今シーズンの出来栄えを競う浜揚げ真珠の品評会が宇和島市で開かれました。

２８日、宇和島市で開かれた「浜揚げ真珠」の品評会は、真珠養殖の技術と品質向上を目的に県漁協などが毎年開いているもので、今年は１０の支部から合わせて１７０点が出品されました。

出品された真珠は真珠層に光沢があるかどうかや傷が無いかなどが審査され、最高賞の農林水産大臣賞には宇和島市下灘の武部憲児さんが選ばれました。

【農林水産大臣賞を受賞した武部憲児さん】
「真珠の生産量自体が下降気味で、量とか全体的な目方も減っているので、日本にしかない真珠をもっと盛り上げていって価格の方も（上がって）いってもらえたらと」

今シーズンの真珠入札会は、全国のトップを切って来年１月９日に宇和島市で始まる予定です。