NEW 2026年05月25日(月 ) 21:25
「おしゃべりたくさんしましょう」 注文に時間がかかるカフェで流れた優しい時間【愛媛】
松山市内で23日、1日限定のカフェがオープンしました。訪れてみると、そこには優しい時間が流れていました。
松山市内に1日限定でオープンしたのは「注文に時間がかかるカフェ」。
その名前の理由は…。
【「注文に時間がかかるカフェ」発起人・奥村安莉沙さん】
「言葉がつまったり、繰り返したりする吃音のある人たちが、接客しやすいカフェをしております」
接客する店員に、言葉がスラスラと出てこないなどの吃音があるためです。
カフェの発起人、奥村安莉沙さんにも吃音があります。
【奥村さん】
「私自身も吃音がありまして、ずっと接客に挑戦したかったのですが、吃音があるとなかなかできないということに悩んでいて。なので、吃音があっても接客しやすいカフェをつくりたいなと思って始めました」
こうした思いから5年前から全国各地でカフェを開いていて、愛媛では2回目です。
この日、接客に挑戦したのは、いずれも愛媛県内出身の高校3年生の武智結莉さんと大学2年生の金子諒哉さん。
【2人の会話】
「知り合いとか誰か来たりする?」「友だちが来てくれます」
オープンに向けて準備を進める中…。
【奥村さん】
「(お客さんに)知っておいてほしいことがあれば、毎回説明するのが大変だと思うから、それを書いてもらっていいですか」
吃音の症状は人それぞれ。
お客さんとのコミュニケーションを円滑に行うため、あらかじめ理解してほしいことを書いてエプロンに貼ります。
【武智さん】
「『しゃべっているときに声がつまっていたら、言いたそうにしている言葉を予測して先に言ってくれたらうれしいです』と書きました」
いつも心の中で思っていたことを初めて文字にしました。
一方、金子さんが書いたのは…
<おしゃべりたくさんしましょう>
【金子さん】
「吃音当事者である僕らと喋った方が絶対よく理解してもらえるかなって思ってるので、そういう点もあり『たくさんしゃべりましょう』っていう意味合いで書きました」
実は、金子さんは2回目の参加。
対話することが自分自身を理解してもらう一歩だと感じていました。
リハーサルもして準備万端!さあ、オープンです。
積極的に動く金子さん。
一方、武智さんは、初めての接客でなかなか動くことができません。
それでも、勇気を出してお客さんと話してみると…
【お客さん】
「私も吃音なんですけど、ずっと言えなかったので」
お客さんにも吃音がありました。
【武智さん】
「吃音のことについて思ったこととか、困ったこととかあるんですか?」
【お客さん】
「一番しんどかったのは小学校とか中学校の絵本読みですかね。順番にまわってきて読まないかんのが、あれが一番苦痛でしたね」
【武智さん】
「わかります。私も高校で読むときがあるんですけど、その時に回ってくるたびに緊張して声がつまってしまったりすることが多いので」
「しゃべる」ことは緊張するときもあります。
それでも、この日は「しゃべる」ことが緊張を和らげてくれました。
2人は、笑顔で接客を終えました。
【金子さん】
「緊張感も特に感じず、すごく楽しく活動できているように感じます」
【武智さん】
「お客さんたちが優しく話しかけてくださって、すごく安心して取り組めました」
訪れた人たちはどう感じたのでしょうか。
【訪れた人】
「受け手がしっかり聞く体制をとれば全く一般のカフェと変わらない接客ができるなと思った」
【訪れた人(吃音のある人)】
「私だったら昔同じ(歳)ぐらいだったら、人前に出ていくのが無理だったので、すごいがんばってるなと思いました。また今からいろんな分野で自分のしてみたいことを諦めず一歩を踏み出していただけたらなと思います」
松山市内に1日限定でオープンしたのは「注文に時間がかかるカフェ」。
その名前の理由は…。
【「注文に時間がかかるカフェ」発起人・奥村安莉沙さん】
「言葉がつまったり、繰り返したりする吃音のある人たちが、接客しやすいカフェをしております」
接客する店員に、言葉がスラスラと出てこないなどの吃音があるためです。
カフェの発起人、奥村安莉沙さんにも吃音があります。
【奥村さん】
「私自身も吃音がありまして、ずっと接客に挑戦したかったのですが、吃音があるとなかなかできないということに悩んでいて。なので、吃音があっても接客しやすいカフェをつくりたいなと思って始めました」
こうした思いから5年前から全国各地でカフェを開いていて、愛媛では2回目です。
この日、接客に挑戦したのは、いずれも愛媛県内出身の高校3年生の武智結莉さんと大学2年生の金子諒哉さん。
【2人の会話】
「知り合いとか誰か来たりする?」「友だちが来てくれます」
オープンに向けて準備を進める中…。
【奥村さん】
「(お客さんに)知っておいてほしいことがあれば、毎回説明するのが大変だと思うから、それを書いてもらっていいですか」
吃音の症状は人それぞれ。
お客さんとのコミュニケーションを円滑に行うため、あらかじめ理解してほしいことを書いてエプロンに貼ります。
【武智さん】
「『しゃべっているときに声がつまっていたら、言いたそうにしている言葉を予測して先に言ってくれたらうれしいです』と書きました」
いつも心の中で思っていたことを初めて文字にしました。
一方、金子さんが書いたのは…
<おしゃべりたくさんしましょう>
【金子さん】
「吃音当事者である僕らと喋った方が絶対よく理解してもらえるかなって思ってるので、そういう点もあり『たくさんしゃべりましょう』っていう意味合いで書きました」
実は、金子さんは2回目の参加。
対話することが自分自身を理解してもらう一歩だと感じていました。
リハーサルもして準備万端!さあ、オープンです。
積極的に動く金子さん。
一方、武智さんは、初めての接客でなかなか動くことができません。
それでも、勇気を出してお客さんと話してみると…
【お客さん】
「私も吃音なんですけど、ずっと言えなかったので」
お客さんにも吃音がありました。
【武智さん】
「吃音のことについて思ったこととか、困ったこととかあるんですか?」
【お客さん】
「一番しんどかったのは小学校とか中学校の絵本読みですかね。順番にまわってきて読まないかんのが、あれが一番苦痛でしたね」
【武智さん】
「わかります。私も高校で読むときがあるんですけど、その時に回ってくるたびに緊張して声がつまってしまったりすることが多いので」
「しゃべる」ことは緊張するときもあります。
それでも、この日は「しゃべる」ことが緊張を和らげてくれました。
2人は、笑顔で接客を終えました。
【金子さん】
「緊張感も特に感じず、すごく楽しく活動できているように感じます」
【武智さん】
「お客さんたちが優しく話しかけてくださって、すごく安心して取り組めました」
訪れた人たちはどう感じたのでしょうか。
【訪れた人】
「受け手がしっかり聞く体制をとれば全く一般のカフェと変わらない接客ができるなと思った」
【訪れた人(吃音のある人)】
「私だったら昔同じ(歳)ぐらいだったら、人前に出ていくのが無理だったので、すごいがんばってるなと思いました。また今からいろんな分野で自分のしてみたいことを諦めず一歩を踏み出していただけたらなと思います」







