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NEW 2025年11月02日(日 ) 16:58

秋の褒章 県関係は14人が受章【愛媛】

秋の褒章の受章者が2日発表され、県関係では合わせて14人が選ばれました。

県関係の内訳は、▽社会奉仕活動に長年携わり、発展に貢献した人に贈られる緑綬褒章が1人、▽長年その道に打ち込み、模範となった人に贈られる黄綬褒章が7人、▽公共の利益などに功績があった人に贈られる藍綬褒章が6人です。

このうち、長年その道一筋に打ち込んできた人に贈られる黄綬褒章に選ばれた、今治市菊間町の鬼瓦職人・渡部一馬さん70歳は、およそ50年にわたり鬼瓦を専門に製作してきました。

地元の加茂神社をはじめ、今治城や北九州市の小倉城など全国の多くの社寺で鬼瓦の製作や復元を手がけているほか、地元の小中学校で粘土細工の指導にあたるなど、鬼瓦の魅力発信にも取り組んでいます。

【渡部鬼瓦・渡部一馬さん】
「(今後も)ものづくりの楽しさ、それをちょっとでも伝えられたらと思っています」