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NEW 2024年09月09日(月 ) 13:26

9月9日は「救急の日」西条で高校生が応急手当の技能競う【愛媛】

9月9日は語呂合わせで「救急の日」です。
これにあわせ、西条市では8日、高校生が応急手当の技能を競う大会がありました。
西条市消防本部では毎年、9月の救急医療週間に合わせて応急手当の競技大会を開いていて、学校での突然死を防ぐため応急手当ができる人材を育てようと8日、初めて高校生を対象に行われました。
市内の高校5校から3人一組の8チームが参加し、まず愛媛大学医学部の桧垣高史教授らから、心臓マッサージや医療機器のAEDを使うなどし、蘇生率が高まるとされる5分以内の「適切な応急手当が必要」だと学びました。
このあと競技に入り、高校生たちは人形を使って心臓マッサージと人口呼吸、AEDを組み合わせて3段階の処置で競い合いました。
どのチームも夏休み中に講習を受け練習していて、声をかけあいながらその成果を発揮していました。
優勝した丹原高校チームの生徒は「これからは、もし人が倒れてしまったりしたら率先して自信を持って助けようと思います」などと話していました。西条市消防本部では今後も応急手当の普及、啓発に努めるとしています。