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NEW 2025年05月04日(日 ) 15:32

今年は少し遅れて…四国中央市新宮町で一番茶の茶摘み【愛媛】

県内有数のお茶の産地・四国中央市の新宮町で、一番茶の摘み取りが始まっています。
山に囲まれた新宮町は、昼と夜の寒暖差を生かして昔からお茶の栽培が盛んで、脇製茶場の1・6ヘクタールの茶畑では4日朝も、10センチ前後に育った新芽の「一芯二葉」を専用の機械で刈り取ったり、手摘みしたりしていました。
去年の猛暑の影響で芽の数が少なく、刈り取りも1週間ほど遅れたということで、今年の収穫量は例年より1割程度減る見通しですが、芽が少ない分、栄養が集まり、うま味と香りは例年以上だということです。
脇製茶場の脇斗志也社長は「今年は本当に一つ一つの芽が充実しており、おいしいお茶が取れると思います」などと話していました。一番茶の収穫は5月いっぱい続きます。