松山市は２６日、ＪＲ松山駅周辺の再開発にともなう施設整備について、文化活動やスポーツなど様々な用途で使える施設を目指すと発表しました。
松山市が取得する予定のＪＲ松山駅西側にあるおよそ０・９ヘクタールの土地。
市はこの土地の活用について、経済団体からスポーツやコンサートなどに使える５０００席程度のアリーナを、文化団体から芸術活動などに使える１００席程度のホールを、それぞれ要望されていました。
これに対し、２６日の会見で野志市長は「将来の需要を見据えたものにしたい。アリーナでクラシックのコンサートができないわけではないし、この両方を満たすことはできるのではないか」と話し、どちらの要望も満たす形での施設整備を目指すと明らかにしました。
今後は、市民や学識経験者、関係団体などによる協議会を立ち上げ、施設の機能や規模などを検討していくとしていますが、完成時期を含めた具体的なスケジュールについては明言を避けました。