早期実現を要望しました。

今治市の徳永繁樹市長は８日、中村知事を訪ね、老朽化が進む県立今治病院の建て替えについて、病院の早期移転を要望しました。

県は、経営悪化などで赤字予算が見込まれることから、病院の移転計画の見直しを進めていますが徳永市長は、「建設資材の高騰など、状況の変化は理解しているが、安定した救急体制などのため早期移転は必要」などとしています。

これに対し、中村知事は、「今後も知事会を通じて、国に適切な支援制度の整備を求めるとともに、適切な病床規模を探るなど地域との話し合いの中で解決の出口を探したい」などとしました。

【徳永市長】
「１日も早く移転整備をしてもらいたいという思いがありますし、市民の願いです」