四国中央市に本社を置く大王製紙は、業務提携先のコンテナを活用して、新潟県まで製品を送る輸送テストを行いました。

大王製紙は５月、新潟県の製紙会社「北越コーポレーション」と業務提携を結んだことから、その一環として北越のコンテナを活用した商品輸送に取り組むことにしました。

製紙業界でも運転手不足や労働環境の改善といった「物流の２０２４年問題」への対応を迫られていて、今回のテスト輸送は、配送の効率化やコストの軽減に向けた取り組みとなります。

【大王製紙グローバルロジスティクス本部物流企画部　米谷泰一部長】
「異業種を含めた中で一緒に協業出来る先を検討、打ち合わせを進めていきたい」

大王製紙と北越コーポレーションは今回のテスト輸送で課題を洗い出し、１０月以降の定期輸送に繋げたいとしています。