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2024年12月09日(月 ) 13:48

目指せ!防災意識向上 子どもたちが気象の不思議を”たんけん”【愛媛】

防災意識の向上を目指して、子どもたちが楽しみながら気象と災害について学ぶイベントが8日、松山地方気象台でありました。
気象台を訪れたのは、防災への関心が高い小学5年生から高校生までの松山の子どもたちで作る「ジュニア防災リーダークラブ」のメンバーで、およそ30人が参加しました。
気象台では、地域防災官が地震や津波の起こるメカニズムなどを解説したほか、大雨などの注意報や警報などの気象情報についても説明し、安全なうちに早めの避難につなげることが大切だと話しました。
また、会場には気象現象を再現できる装置が登場。
雨粒の形を観察できる装置では、空気抵抗を再現するための風が下から吹きつけ、雨粒が楕円形になる様子に参加者からは「あんぱんみたい」などと歓声が上がりました。
また屋上では、空を見上げて雲を観察するイベントもあり、参加者は、雲の種類から天気を予想できることなどを学んでいました。
参加した防災士の資格を持つ中学生は「積乱雲がある時は大雨が降る危険性もあるので、雲を見ることって大事だなって思いました。高校に入ってもこの活動を続けて、私の知り合いとか周りの人たちの防災意識が向上するようなことをしていきたいと思いました」などと話していました。