松山の陸の玄関口が、およそ７０年ぶりに生まれ変わりました。
ＪＲ松山駅の新しい駅舎が２９日、開業しました。
ＪＲ松山駅の新しい駅舎は、２０１８年から進められてきた駅周辺の高架化にともなって建設が進められ、駅舎としては３代目となります。
記念式典では中村知事が「陸の玄関口にふさわしい空間として、松山の発展に結び付けてほしい」と期待を込めました。
このあと高架になったホームで出発式も行われ、駅長の合図で列車が出発すると、訪れた鉄道ファンなどから拍手が起きていました。
ＪＲ松山駅の野本明人駅長は「お客様の笑顔があふれる、そして便利で心温まる駅を目指していきたいと思っております」などと話していました。なお、旧駅舎の側にあるタクシーやバス乗り場の位置は、当面の間変わらないということです。