愛媛のニュース

2024年09月25日(水 ) 16:59

西条市と国内のドローンメーカーが災害時の応援協定結ぶ【愛媛】

災害時にドローンを活用し被災者を支援するため、西条市が国内のドローンメーカーと応援協定を締結しました。
西条市と協定を結んだのは国内ドローンメーカー「ACSL」で、19日の締結式には鷲谷聡之CEOらが出席し、協定書に署名しました。
今後、災害が起きた際に、ドローンを使って被災状況の把握や被災地への物資の運搬、行方不明者の捜索などを行うということです。
この日は物資輸送のデモンストレーションなどもあり、ドローンをオペレーターが操作して、ペットボトルや食料が入った箱を被災地に見立てた場所までスムーズに運んでいました。
また災害対策本部を立ち上げて、ドローンから送られてくる映像を見ながら指示を出す訓練などもありました。
メーカーによりますと、災害時には5キロ程度の物資を往復40キロ近く運べる大型のドローンの投入を想定していて、西条市の場合は香川県からの搬入になりそうだということです。
西条市危機管理課の玉井秀幸課長は「今、あらゆる場面でドローンが活用されており、有事、平時問わず、西条市にとって大いに役立つと思う」と期待を寄せていました。