松山市の城山の土砂崩れについて説明会などを求めているマンションの住民らが、これまでに市から回答がなかったとして２４日、改めて説明会を開催するよう直接、市に要望しました。
「我々は今後も住んでいく中で、安心して住めるのか。すべてに関して無回答、すべてに関して説明会しないという態度は、改めていただきたいなと思います」静かに憤る男性。
土砂崩れで被害を受けたマンションの住民です。
住民らは、今後の復旧工事や安全性の確保などについて市に説明会を開くよう、８月中旬に郵送で要望書を出しましたが、未だに回答がないとして２４日、住民らおよそ１０人が市の担当者と面会し、改めて要望しました。
住民が「対話型の説明会をきっちりと開いていただいて、今わかっていること、安心を少しでも得られることを話してほしい」などと要望したのに対して、市の担当者は「いただいたご意見を肝に銘じまして、改めて検討してご連絡差し上げたいと思います」と応じました。市では今週中をめどに、何らかの回答をしたいとしています。
申し入れた住民の代表は「これまでの市の態度はゼロ回答だと思っています。謝罪なり説明なりをとにかくしてくれと、お話が聞きたいと思ってます」などと話していました。