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2025年04月14日(月 ) 17:59

「高く買い取ってもらうコツは?」制服リサイクル店は新年度始まっても大忙し【愛媛】

新年度がスタートして半月、着なくなったお子さんの制服をどうしよう、という方も多いのではないでしょうか?そんな時の強~い味方、制服のリサイクルショップはいまも大忙しのようです。松山市内の制服リサイクルショップ「さくらや」です。
【津村記者リポート】「こちら店内には制服や学用品がズラリと並んでいます」扱っているのは、松山や近郊にある幼稚園から高校までの制服や学用品およそ1000点。
このうち制服は、子どもの卒業や成長などで着なくなったものを、学習塾や信用金庫など松山市や東温市の数カ所に設置している回収BOXで回収し、洗濯や修繕をしたあと販売しています。
原材料費の高騰などの影響もあり、県内でも値上がりが続く新品の学生服ですが…。
【さくらや寺島涼子店長インタビュー】「だいたい定価の3分の1くらいの価格では購入できるかとは思います。高校生のブレザーとかだったら3万弱2万7000円~8000円するのですけど、状態がいいものでしたら8000円とか9000円くらいでは購入できると思います。これもそうですね3000円くらいで販売していますね」
需要のピークは先月の卒業式シーズン終わりから入学シーズンにかけて。
それでも、今も問い合わせが相次いでいるといいます。
【さくらや寺島涼子店長インタビュー】「自然の家とかの体操服とかの補充、あと修学旅行でのシャツとか、セーターとかベストは買っていない方もいらっしゃるので、合服になるときに探している方はいらっしゃいます」子育て家庭の味方、制服のリサイクル。
少しでも高く買い取ってもらうコツはあるのでしょうか。
【さくらや寺島涼子店長インタビュー】「探している人がやっぱり多いものは高く買取りはできるのですけど、今はやっぱり高校生のベストとかセーターとかは探している人は多いですね」このほか、▽学ランやズボンなどはテカリがなく▽袖がほつれていないもの▽シャツは首元の汚れがないものなどが、買い取る際のポイントになるそうです。
スカートやズボンなどは「春夏用」と「秋冬用」で2着購入する必要があったり、多様性やファッション性からセーターやベストの色の種類が増えていたりと、買い揃えなくてはならないアイテムが増える一方の学生服。
入学してから追加で購入する人もいるそうで…。
【さくらや寺島涼子店長インタビュー】「補充で新しいものを買うほどではないという時には、みなさんけっこうリユースは探されています。やっぱり制服って高いものなので、保護者の方は捨てるのがもったいない、3年しか着ていないので捨てるのがもったいないので、少しでも次の人に役立ててもらえたりとかするので、一番はやっぱり経済的な負担が軽くなるということですね。
それとゴミになるものがまた使えるので環境にも優しいというので、それがメリットだと思います」