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2024年09月25日(水 ) 18:24

「寒暖差疲労」防ぐコツ 医師に聞いた【愛媛】

県内では朝晩と日中の気温差が大きい日が続いています。
松山市で越智クリニックを営む越智邦明院長は「寒暖差が7℃以上になると人間の体はついていけなくなると言われています」と話します。
松山では16日から24日まで、1日の寒暖差が7℃以上となっていて、24日については10℃以上の差となっていました。
25日は曇り空が広がったことで6・3℃と縮まりましたが、26日以降、週末にかけて寒暖差が10℃以上となる日が続く見通しです。
越智院長は「気温差が大きいと自律神経が乱れて、寒暖差疲労が起こり、頭痛や肩こり、全身のだるさ、食欲不振などの症状が出てきます」と指摘します。
その上で「対策としてはなんといっても睡眠が大事です。
午前0時前には就寝して6、7時間の睡眠をとってもらいたいです」と話し、38℃ほどのぬるま湯に10分以上浸かる入浴が入眠に効果的だと話します。
このほか3食きちんと食事をとることや散歩などの軽い運動も生活リズムを整えるために重要だとしました。
そして今後は「秋を抜かして一気に冬を迎えるような急激な気温変化に注意が必要」だとして、「服装やひざ掛けなどで、柔軟に気温・室温の変化に対応することが大事」と話しました。