台風が近づく中、県内では様々な形で休業が相次ぎました。

四国最大級の規模を誇る愛南町の人気レジャー施設・南レクジャンボプール。

台風の接近で２９日と３０日、臨時休園を決めました。

２９日にかけて吹いた風でプールには葉っぱがたくさん広がり、掃除が必要な状況になっていました。

小島重康所長は「お客さんが泳ぐ施設ですので全部除去しないと営業できないと思っています」などと話していました。

今度の土日は子どもたちにとって夏休み最後の週末です。

施設では３１日朝から掃除などを行い、午後から営業を再開したいとしています。

一方、宇和島市にあるじゃこ天の老舗「安岡蒲鉾」では従業員や来店客の安全を考慮して、３０日は工場と３カ所の販売所をすべて休業にしました。

じゃこ天の材料となるのは宇和海でとれるエソなどの天然魚で、安岡一代表は「魚があって我々があるという状況なので魚が無かったら何もできない」と肩を落としていました。

３１日は台風の状況次第で、営業を再開する予定です。