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NEW 2025年12月07日(日 ) 16:11

西日本豪雨クラスにも対応 野村ダムの洪水調節機能強化へ堤体貫通式【愛媛】

西日本豪雨を受け改良事業が進む西予市の野村ダムで、新たな放流設備設置のための穴が貫通し、7日に現地で記念の式典がありました。

7日は関係者らが除幕して貫通を祝いました。

貫通したのは野村ダム本体の最上部から36メートルほど下の場所で、直径4・2メートルの放流管など新たな設備が設置され、事前放流なども含めて761万トンに増えたダムの洪水調節容量を有効に活用できるということです。

野村ダムの改良事業は2027年度中に完了し翌2028年度から運用開始の予定で、下流の河川の改修と合わせ、西日本豪雨クラスの大雨でも肱川の氾濫を防げるということです。