番組審議会

第64回 放送番組審議会議事録

1. 開催日時:平成13年6月25日(木) 午後4時
2. 課題番組:「せきらら白書」
          毎週水曜日 20時00分~20時54分(54分)放送
3. 記事の概要:
・取材テーマが幅広く、身近なものであり、質の高い娯楽番組になっている。

・ラジオや新聞では伝えられない、テレビの特性が生かされている。「白書」としての、徹底リサーチも興味あるデー夕が出されていてよい。

・タイトルの「せきらら」という通り、取材姿勢は、一般人のごく自然な状況をとらえており、家族で話をしながら見ることができる番組である。その意味で、今後のテーマ選択によっては、視聴率も上がる、成長が期待される番組だと思われる。

・今の若い女性は痩せすぎている人が多くて、貧血や加齢後の骨粗鬆症などにつながって健康を著しく損なう虞があるということについては、多くの人が認識するところとなっているが、もっと食べなさいといくら言われても、異性の視線が気になるということで、なかなか改善されない。そういうところでこのような具体的な実験から数値を抽出して示すということは、それなりに説得力もあり、また、この基準によると「太りすぎ」に悩む世の女性のかなりの部分は「デブ」ではないことになるようであるから、太りすぎコンプレックスの一掃のために役立つのではない。番組中に出てくる本当の「デブ」の女性については、「デブ」の良し悪し以前に、このような食生活、身体を放置しているとどうなるのかというところまで紹介しないと無責任だ。また、「ラーメン」の話も同様である。

・タイトルの通り赤裸々に、最後には具体的な数値を出して結論づけている。その数字には、真面目な数字とふざけた数字の両方があるが、その辺りも面白い。また、体重のサバ読みの数値も、女性心理の裡を垣間見せていて興味深いものがあった。意外な数値が出てくることがあり、興味深い。

・体重の話題では、「デブ」で悩んでいるということで登場してくる女性に、「デブ」というような人はいなかった。まあ、こういう明るいとは言いがたい世相なので、屈託なく笑い飛ばせる番組が良く、こういう他愛もない話題が受けるのかなというぐらいのことで、そんなしかめ面して見なければならない番組ではないかなと思った。

・他愛もなく面白いという話題は良いと思いますが、テーマとしてはどうか考えものであるものがある。例えば、女性が結婚前に何人の男性と付き合ったかなどというのは、テレビ番組で取り上げるような性質の事柄ではない。悪趣味というべきである。また、そういう話題に平気で出演している人にも不自然なものを感じる。「デブ」の話も、人は皆何らかの肉体的コンプレックスを抱いているものであって、話題としてはどうか。「デブ」についての価値観も、時代によって区々であって、何か最初から美醜と結び付けてしまうのは良くない。また、女性を取り上げるなら、男性も取り上げないと不公平だ。

・ユニクロを何着持っているかというのは面白い調査で、ユニクロを持っていないことが芸能人のステータスの証しなどというのも楽しくて面白い着想である。

・この「せきらら白書」のような、いろいろなデータを取って、それをいろいろな見方から分析・検討するというスタイルは、あって良いと思います。

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