松山地裁は２４日、懲役３年の実刑判決を言い渡しました。
判決文によりますと、不同意性交などの罪に問われていた、四国中央市の元小学校教師の男（３１）は去年１０月、ＳＮＳを通じて知り合った１６歳未満の少年にわいせつな画像を撮影させた上、携帯電話のアプリを通じて自身の携帯電話に送信させ、その５日後、同じ少年にホテルでわいせつな行為などをしました。
２４日の判決公判で、松山地裁の渡邉一昭裁判長は「かねてから子どもに対して同様の犯行を繰り返し常習性は顕著。
子どもの成長への悪影響は大きく、被害者の未熟さに付けこんだ犯行は卑劣かつ悪質」などと指摘しました。
一方で「反省の態度を示している」などとして、懲役５年の求刑に対し、懲役３年の実刑判決を言い渡しました。