ＦＣ今治高校里山校は９月から、四国八十八ヶ所を巡るお遍路の体験授業を行っています。
愛媛県内を巡っていたグループがこのほど、最終目的地の寺に無事に到着しました。
次世代のリーダー育成を掲げるＦＣ今治高校里山校の「四国お遍路チャレンジウォーク」。グループに分かれて四国八十八ヶ所の札所を歩いて巡るこの野外体験授業は、自然の中で困難を乗り越え、生きる力を育むのが目的です。
このうち９人のグループは、初日の９月４日に今治市をスタートし、四国中央市までのおよそ１１６キロを歩きました。
生徒らは途中でリタイアしそうになりながらも、仲間と一緒に６日間かけて最後まで歩き通し、目標だった四国中央市の三角寺に無事到着しました。
生徒らは「体験を通して、みんなすごく成長したなと思っています。無事にここまでたどりつけたのですごくうれしいです」「みんなで乗り越えられてうれしいです」などと話す一方で「６日間歩きっぱなしだったので、めちゃくちゃ疲れました」「もう一回やれと言われたら、もういやです！もうやらないです」などと、笑いながら、ちょっぴり本音をのぞかせていました。ＦＣ今治高校里山校では、グループに分かれながら今後３年間かけて８８ヶ所をすべて回る予定で、現在は２グループに分かれて三角寺を出発した別の生徒らが、香川県内の札所を歩いて巡っているということです。