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NEW 2025年01月17日(金 ) 17:54

松山・石手寺でも追悼 阪神淡路大震災から30年【愛媛】

阪神淡路大震災から30年となった17日、松山市の石手寺で慰霊祭が執り行われました。
震災後に愛媛に移住した被災者のほか、東日本大震災の被災者らも参列し、犠牲者の冥福を祈りました。

【被災者支援などを続ける参列者】
「若い世代で、震災を知らない人たちの中でもボランティア活動をしてくださる方が増えてきたりしているので、そういう方々の道しるべになるような明かりを灯したいと思っています」

参列者の中には、宝塚市の消防署で当時、司令長を務めていた久下等さんの姿も。
久下さんは自宅で被災し、すぐに消防署に駆けつけましたが、管内でも多くの人たちが家屋の倒壊で亡くなったと話し、鎮魂の祈りを捧げました。

【久下等さん】
「防災というのは、やっぱり意識をもって日々生活をしていただかないと、助かる命も助からないような現状になるのでないかという気がします」