ゴールデンウィーク最終日の６日、松山空港には朝から別れを惜しむ多くの人の姿がありました。
４カ月ぶりに静岡から帰省していた娘と孫を見送りに来た女性は「孫の喋り方が上手になったとか。びっくりする言葉がいっぱいありますよ。孫は唐揚げが大好きなので、また帰ってきたらつくろうと思います」と話します。次に孫と会えるのはお盆休みです。
単身赴任先の愛知から帰省していた男性は「家族と顔を合わせられてよかった」とＧＷを振り返ります。
記者から「息子さんの雰囲気変わりましたか？」とたずねられると「もう、偉そうになって困る、言うこときかないんで」と微笑み、ＧＷに撮った息子さんとの写真を見せてくれました。
そんなお茶目な父親を見送る息子さんは「大学受験のシーズンに入ってるので、僕も父と同じように受験の方も頑張っていきたいです」と、父の背中を追いかけます。
また、東京で１人暮らしを始めた大学１年生の女性は初めての帰省。家族の温かさに触れたと言います。
「お母さんが私が好きな抹茶のチーズケーキを焼いて待っててくれたので、食べたりみんなでバーベキューしました。１人暮らしはご飯つくるの大変だったり掃除もめんどくさくなったりするのでありがたみ感じてます」
少しずつ大人になっていく我が子に、見送りに来た母は「自立してがんばってもらいたいです」と、見守っていました。