アートを通じて地域の魅力を発信する「アートベンチャーエヒメフェス２０２５」が閉幕しました。
イベントは愛媛県と東京藝術大学が連携するアートプロジェクトの一環で、１０月１８日から始まりました。
えひめこどもの城やえひめ森林公園など「とべもり＋」をメインエリアに、砥部町や今治市など県内に４つのエリアを設け、アーティストの作品を常設展示したのをはじめパフォーマンスやワークショップなどを開催しました。
イベントは３日に最終日を迎え、えひめこどもの城では、中村知事や東京藝術大学の日比野克彦学長らが出席してクロージングイベントが開かれました。
日比野学長によるフラッグ制作のワークショップには、一般参加者のほか、中村知事も参加。
会場などに飾られていた旗をハサミで小さく切って白い大きな布に接着剤で貼り付け新たなフラッグが誕生しました。
続いて行われたトークセッションでは、中村知事が「著名な芸術家の知名度で人が集まる芸術祭とは違い新たな試みで、まさに狙い通りだった」などと準備期間を含めたこの１年間を振り返りました。
県は３年後に２回目を開催する方針を決めていて、県全域を巻き込むような息の長いイベントにしていきたいとしています。

（１１／４　１２：００　本文の一部を修正しました）