番組審議会

第66回 放送番組審議会議事録

1. 開催日時:平成13年9月25日(火) 午後3時
2. 課題番組:「サンデープロジェクト」
          毎週日曜日 午前10時00分~11時45分(105分)放送
3. 記事の概要:
・一時間半以上にわたる番組に国務大臣を呼んで、司会者の後方に席を得て、僅かな一幕以外は背景に映して見せるだけというのは、出演者の扱い方として考えものである。

・今回のテロで、偶然に世界貿易センタービルが崩壊する現場に居合わせたスタッフがいると報じていたが、それならば、もっと独自の映像があっていいはずである。

・旅客機が突入する瞬間の映像を捉えたガンマ・プレスは何故それを撮れたのか。

・日曜日の午前中には、各社でニュースワイド番組が流れていて、どの番組もそれぞれ良いところがある。一番長い時間をかけてやっているのが、このサンデープロジェクトで、居ながらにして世界の政治・経済が分かるという点で一番いい番組だ。

・田原総一朗さんはちょっと発言がきつい。先日も何となく危ないなと思いながら見ておりましたら、案の定翌週にお断りが入った。「そこがいいところだ」という人も多いが、偉い人を引っ張り出して、その人に接する話し方が、すこしきつ過ぎて気の毒な気がするときがある。もう少し柔らかな物言いができないのか。

・番組内での発言がすぐにニュースになったりもする。抜群の存在感という点では文句なしである。

・見ていると田原総一朗さんのトークに惹きこまれて、自分まで興奮してしまうときがある。

・討論の部分については、映像の重要性が薄くなる部分があるので、新聞と似た部分がある。

・せっかくの日曜なのでゆっくり眠りたいということがあり、あの時間に起床するのは、なかなか難しい。加えて、あの番組のテンションにはなかなかついていけない。

・田原総一朗さんの話し方や進行の強引さみたいなところが気になったが、政治家相手にやるのだから、あれぐらいの突っ込みをしないと話は聞けないのかなとも思う。

・総合司会の島田紳介さんは、土曜日に日本テレビでやっている桂文珍さんのことを意識しているのかなと思うが、いまひとつ歯切れは悪いように思う。

・あれだけの面々を揃えるのだから、もっと長い時間をかけてもいい。

・危ない部分は確かにあるが、庶民としては、やはり本音の部分が知りたいわけで、ある程度の行き過ぎというところは、むしろ期待してしまう。当り障りのない情報ばかりというのでは存在価値自体がない。

・この番組は男性に好まれ、女性に好まれない傾向がある。番組の作りとして、討論を盛り上げておいて、結論は出さない。こういうやり方は女性には受けないと思う。

・専門家のきちんとした見解を聞けるというのは大きな魅力である。

・このタイプの番組は他局にもあるが、サンデープロジェクトを凌駕するものがない最大の理由は田原総一朗さんの存在である。

・コメンテーターの大半が慶応大学の教授というのはいただけない。もう少し学閥色のない構成にしたほうがよい。

・この番組は以前にも課題番組になったことがあって、その時には「朝からこんなに…」と申し上げた記憶があるが、今回久しぶりに見たら、別に何ともない。テンポも良くて歯切れもいい。

・田原総一朗さんがゲストを扱う扱い方については、確かに、田原総一朗さんの実力は凄いが、もう少し丁寧に扱ったらどうか。

・田原総一朗さんの切り口が辛口過ぎるとかいう意見もあるが、これはむしろもっと先鋭にやったほうがいい。中途半端ではなく色をはっきり出してもらったほうがいい。こういう番組は賛成派、反対派が分かれるのが当然だと思うし、ある程度の過激さのようなものがないと、見ようという気にならない。

・真中の席があって、その後ろにぐるりと待合室みたいに皆が並んでいるというスタジオの構造は良くない。自分の出番の時間より、後ろで待っている時間のほうが長いというのは、あれだけの歴々にとっては、いかにも気の毒であるし、やはり、一つのテーブルを囲んで意見を闘わせるというのが平等というか、本来のありかただ。

・田原総一朗さんは、よく勉強もしているし、見識もある人だが、ちょっと最近は、何か自分のことを偉いというようなことを言い出した。これは良くない。また、自分の意見を相手に言わせようとして露骨に誘導しようとしていたり、何か言わずもがなのお世辞みたいなことを言ったりすることが目につきだしたので、なにか少し堕落し始めたのではないかという気がする。本来の彼の良さをもっと出してほしいものだ。

・田原総一朗さんには、久米宏さんのような、ちょっとしたユーモアのセンスが欲しいというか、何か押しまくるという感じで余裕がないのも惜しまれる。

・良いゲストをたくさん呼んでいる。また、図表の類も分かりやすい。

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