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2024年10月23日(水 ) 17:09

お寿司からSDGsを学ぼう! 大手回転寿司チェーンが宇和島で出張授業【愛媛】

身近な「お寿司」を通してSDGsについて学んでもらおうと、大手回転寿司チェーンが23日、宇和島市の小学校で出張授業を開きました。
この出張授業は「くら寿司」が全国の小学校で行っていて、23日には宇和島市の畑地小学校と下灘小学校の児童およそ60人が参加しました。
「くら寿司」ではご当地の魚を地元の店舗で販売する「地魚地食」の取り組みを進めていて、宇和島の店舗では「みかん真鯛」や「みかんサーモン」を提供しているほか、持続可能な水産業の発展や食品ロスの削減などにも取り組んでいます。
児童らは「今の状態がこのままずっと続くと、未来には魚が載ってないお寿司になっちゃう可能性があるんです」などと説明をうけたほか「くら寿司」の取り組みについて学び、食品ロスを減らすためのゲームに挑戦するなど、楽しみながらSDGsについて考えていました。
参加した児童は「とっても楽しかったし、いろんなことを知ることができたから、買い物の時にも食品ロスなどについて考えていきたいと思いました」などと話していました。また、くら寿司広報部の簗瀬萌枝さんは「SDGsの問題というのは企業努力だけでは限界がありますので、将来を担っていく子どもたちにも、前向きに考えて解決に取り組んでいただければと思います」などと話していました。
宇和島市内の小学校を対象にした出張授業は、10月31日まで続く予定です。