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2024年04月26日(金 ) 18:49

マダニに注意!今年初のSFTS患者確認【愛媛】

県は26日、県内で今年初めての重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の患者を確認したと発表しました。
SFTSは病原体を保有するマダニに咬まれることで起こる感染症で、発熱や嘔吐、下痢、腹痛などの症状があらわれるとされています。
患者は中予保健所管内に住む10代の女性で、県内では2013年3月の届出開始以降、43例目の確認だということです。
県によりますと、春から秋にかけてはマダニの活動が活発になることから患者が増加傾向にあり、県内では去年1人の死者が出ています。
マダニは民家の裏山や裏庭、畑などにも生息しているということで、キャンプやハイキング、農作業や草刈り、山菜採りや狩猟などを行う場合は、防虫スプレーを活用し肌の露出の少ない服装で活動するなど、予防策を徹底してほしいとしています。