地域課題の解決などを目指し、高校生らがアイデアを競い合うコンテストの表彰式が２７日、県庁でありました。

「ソーシャルチャレンジグランプリ」は、高校生の柔軟な目線で地域課題の解決を目指そうと、県が去年から開催しているアイデアコンテストです。

今年は県内の５５校が参加し、地方創生やＳＤＧｓをテーマに、地元企業や特産品の特性を生かしながら、地域活性化に向けた発想力を競いました。

このうち最優秀賞にあたる知事賞には西条高校が選ばれました。

西条高校の生徒らは、地元の鉱山で採掘される鉱物「輝安鉱」の認知度を高めようと、人工での合成や県外でオリジナルグッズの販売などを行い、科学と商業の両面からブランド価値の向上に努めたことなどが評価されたということです。

知事賞に次ぐ教育長賞には、松山南高校と北宇和高校三間分校が選ばれました。