これまでの健康保険証はすべて有効期限が切れ、２日からはマイナ保険証に全面的に移行します。

本格スタート初日の医療機関をのぞいてみました。

松山市内のクリニック。

受付をのぞいてみると…。
マイナ保険証を利用する人たちの姿が。

【６０代】Ｑ：前から使ってた？
「はいそうです。１年ぐらい前から」

すでに以前からマイナ保険証を使いこなしている人がいる一方で、この日から使い始めた人も。

【２０代】
「きょう初めて使いました。すごい難しいイメージだったんですけど、全然受付が、簡単に受付ができた」

こちらでは、マイナ保険証の利用者が徐々に増えてきていて、クリニックでは本格移行初日のきょうもトラブルなくスムーズに受付ができたといいます。

【おち内科・ペインクリニック越智貴紀院長】
「８月で３７％、９月で４０％のマイナ保険証の利用率になってます。徐々に上がってるような印象があります」

一方で。

【６０代】
「マイナンバーカードを機械の上に置くだけですから、手続きとしては簡単ですけど、反面、私より高齢者の方々が機械に対応できるかなっていう心配もあります」

こちらの男性も、マイナ保険証の利用は初めて。

スタッフに教えてもらいながら受付を済ませていました。

【７０代】Ｑ：初めて使ってみてどうですか？
「なかなか難しいね。自分勝手にできないから」

【スタジオ】

２日から全面的に移行したマイナ保険証ですが、「わたし持ってないんですけど」という方も、いらっしゃると思います。

そんな方は、どうすればいいのか？

まず特例措置として来年３月までは、従来の健康保険証も利用できます。

そのため「たちまち医療機関にかかれなくなる」ということはありません。

また、マイナンバーカードは持っているけれど、マイナ保険証としての機能を紐づけしていない人やマイナンバーカード自体を持っていない人、こういった方には「資格確認書」が届いているかと思います。

これらの方は、「資格確認書」を持っていけばこれまで通り受診できるということです。