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NEW 2025年11月12日(水 ) 18:36

去年は一時品薄も…「紅まどんな」今年の出来栄えは?【愛媛】

贈答用としても人気が高い、愛媛生まれのブランド柑橘「紅まどんな」。

まもなく出荷を迎えますが、今年のできばえは…?

高い糖度とゼリーのような食感で、贈答用などで人気の高い、愛媛オリジナルの高級ブランド柑橘「紅まどんな」。

11月15日から販売が始まります。

松山市の野志克仁市長は12日、市内北条地区で紅まどんなを栽培する丸山泰司さんの農業用ハウスを訪れました。

11月25日に東京の大田市場でトップセールスを行う予定の野志市長。

今年の出来栄えを確かめます。

【野志市長】
「(紅まどんなを試食して)うまい!久しぶり、このゼリーのような食感。1年ぶりに食べましたけどおいしいですね、やっぱり」

丸山さんによると、今年は夏から秋にかけての記録的な猛暑や残暑の影響で色づきが遅れているものの糖度は高く、例年並みの出来だということです。

県内シェアの7割以上を占めるJAえひめ中央管内では、2024年と比べて163トン多い2417トンの生産が見込まれています。

ところで…。

【津村記者】
「去年は出荷量が少なく、一時品薄となりましたが、今年は…どうなんでしょうか?」

2024年、松山市内にある産直市・太陽市では、夏場の高温による色づきの遅れなどから、最高品質の「紅まどんな」が一時的に確保できない状態となりました。

【JAえひめ中央営農部果樹課・伊藤聡課長】
「12月に入ればある程度安定して出荷ができるというふうに思っていますので」「相対的には潤沢に出回るんじゃないかと思いますので、またご賞味をいただいたらと思います」

愛媛の冬の味覚「紅まどんな」。
まもなく販売開始です!

【JAえひめ中央・丸山泰司さん】
「今年も紅まどんな、おいしく仕上がってます。みなさん食べてください!」