スポーツで優秀な成績を収めた人や団体、指導者などをたたえる表彰式が開かれました。

これは県スポーツ協会が毎年開いていて、２６日は大会で好成績を収めた選手や優秀な指導者など１５０ほどの個人と団体が表彰されました。

このうち、スポーツ選手の育成や発展のために活躍した人や団体に贈られる大亀スポーツ賞には、松山工業高校の柔道部などが選ばれました。

松山工業高校柔道部は柔道家の廣瀬悠さんと妻で同じく柔道家の順子さんに練習場所を提供し、去年夏に行われたパリパラリンピックで順子さんの金メダル獲得に貢献したことなどが評価されました。

【松山工業高校柔道部　亀田湊大主将】
「廣瀬さんたちと一緒に僕たちも練習しながら一緒に強くなれたのかなと思います。これからも練習に来ていただけたらうれしいなと思います」

県スポーツ協会は、スポーツの振興や普及のほか、県民の体力の向上とスポーツ精神の高揚を図ることを目的に設置されたアマチュアスポーツの統一組織で、去年１０月に１００周年の節目を迎えました。

協会では、これまでに２度の国体の誘致などや競技力の向上に努めていて、次の１００年を目指していきたいとしています。