松山学院高校調理科３年の城戸大河さんがこの春、大相撲の玉ノ井部屋に入門することになり、１４日、これからの夢を語りました。
【城戸大河さん】
「迷ったんですけど、自分が相撲界に入ってどれだけ強くなれるかが気になったんで。目指すは横綱です」
１４日、玉ノ井親方とともに学校での会見に出席した城戸さん。
身長１７７センチ、体重１５０キロという恵まれた体格の持ち主ですが、これまで相撲経験はなく、高校ではラグビー部に所属。
中学時代に柔道で県大会を優勝したことなどもあり、玉ノ井親方が３年にわたってアプローチしてきたといいます。
【玉ノ井親方】
「愛くるしい笑顔でハキハキしていて、僕は『大河ちゃん』っていう呼び方が僕の中ではあっている。ちゃんこの味付けとか、そういうのもできますから、いろんな意味で勉強できる場所だと思うんで、きっといい力士になると思いますね」
明るい性格の持ち主で調理科に在籍していたこともあり、ちゃんこ番としても戦力になれると期待を寄せられていた城戸さん。
今月中に玉ノ井部屋に合流し、来月の新弟子検査を経て、５月場所に「序ノ口」でデビューする予定です。