愛媛のニュース

NEW 2026年03月30日(月 ) 12:30

約7割が増額予定 2026年度の愛媛の賃金改定動向

本格的な賃上げの流れが4年目を迎えるなか、4月以降、愛媛県内では7割以上の企業が賃上げを予定していることが、シンクタンクの調査でわかりました。
これはいよぎん地域経済研究センターが発表した、2026年度の賃上げの見通しに関する調査でわかりました。
県内の民間企業267社から回答を得た結果、72.3%の企業が平均月給の増額を予定しているとしましたが、その割合は、前の年よりも5.4ポイント低くなりました。
賃上げ率を見ると、「3%台」と回答した企業が27.2%で最も多く、「1%未満」から「3%台」までを合わせた割合は68.2%と、今年度実績より7.4ポイント高くなりました。
賃上げの具体的な方法としては、約7割の企業が社会情勢などに基づいて行う「ベースアップ」を予定していて、その要因としては「物価高への対応」が最も多く、次いで「採用難や離職防止」となっています。
一方で、4年目を迎えた賃上げの負担度合いについては、9割近い企業が「負担を感じている」と回答し、▽「賃上げしても正社員を確保できない」▽「やや不足している」と答えた企業が合わせて約6割を占めました。
いよぎん地域経済研究センターでは、「賃上げの流れに対し多くの企業が負担を感じていて、今後は賃上げを人材確保に効果的に結び付けていくことがポイントになる」などと分析しています。