大相撲三月場所で幕下優勝し、十両への昇進を決めた西予市出身の力士・風賢央の祝賀会が１７日夜、野村町でありました。

風賢央の十両昇進を祝う祝賀会は西予市相撲連盟が開いたもので、地元の相撲関係者らおよそ１００人が駆け付けました。

風賢央は「三月場所で幕下優勝することができました。優勝できたのも野村町の方々のご声援だと思っております。優勝して野村町の方々にたくさんの応援メッセージをいただいて、本当に野村町で相撲を続けてて良かったなと改めて思いました」と話しました。

このあと風賢央に西予市相撲連盟の井石泰義理事長から化粧まわしの目録が贈られました。

風賢央は西予市の野村高校相撲部出身で、２０２２年に大学卒業後、押尾川部屋に入門。２０２４年の三月場所で７戦全勝で幕下優勝し、次の五月場所で十両への昇進が決まりました。

野村中学校相撲部の生徒は「優勝目指して頑張ってほしいです」「横綱までいってほしいです」「風賢央さんの前に出る相撲を見習って、僕もどんどん前に出れるような相撲をとっていきたいです」などと話していました。

また西予市相撲連盟の兵頭竜会長は「風賢央の活躍が町民の、そして市民の元気に、笑顔に、将来につながっていくと思います」などと話しました。

そして風賢央は「五月場所は新十両として相撲を取りますが、緊張することなく、強い気持ちを持って十両優勝を目指して頑張ります」と抱負を話しました。

大相撲の十両の関取・風賢央として土俵にあがる五月場所は、５月１２日に初日を迎えます。