９日は松山でも最低気温が１０℃を下回るなど、寒い朝となりました。
季節が逆戻りしたような９日、松山市のうどん店はにぎわいました。
９日朝の愛媛県内は、この時期にしては強い寒気が上空に流れ込み、放射冷却の影響もあって気温が下がりました。
大三島で５・１℃と、３月下旬並みの冷え込みとなったほか、松山でも４月中旬並みの９・９℃となりました。
街ゆく人は「けさは寒かったです」「最近に比べたらちょっと厚い服を着たりしています」「この朝だけ耐えたら、いけるかなと思います」「もうちょっと上着羽織ったらいいかなと思いました」などと話していました。やはり９日は肌寒かったようで、松山市の人気うどん店「瓢月」は、店内で手打ちしたコシのある麺と、甘く優しい味わいの出汁が効いたあたたか～いうどんを求めて、多くの客でにぎわいました。
利用客は「きょうの朝寒かったので、あったかいものを食べに来ました」「体が温まる。最高やね」などと話します。さらには、アツアツのおでんを食べる人もいました。店によりますと、９日は温かいうどんの注文が全体の８割を占めたということです。
ちなみに９日の日中は日差しが届いたものの、最高気温も宇和島で２１．９℃、松山で２０．４℃など各地で平年を下回り、４月上旬から下旬並みの涼しい一日となりました。
ただこの寒気はあす１０日には抜ける見込みで、１０日の日中は気温も平年並みに戻って過ごしやすい陽気となりそうです。