NEW 2025年10月01日(水 ) 14:07
市長も「平和運行」を要請 新居浜太鼓祭り・今年は一部変更【愛媛】

10月開幕の新居浜太鼓祭りで、今年は「太鼓台のかきくらべ」や運行コースの一部が変更されることになった。
9月30日。新居浜市の古川拓哉市長はこう要請した。
【古川市長の要請】
「市民が望んでいない太鼓台同士の衝突や暴力行為が頻発し、残念な形で全国に伝わっています。未来に誇れる文化として継承するため、平和運行の徹底について要請させていただきます」
10月中旬から始まる新居浜太鼓祭り。市の推進委員会の総会での一幕だ。
市内8地区の太鼓台運営組織の代表者ら約30人が出席。
古川市長は「現状の祭りに強い危機感を感じている」と、市民の意見を代弁。
暴力行為の厳格な取り締まりと平和な祭りの実現を要請した。
また、各地区の運行計画などが全会一致で承認され、太鼓台のかきくらべ会場や運行コースの一部が変更されることになった。
新居浜太鼓祭りを巡っては、住友グループ4社が自社の工場前で例年実施されている太鼓台のかきくらべについて、暴力行為の発生などを理由に今年は取りやめるよう要望していて、行っている地区が受け入れた形となっている。
【川西地区太鼓台運営協議会・桧垣啓幸会長】
「いろいろなこと(対策など)を検討しながら、来年は工場前でのかきくらべができるようにしていきたい」
また総会では、少子高齢化などによるかき夫不足を背景に、祭りへの中学・高校生の参加を検討する委員会の設置も承認された。
9月30日。新居浜市の古川拓哉市長はこう要請した。
【古川市長の要請】
「市民が望んでいない太鼓台同士の衝突や暴力行為が頻発し、残念な形で全国に伝わっています。未来に誇れる文化として継承するため、平和運行の徹底について要請させていただきます」
10月中旬から始まる新居浜太鼓祭り。市の推進委員会の総会での一幕だ。
市内8地区の太鼓台運営組織の代表者ら約30人が出席。
古川市長は「現状の祭りに強い危機感を感じている」と、市民の意見を代弁。
暴力行為の厳格な取り締まりと平和な祭りの実現を要請した。
また、各地区の運行計画などが全会一致で承認され、太鼓台のかきくらべ会場や運行コースの一部が変更されることになった。
新居浜太鼓祭りを巡っては、住友グループ4社が自社の工場前で例年実施されている太鼓台のかきくらべについて、暴力行為の発生などを理由に今年は取りやめるよう要望していて、行っている地区が受け入れた形となっている。
【川西地区太鼓台運営協議会・桧垣啓幸会長】
「いろいろなこと(対策など)を検討しながら、来年は工場前でのかきくらべができるようにしていきたい」
また総会では、少子高齢化などによるかき夫不足を背景に、祭りへの中学・高校生の参加を検討する委員会の設置も承認された。