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2024年04月23日(火 ) 15:36

緊急事態に備えて 石鎚登山ロープウェイで救助訓練

西条市の石鎚登山ロープウェイで18日、緊急時に備えてゴンドラから乗客を救出する訓練がありました。
訓練は毎年、石鎚登山ロープウェイと西条市消防本部が実施していて、従業員ら25人が参加しました。
この日の訓練は、運転中のゴンドラが緊急停止した想定であり、従業員が備え付けの救助袋で乗客を脱出させたほか、消防隊員がケガ人を担架で救出する動きなどを確認しました。
石鎚登山ロープウェイの伊藤和豊社長は「いつどんなことが起きてもお客様を安全に運ぶ、安全に救出することを目的に、これからもこういった訓練を通じてお客様の安全に貢献していきたい」と話していました。2023年度の利用者は9万3000人余りと、コロナ禍以降、徐々に回復してきているということです。