2024年12月20日(金 ) 19:50
交際相手の自宅に拳銃を持ち込み「実弾」触らせる 県警の巡査長を懲戒処分【愛媛】
拳銃を交際相手の自宅に持ち込み実弾を触らせるなどしたとして県警は20代の男性巡査長を20日付で減給の懲戒処分としました。
県警監察官室によりますと20代の男性巡査長は3月、警察官として貸し与えられた実弾の入った拳銃1丁を職務に関係なく知人の自宅に持ちこんで宿泊し、暴発を防ぐために抜いた実弾をこの知人に触らせるなどして不適切に拳銃を扱ったということです。
関係者によりますと男性巡査長は当時内子町の駐在所に勤務していて、実弾を触らせたのは交際相手の女性でした。
県警は男性巡査長を減給10分の1・3カ月の懲戒処分とし、巡査長は依願退職しています。
銃刀法では、職務に使用しない拳銃は保管庫で適切に保管し、所持する際は適切に管理するよう定めていて、男性巡査長は20日付で銃刀法違反などの疑いで書類送検されています。
男性巡査長は聞き取りに対し「少しの間だしいいかと考えた」「弾は危険ではないだろうと思った」などと話したということです。
県警の小玉英次首席監察官は「市民の安全を守るために職務上貸与されている拳銃を不適正に取り扱った事案であり、重く受け止め厳正に処分した。今後、全職員に対してより一層、拳銃の取り扱いに関する指導教養を徹底し、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。
県警監察官室によりますと20代の男性巡査長は3月、警察官として貸し与えられた実弾の入った拳銃1丁を職務に関係なく知人の自宅に持ちこんで宿泊し、暴発を防ぐために抜いた実弾をこの知人に触らせるなどして不適切に拳銃を扱ったということです。
関係者によりますと男性巡査長は当時内子町の駐在所に勤務していて、実弾を触らせたのは交際相手の女性でした。
県警は男性巡査長を減給10分の1・3カ月の懲戒処分とし、巡査長は依願退職しています。
銃刀法では、職務に使用しない拳銃は保管庫で適切に保管し、所持する際は適切に管理するよう定めていて、男性巡査長は20日付で銃刀法違反などの疑いで書類送検されています。
男性巡査長は聞き取りに対し「少しの間だしいいかと考えた」「弾は危険ではないだろうと思った」などと話したということです。
県警の小玉英次首席監察官は「市民の安全を守るために職務上貸与されている拳銃を不適正に取り扱った事案であり、重く受け止め厳正に処分した。今後、全職員に対してより一層、拳銃の取り扱いに関する指導教養を徹底し、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。