ゴールデンウィーク最終日の６日、低気圧や前線の影響で県内は大気の状態が不安定になっています。
松山地方気象台は東予東部で「やまじ風」の吹くおそれがあると発表し、これを受けてＪＲ四国は予讃線で朝から計画運休を実施しました。
これにより松山と岡山を結ぶ「しおかぜ」など特急９便が運休したほか、普通列車でも伊予三島駅から新居浜駅の間で運休が発生しています。

【午前７時ごろに新居浜駅を訪れた利用客】
「新居浜－西条間が止まっていると今知ったので、どうしようかなと」
Ｑどこまで行くんですか？
「松山空港から山形まで」

なお、昼頃には運転が再開するということです。ただ、松山地方気象台によりますと６日は夜のはじめごろにかけて南寄りの風が強まるおそれがあるということです。
予想最大風速は東予の陸上で１２ｍなどとなっていて、強風や高波に注意が必要です。

また、気象庁によりますと伊方町瀬戸では午前５時３２分に２０メートルの最大風速を観測していてこれは日最大風速として全国で最も強いものとなっています。（午前１１時時点）

一方、雨ですが、南予では６日昼過ぎから夕方にかけて局地的に雷を伴い激しく降る見込みです。７日朝までの２４時間予想降水量は南予で１００ｍｍ、中予、東予で８０ｍｍとなっています。
先月１７日の地震で揺れの大きかった宇和島市や愛南町では、地震前と比べて少ない雨でも土砂災害が起こりやすくなっていますので十分ご注意下さい。