番組審議会

第68回 放送番組審議会議事録

1. 開催日時:平成13年11月26日(月) 午後3時
2. 課題番組:「発見!瀬戸内しあわせ探し旅」
          平成13年11月23日(金・祝日) 14時00分~15時25分(85分)放送
3. 記事の概要:
・タイトルから考えて、瀬戸内海の話ばかりではないかと思っていましたが、そういう訳でもなく、物語的なものもあって、全体としていい感じに仕上がっている。

・二手に分かれた一方は道を究めた人、もう一方は幸せな夫婦というという設定は面白い。

・内子町でお遍路さんに無償でうどんをふるまう話は、自分に置き換えてみたとき、自分にあれだけのことができるかどうかを考えると、並大抵のことではない。人に対する接し方、もてなし方の極意のようなものを、言葉ではなく、本当に実践しておられる姿を見せていただき、頭の下がる思いがいたした。

・「廃校を利用した塾」の話は、今の子供たちの心の痛み、荒みのようなもの、例えば不登校の子供たちをどう救っていけばいいのか、何か廃止された学校を利用して、子供達を癒すようなことができないものかと考えていたが、既にそれを実行している方を見て感心し、多いに示唆を受けた。

・「道を究める」というのは、やはり難しいことだと感じさせられた。

・「日本一変な楽器」のところで、竹輪や蓮根を楽器にする人が登場していたが、不潔であるので「真似をしないように」といったスーパーを入れてほしい。

・全体としては、ほのぼのした感じで良い番組だ。今後もこういう話題を掘り起こしていって欲しい。

・こういう類の番組は「批評」をせよといわれても、批評のしようがない番組だが、敢えて批評のような意見を述べるとしたら、ほのぼのした感じの良い番組というあたりになる。

・関西弁が隠し味のようになっていて、番組を支えている。

・タイトルを見て、「ああ、例によって女子アナ、露天風呂、グルメの話か」と思っていたが、そうではなく、また、どの登場人物もそれぞれ面白かった。

・番組として成功していると思うが、それは話題の切り口の良さに因るところが大である。

・レポーターの漫才コンビが、どちらもまだ発展途上のコンビで、出てくるギャグが「寒く」なるものが多く、何か見ている方が恥ずかしくなる感じがした。しかし、二組とも将来に繋がる良い経験をした。

・笑福亭仁鶴さんは、要所で出てきて番組を引き締めていて、流石という感じがした。

・一言で言えば、楽しくて良い番組だ。瀬戸内4局で共同制作するのにうってつけの番組構成である。趣味の話題があり、グルメあり、観光ありという具合に様々な要素がちりばめられていた。

・地図のスーパーが適所に出てきて親切だ。

・レポーターの漫才コンビ2組は楽しかったと思うが、COWCOWの方は未だしという感じがした。

・タイトルを見た段階で全く期待はしていなかったが、実際に見てみると、意外な展開をしていて、放送時間中楽しくて、飽きさせない番組だった。

・ラ・テ欄のタイトルが悪い。もう少し、視聴者の心を引きつけるタイトルにすべきだった。

・笑福亭仁鶴さんの芸はやはり凄いと思いました。淡々とした語り口の中で、面白さが伝わってくる。一般に芸人さん達には「旬」のようなものがあって、だんだん受けが取れなくなっていくものだが、古くから活躍しておられた方なのに、いまでも同じ味をもっておられて、しかも、同じ様に面白い。また、落し方も巧みだ。笑福亭仁鶴さんの起用というのは、この番組を成功に導いた大きな要因になっている。

・好き嫌いの問題もあるが、夫婦漫才の尾崎小百合さんのコメントの鋭さも活きていた。彼女はあのトークを自分で計算してやっているように聞こえるが、果たしてそうだすると、彼女はおそろしく頭がいいのだと思う。

・COWCOWは、トークも粗くて、まだまだという感じであっが、能舞台での漫才のところだけでなく、全体として彼らには良い経験になる番組だった。

・一言でまとめるとタイトル以外は良い番組ということになる。

・放送時間の設定については、休日の午後に80分間テレビの前に視聴者を座らせるというのは、なかなか難しいのではないか。あれだけ充実した番組であれば、数回に分けて放送するという方法もあったのではないか。

・旅ものの番組は他系列でも沢山あるが、今までにはないような面白さがあった。

・吉本興業側の配慮なのかも知れないが、起用されている漫才コンビは、番組の内容によくマッチしている。もし、これがいつものように女性アナウンサーがレポートする形になっていたら、番組の印象は全く違ったものになっていた。

・「廃校」のところでは、犬が出てきて面白いというように、所々に小さい面白さがあって飽きさせない。

・驚くべきは、登場人物のユニークさ、多様さで、よくあれだけの人を集めたものだ。

・まさに、人生いろいろ、人もさまざまということを、改めて感じた。

・内子町の「うどん」の話は、関係者の間ではそれなりに有名なことのようで、昔から、あそこで雨宿りをしたり、食事をいただいたりという体験談がある。この御夫婦の「自分達の人生は恵まれていて、何もいうことはない。5点満点です」という言葉は圧巻で、締めくくりの言葉として、これに優るものはない。

・テンポがよくて、二手に分かれたレポーターの様子を上手に切り替えており、視聴者に飽きさせない造りになっている。

・番組の進行については、冒頭部分が弛んでいて、冒頭の部分だけを見てチャンネルを変えてしまった視聴者も多いのではないか。冒頭部分を丁寧に作らないと、視聴者を捉えられないのではないか。

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